(あの生霊は、やっぱり、あの人なのかな…。)

「しんじゅ…」

唇に触れるふわりとした感覚。

ベッドに横たわっていた私が目を開くと、空中に蒸気の塊のようなものが浮いていました。
とっさに、リバルを張ります。

「しんじゅ…好き…。」

私「あなたは、誰なの?名前を教えて。」

「僕は……。
 …僕の事を思い出して…。
 君を愛しているんだ。」

リバルを張っていても、相手の好意が伝わってきて、胸がキューンと苦しくなります。
しらず、リバルを解いてしまいます。

相手は私の顔の左右に、手をついているようで、ぎしりと小さな音を立てて、ベッドがへこみます。
そのままキスをされます。

私「ダメ、やめて。」

「…こんなこと、しちゃいけないけど…。
 君が好きなんだ。」

私「いったい、あなたは何者なの?」

「…僕を受け入れて…。」

両腕をつかまれて、万歳の格好になり、膝を割られます。

私「ダメ。お願い、きちんと説明して。怖い。」

「…僕のものだ…。」

背中が浮き、体が振動しています。
ベッドがきしんでいます。

私「怖い…。やめて。う。…気持ちいい…。」

「君はいつも……マの上に……の……タをふる…の勇姿…。
 皆、君が好きで…憧れ……勇気づけられ……。
 …はいつも、君の…で、見ていた……。」

(こんなこと、しちゃいけないのに…。
 気持ちいい…。拒めない…。
 愛されているという実感…。)

私の顔に、目に見えない、ポタポタとあたたかい液体が落ちてくる感覚と。
私自身、涙を流しながら相手を受け入れている事態に。
頭が混乱しながらも、相手が愛おしくなって、仕方がありませんでした。

10分ほどたつと、相手の気配が消えて。
私は一人、ベッドの上で自分を抱きしめて、呆然としていました。

(波動が、天使じゃない。
 かすかに黒髪が見えたけど、ユアンさんでもない。
 いつも同じ相手だ。
 なぜ、彼だけ、ラファエルのガードを潜り抜けられるの?
 もしや…。)

私は混乱した頭を抱えたまま、すがるような気持ちでパソコンを開きます。
すると、ブログの最古参のコメントの常連さんから、個人のメアドあてにメッセージが届いていました。
私はブログを始めた当初、あまり仕組みが分かっていなくて、初期に寄せてくれたコメントに対して、うっかり個人のメアドをつけてしまっていたのでした。

そのうちの一人からのメッセージでした。
内容は、セクハラ騒動でコメントを書き込んだ人物は、あなたに本気のようだから、彼にあなたのメアドを教えてもいいか?
そうして、メッセージのやり取りをして、人となりが分かったら、お付き合いを考えてみてもいいんじゃないでしょうか、というものでした。

(あ!これで個人的にやり取りができる。)

私は、連絡お願いしますと返事をして、直接彼とメッセージのやり取りをし始めました。

相手に私は

 『今は会えないけれど、私はミカエルとラファエルを愛していて。
  その上ルシフェルと関係しています。それでもいいですか?』と伝えました。

そうして、お互いの気持ちを確認しあって。
私たちはお付き合いをすることに決めました。

そうして、仕事が終わると、毎日ブログとミクシィをアップし続けます。

幾日か過ぎると、体が疼いてきます。

(く…。最近生霊騒ぎで、忘れていたけど。
 そろそろ、体が限界になってきた。
 でも、彼とお付き合いをすると決めたんだから。
 ルシフェルとは決別しなければ…。)


そうして、私は漆黒のロングヘアーに漆黒の六枚羽の堕天使の意識体で、アンダーグラウンドへと降り立ちます。
漆黒の夜空を滑空して、魔王が棲む宮殿の奥深くに、一瞬で瞬間移動し、ルシフェルのそばに出現します。

私「ルシフェル、話がある…あ。」

私が床に着地するやいなや、ルシフェルは私の腕をつかみ、ベッドに引きずり込んで、服を引き裂きました。

私「ルシフェル、乱暴はやめて!」

ル「許さない!この私を1週間も待たせて!
  お前を人間の男に渡すものか!」

私「やめて!あ…。」

ル「お前は私のモノだ!緑の姫君。」

そうして、彼に乱暴に抱かれてしまいますが。

体が離れて、シーツをつかんで、体をずらそうとすると、すぐさま覆いかぶさってきます。

私「お願い。もう、ここには来ない。私をあきらめて!」

ル「許さないと言ったハズだ!お前は私のモノ。
  どう扱おうと、私の自由だ!」

私「やめて、離して!落ち着いて、お願い。」

ル「私のモノだ、緑の姫君!」

そして、同じ事の繰り返し。
いったん、体が離れて逃げ出そうとすると、すぐさまつかまり彼に抱かれ続けます。

私「はぁはぁ。私は、モノじゃない。あなたの自由にはならない。」

ル「これだけ抱かれても、そう言えるのか?
  お前は珍しがられているだけだと分からないのか?」

私「そんなことない、私を好いてくれている。」

ル「天使ならともかく、悪魔と交わった女だぞ?
  呼び出されて笑い者にされるのがオチだ。」

私「信じている。彼はそんな人じゃない。」

ル「今更お前が人間の男に満足できるとでも?」

私「そんなことない!」

ル「愚かだ、緑の姫君。私の腕の中で狂っているくせに。
  お前を離すものか!」

彼に抱かれ、逃げ出してはつかまり、また抱かれ続けます。


私「はぁはぁ…、お願い、ルシフェル、もう、もうやめて。
  もう、十回以上している…。
  頭が、体が持たない。
  正気が保てない…。

  せめて、せめて、水を飲ませて…。」

ルシフェルは目を爛々と輝かせながらも、身を引き、私はすがりつくように、サイドテーブルへと向かい。
そこに置いてあった水を、のどを鳴らしながら飲み干します。

グラスをテーブルに置くや、いなや、腕をつかまれて、ベッドに引き戻されます。

私「ルシフェル、お願い、もうやめて。
  これ以上は無理…。」

ル「いいや、緑の姫君。お前は私のモノだ。」

私「私は、彼と…。」

ル「愚かだ、緑の姫君。
  なぜ会った事もない人間の事を信じられる?

  お前を救ってくれた人間は今までいなかっただろう?
  しょせん、お前は堕天使だ。
  私の側にいろ。」

私「それでも!私は一目、彼に会いたい。
  遊ばれてもいい!会って、気持ちを伝えたい。」

ル「お前を本気で愛する者などいやしない。
  実の父親でさえ、お前を人間として扱っていなかったではないか。」

私「彼とお父さんとでは違う!」

ル「だから愚かだと言うのだ、緑の姫君。
  人間は心変わりする。その男が父親と違うとなぜ断言できる?
  私の側にいろ。」

私「それでも、今の気持ちは真実だ!
  もし、彼が不実な人間なら、それを見抜けなかった私の責任だ!」

ル「だからお前は周りの者にいいように利用される。
  お前を病気に追いやった男は、周りにとがめられる事なくぬくぬくと退職金を手にしていたぞ。
    
  お前に犯罪を強要しておいてだ。
  それを拒んだお前を、あの男は毎日責め立てた。
  お前に非がないにも関わらずだ。
   
  そして、誰もお前を助けなかった。
  お前は組織に切り捨てられたのさ。
  その上お前は、生殖能力を失った。

  人間に必要とされていない、可哀そうなお前を私が引き取ってやる。
  お前は愚かだが美しい。
  私の側にいろ、アズラフィール(告死天使)。」

私「でも!病気になったおかげで、ヘミシンクを知って。
  ユアンさんと出会って、ミカエルと愛し合えた。

  後悔はしていない!彼に感謝したいくらいだ!

  それに、あの人もお母さんが認知症で苦しんでいたんだ。
  ひどいことをされてたけど、きっと悪い人じゃない。」

ル「お前はいつもそうだ。甘い。
  子供のころから、誰もお前を助けなかった。
  見て見ぬふりだ。
  なぜ、他人に善意があると思うのだ。」

私「信じている!本当に悪い人はいないと!」

ル「善意の塊のようなお前の母親はそれでどうした?
  早死にしたぞ?」

私「お母さんは、お父さんを許していた!
  子供の私には分からなかったけど、それでも夫婦だったんだ!」

ル「だから愚かだというのだ。
  お前を愛していると言っていたミカエルはどうした?
  ラファエルもどこに行った?
  お前は何も知らされていない。
  ただ、泣き暮らすだけ。
  私の側にいろ。」

私「分からないけど!きっと何か事情があったんだ!
  信じている!ミカエルもラファエルも私を愛していると!」

ル「あいつらが、お前を見捨てたとは考えないのか?
  そして、お前の知覚を私が奪っているとは?」

私「嘘だ!ルシフェルは優しい人だ!」

ル「なぜ、そう言い切れる。
  お前を監禁し、さんざん弄んだぞ。」

私「本当に悪い人なら、私を逃がしたりしない。
  本当に私が欲しいなら、意識体をこちらに監禁すればいい。

  ローカル1で、人間の生活ができる程度の意識体だけ戻せばいいだけだ。
  ハデスがペルセフォネにしたように。
  彼女が彼の愛を受け入れたからよかったようなものの、それが愛ゆえの行為であったとしても、彼女の自尊心はズタズタだ。
  そんなことをされたら、ローカル1での感情が死んでしまう。
  まともに人と関われない。

  それをあなたは私にしなかった!
  私に自由を与えている。」

ル「お前は愚かだといったはずだ。
  そこまでのことをする必要がなかっただけ。」

私「嘘だ!ルシフェルは淋しいだけなんだ!」

ル「…私の妻になれ!緑の姫君。」

私「ルシフェル、それは…。」

ルシフェルががむしゃらに私を抱きます。
私には、彼が泣いているように感じました。

ル「ハァハァ。愛している、緑の姫君。
  私の妻になれ…。」

私「ハァハァ。ルシフェル…。
  ルシフェル、本当は、貴方が好き。
  でも、妻になるのは、諦めて…。お願い…。」

ル「離さない…緑の姫君。人間になどにお前をやれない。
  今さら、お前が人間の男と幸せになれるとでも思っているのか?
  私の妻になるんだ…。」

私「………。
  分かった。
  ルシフェル、私はあなたのお嫁さんになります。
  あなたを愛している…。
  愛してるわ、ルシフェル。」

私は彼の孤独に胸を打たれ、彼の事も愛していて。
もう、人間の彼の事が好きでも、ミカエルやラファエルだけでなく、さらにルシフェルを愛そうと思いました。

そうして、私が泣きながら、ギュウッと彼の背中を強く抱きしめると。

その瞬間、私の胸からまばゆい薄緑色の光がほとばしります。

私「え…?」

その一瞬後、私の体がメタモルフォースして。

ゆるくウェーブした豪華な金髪に、金色とも、紫色ともつかぬ光の揺らめきを宿した瞳の。
白い古代ギリシャの女神風の衣装を身にまとった、背中に純白の6枚羽の天使の姿へとかわり。

私から身を起こしたルシフェルはいつの間にか、漆黒のローブを身にまとい。
白銀とも、銀髪ともつかぬ超ロングストレートの髪に、水色の瞳をしており。

背後から神々しい水色のオーラを輝かせて、穏やかに微笑んでいました。
その気配は深い尊厳を湛えて、兄とも父ともつかぬ親近感と、教師のような穏やかな威厳を感じさせ。

彼は端正な笑顔で、穏やかに私にこう言いました。


ル「おめでとう。第2ステージクリアだ。
  お前は、『愛に制限がない』ということを学んだ。」

彼の放つオーラに目を細めながら、私が震えて上体を起こすと、彼は手を引いてくれました。


私「…やっぱり、やっぱり演技だったのね!
  私に乱暴を働いたのも、ジャンヌの記憶が蘇った時に、私が正気を保てるように…。」

ル「…もう、お前の体はここにこなくても大丈夫だ。」

涙を流す私の頬にルシフェルは穏やかに微笑みながらそっと手をそえて撫でてくれます。

私達は立ち上がってお互いを見つめあいます。

私の体の周りには無数の金色の粒子が飛び交っていて、キラキラと輝いていました。


ル「お前は私の希望。 
  私の夢。
  さあ、はばたいて行け、愛する者の所に。」

ルシフェルは両手で私の体をつかんだと思うと、そのまま力強く空中に押し上げました。

私は背中の六枚の純白の翼を使って、そのまま空中にはばたきます。


私「ありがとう…。ルシフェルさん、ありがとう!」


私は胸がいっぱいになり、涙を流しながら、彼を振り返ると、ゆっくりと片手を振ってくれています。

私の体を取り巻く金色の粒子が暗闇にキラキラと光って見えて。

水色の光を放つ、彼の姿が徐々に小さくなるのを何度も何度も確かめながら、私はローカル1へと帰還しました。


これが、ルシフェルさんの姿をくっきりと見れた最後のシーンでした。
















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大阪講演から帰ってきた私のパソコンには、ガイド拝見の結果と、マイミク申請と、前回の記事にしたようなコメントが入ってきて、私は興奮し、そして少し疲れていました。

その翌日、仕事に行きます。
昼休みに、意識を原発に向かわせて、エネルギーを送るようにして。
残業後、帰宅すると今度は被災地の人のレトリーバルに向かいます。
しかし、一人、二人F27に送り届けると、体が消耗してしまい、ぐったりと疲れてしまいます。

(はぁ。体力が続かない…。
 そうだ、ともかくブログをアップしよう。
 せっかく大阪まで講演会を聞きにいったんだから、その模様をアップしてみよう。
 黒斎さんの、結構長い話だから、ちょっとはしょるか…。

 アレ?みんなから励ましのコメントが入ってる。
 しかも、いっぷくさんまで…。
 いつも表に出ずに助けてくれていたのに、コメント出してくれてる…。
 なんか…感動した…。グシ。

 うん、がんばろう!
 落ち込んでちゃ、ダメだよね。)

そうして、ブログをアップします。
次はミクシィの日記ですが…。
 
(あぁ、ミクシィの日記もどうするかな…。
 私は基本ブログと内容がかぶらないようにしています。)
 こっちは、ちょっと、手抜きして、簡単に…。
 いずれブログにアップするつもりだから、記録程度でいいか…。)

そうして、一日を終え、翌日も同じような生活を送ります。
帰宅すると、被災地へレトリーバルに向かい、そしてミクシィの日記を書きます。

(体がだるい…。
 もう、ミクシィは懇親会の模様を面白おかしく書いちゃおう。
 飲み会ではムンクさん達の発言に思わず固まったけど。
 思い返してみると、ネタ的に面白いよね…。
 まぁ、ネタだと分かるだろう…。)

この甘い判断が波乱を呼ぶとも知らず、私はなんのフォローも入れないで、ムンクさんとのやりとりで、面白いと思った所をピックアップして記事にしてしまいます。

(よし、ミクシィの日記読んだ人、きっとウケるぞ!
 
 それにしても、レトリーバル、今日は一人だけだったしな…。
 これじゃ、どれだけ時間がかかるのか…。
 いやいやいや、諦めないぞ。こら。

 それに、家に帰ってから、結局ガイドに会えてない。
 やっぱり、セミナーに参加してこその効果だったのかな…。
 これってガイドに会えないって人は、セミナーに参加するといいって事じゃない?
 これはいい経験したな。うん。

 しかし、体が重い…。
 レトリーバルの負荷がかかっているのか…。
 レトリーバルの方法に問題があるのかな。なにせ自己流だし。
 普通、ガイドと一緒にやるもんだからな。
 私の場合、ガイドより力が強いから、いてもいなくても変わらない気もするけど。
 これは一度きちんとセミナーを受講した方がいいかも。)

そんな事を考えながらお茶を飲み、今度はFC2ブログの画面を開きます。
前日の記事のコメント欄を読んでいて、ドキッとする内容のコメントがありました。

それは、私のブログの常連さんからのコメントで、まだヘミシンクを始めてそれほど間もない方で。
ヘミシンク体験をまだしたことがない方だったのですが、日曜の朝に素晴らしい体験をした、という内容でした。

この人が、実は私が自分の元に訪れていた人物ではないかと考えていた人で。
ちょうど、日曜の朝、大阪のホテルから意識を飛ばしていた私にとって、これが確かなシンクロのように思えてドキッとしたのです。

(これって、やっぱり、この人ってことで、間違いないのかな…?
 それとも、これじゃ、何とも言えないかも…。
 あぁ、どうしよう、彼と連絡を取ってみたいけど、どうやって取ればいいのかわからないし…。
 とにかく、様子を見よう。)

そうして、たくさん寄せられているコメント返しをして、この日のブログをアップしようとします。

(今日のブログも黒斎さんのトーク。
 これ、ヘミシンクブログなのに、黒斎さんの記事が続くのってちょっと微妙かもだけど。
 『目覚めの体験』って、ヘミシンクとあい通ずるところがあると思うんだよね。
 黒斎さんも夢駆さんの影響か、ヘミシンクやっているって言ってたし。

 今日は黒斎さんと夢駆さんとのやりとりを口語体の感じで記事にしてみよう…。
 その方が臨場感あるかな。

 さて、どこまで思い出せるか…。
 メモぐらい取っておけばよかったな…。

 ん?するする思い出せる。これは助かるな。
 講演会に参加したくても、できない人が喜ぶだろうしね。

 ん…まずい、相当眠くなって来た…。
 
 むにゃぁ、眠い…。今日はここまで。)

ブログを終えて、パソコンのフタをカチャリと閉じます。

そして、翌日も同じような一日を過ごします。

帰宅して、パソコンを開き、ミクシィを見に行くと、なにやらメッセージが多く、コメント欄も不自然な印象があります。

(ん…?これって…。いったん書き込まれたコメントが削除されている?
 何があったの?え?それも一人じゃないみたいだし…。)

胸騒ぎを覚えながらメッセージを開くと、私が読む事ができていないコメントの概要が、マイミクさん達から教えられることになりました。

それは、懇親会の模様を読んだ、読者の方が、私がひどいセクハラを受けたと思い、ミクシィや相手のブログにひどい書き込みをしたので、それをいさめておいたよ。
彼も落ち着いて、自分からコメントを削除したみたいだし、もう大丈夫。
これからは気を付けてね、というものでした。 
 
(そんな事になっていたとは…!
 しまった、フォローがなさ過ぎたか!
 うかつだった、黒斎さんや、夢駆さんに迷惑をかけてしまって、申し訳ない…。
 読者の人も、私の身になって考えてくれてそんな事をしたんだと思うと、ありがたいし。
 あぁ、でも夢駆さんには謝っておかなくちゃ。
 それにしても、この読者さん、こんな事しちゃって、私の事好きなんだな~。)

焦りつつも、顔が熱くなります。
この読者さんが、私がもしかして私の元に来ていた人かな?と思っていた人でしたから…。
度重なる出来事に胸がドキドキしてきます。

なんとか、収拾をつけて、一息つきます。
こんな事は初めてで、かなり精神を消耗した感じです。

(今日は、ミクシィお休みしよう。ふぅ。
 とにかく、ブログをアップして、続きを書こう。
 早くしないと忘れちゃいそうだし。 
 お、面白いほど記憶が蘇るな…。

 子供が小さくて講演会に行けないって人もいるし、自宅にいながら黒斎さんの講演会に参加した気分になってもらえて、よかった、よかった…。
 地方の人とかだと、なかなか出てこれないもんね。
 喜んでもらえて、良かった…。
 
 あ…、ダメ、もう眠くなってきた…。
 続きは明日…。)









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自分のブログを覗くと、ちょっとショックなコメントが入っていました。
それは初めて見るHNの方からのもので、
『現実に生かしてこそのヘミシンクでしょうに。
 妄想を書いていないで、生身の男性とお付き合いした方があなたの為ですよ。』
といった、内容のものでした。

(ぐ…。あまりにもっともな意見だけれど。
 夜明け前1だけ読んだら、そりゃ、そう思うよな…。

 このブログ、天使とのあれこれを書きはじめたら、読者が離れるとは思っていたんだけど。
 本当は、ここでブログをやめるか、そこらへんはぼかして書くかするか悩んだんだけど。
 ちょうど、震災が起きて…。

 自分でも、びっくりするぐらいの勢いでフォーカス100に辿り着いたものだから…。
 これを読んだ人が、もしかしたら、勇気づけられるかもって思って。
 本当は、すごく恥ずかしかったんだけど。

 信じてもらえないかもしれないけれど、それならそれで、フィクションとして楽しんでもらえたら。
 心細い思いをしている人や、現実がつらくてしょうがない人に、ブログを読んでいるひと時、それを忘れて。
 ドキドキ、ワクワクしてもらえたら。
 震災でどんなに現実がつらくても、ちょっと違う世界を味わったら、煮詰まった気持ちがほぐれるんじゃないかなって思って、記事にしていたんだ…。

 でも、突然、こんなエロい話から入った人には、理解できないよね。
 それは心配していたんだけど。
 
 『初めて読む人に』ってページがあれば、いいなぁって思っていたけど。
 自分自身、もう、ひたすら自分の体験談を書いているだけだから、何が言いたいのか分からなくなっているし。

 いきなり、『自分レトリーバル』を読んでって勧めても、重すぎてヘミシンクまで敬遠されてしまいかねないし。
 『少女時代』も最初は重いしな~。面白い話もあるけど。
 『ある愛の物語』も、やっぱ、突飛すぎるか…。
 できれば、『少女時代』→『自分レトリーバル』→『ある愛の物語』の順に読んでもらえば、このブログの世界観が分かってもらえるとは思うけれど。

 記事量が膨大だから、活字好きでないと、なかなか手が出ないよね~。
 だいたい、このブログが気に入らないなら、さっさと閉じて、読まなきゃいいだけだし。

 わざわざ忠告してくるなんて、この人、きっと真面目な人なんだろうな。
 そんで、きっと、夕べの懇親会で一緒だった人の誰かなんだろう…。
 ガクッ…。
 下手すりゃ、私を紹介してくれたムンクさんの評判まで落としかねない…。

 仕方ない、万人にウケるのは土台、無理な話だし。
 読み手がどのように受け取ろうとも、それはその人の自由だしね。
 もう、この人、読みに来ることもないだろうけれど、弁明はしておくか…。
 律儀にコメントを残してくれたんだ、この人なりの誠意に応えたい。)

そうして、コメント返しをしつつ、ブログには講演会のレポート記事をアップし。
ミクシィには、簡単な懇親会のレポートをアップします。

そうして、フォーカス21、フリーフローを聴いて、バロンの元へ飛び、巨大クリスタルを経由して被災地へと意識を飛ばします。

倒壊した建物の中、小雪の舞う土砂の上を歩いていると、震えている老人がいます。
私は最初、春物のグレーの細身のパンツスーツを着てローカル1のままの姿で歩いていたのですが。
この人物の目には奇異に映る可能性があると判断して、意識体を冬の制服を着た女子高生の格好に変身します。

私「お腹すいていませんか?おにぎりがあります。
  あちらに暖かいお茶があって、毛布が用意してありますよ。」

老人は茫然としつつ、私からおにぎりを受け取り、頬張ると。
ちょっと頬を緩めて、「お茶が飲みたい。」と言います。

私「そうですか、ちょっと立ち上がって、歩いてみませんか?
  ご家族があちらに待機しています。」

そう、私が促すと、老人は立ち上がり、私はその背中をそっと押します。
老人の目の前には木製の扉があり、その扉を開けると光が差し込みます。

私「さぁ、家族みんなが待っていますから。
  こちらの事は、心配しないで、いってらっしゃい。」

そう言って、老人に扉の向こう側に行かせます。

パタン。

扉が閉じると、また薄曇りの小雪が舞う、被災地の情景に戻ります。

私は瓦を踏みながら歩いていると、倒壊した建物の中から悲鳴が聞こえます。

私「ヘルパーさん、お願いします!」

すると、どこからともなく、救急隊員の衣装を着た人たちがタンカを担いで近づいてきました。
彼らと三人で、家屋の中から、被災した人を引っ張り出します。

私もいつの間にか、救急隊員の格好をして、被災した人の手を握りながら。

私「大丈夫。傷は浅いです。
  出血の割に顔色がいい。
  病院にはご家族が待っていますよ。
  安心して!」

震える被災者を乗せて、救急車が走り去っていきます。

また、女子高生の格好で歩いていると、電信柱の陰に、しゃがんでいる子供を発見します。

私「どうしたの?家族とはぐれたの?寒かったでしょう。
  お姉ちゃんと、温泉に行きましょう。
  家族も先にそこで温まっているよ。
  ついておいで。
  まずは、おにぎりを食べてごらん。」

小学生低学年の男の子は涙にぬれた瞳を見上げて、キョトンとしていましたが。
私からおにぎりを受け取ると、頬張り「温泉に行きたい。」と言って手を握ってきました。

私「おいで。この扉の向こうに車が用意してあるからね。
  お母さんが待っているよ。
  体を暖かくして、さっぱりしてくるといいよ。」

そう言って、突如出現した、木製の扉を開けて、そこを通り抜けさせます。

「お姉ちゃんは。」

私「お姉ちゃんは、後から行く。お家の人が待っているよ。
  近所の人もみんな。
  気にしないで、行っておいで。」

「うん。おにぎり、ありがと。」

パタン。

扉を閉じて、私は意識をローカル1に戻しました。


(…体が重い…。
 これでは、一日3人が限界か…。
 行方不明者は万を超えている…。
 このペースではいったいどれだけかかるか…。
 いや、諦めないぞ。
 最後の一人まで、レトリーバルする。
 だが、レトリーバルが自己流過ぎるのかもしれない…。

 疲れた…。
 明日、考えよう…。)
















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びしょ濡れで帰宅した私は、とりあえずお風呂に入って体を温めます。

(ムンクさんと大阪にいたのって、ほんの3・4時間か。
 エネルギッシュな人だな。
 しかし、一応独身男女の待ち合わせだってのに、全然色っぽくなかったな。
 でも、助かった。
 3時間以上、外出すると、どこで体調崩すか分からないからな。
 なんとか、迷惑かけずに済んだ…。)

お風呂から上がると、私はベッドに倒れ込むようにして眠ります。
4時間後、目が覚めた私は遅い夕食をとりながら、パソコンを開きます。

すると、マイミク申請が3件。
昨夜懇親会で一緒だった人からです。

(うわぁ~!こんなに一度に申請が来てる!やっぱり思い切って懇親会に参加して、よかった~!
 ヘミシンクの話ができる仲間ができた。)


すると、懇親会の出発前にガイド拝見の申し込みを受けていた、Aさんからガイド拝見結果のメッセージが届いていました。(現在Aさんは忙しくてガイド拝見はしていないそうです。)
 
それは私のハイヤーセルフの天使エルからのメッセージでした。
背中に6枚の羽根を生やした16歳くらいの前髪ぱっつんの黒髪に緑の瞳の美少女天使の姿をしていたそうです。腰のあたりの2枚の羽根は黒い羽で、クリスタル・ローズ・ガーデンでの対面でした。

以下一部、抜粋します。

『しんじゅ☆♪は天使の生まれ変わり。
 天使やドラゴン、宇宙人や妖精といった地球の人間以外の存在の生まれ変わというのはあなたが思っているより多いのよ。
 これから、地球でもっとこういった特殊な生まれ変わりの存在は増えるわ。

 ミカエルさんやラファエルさんのことはわきに置いておいて、ルシフェルさんやメタトロンさんとつながるように努めなさい。
 彼らと共同してやることがある。

 今の日本は東側が今度の震災でひどく疲弊してだめになっている。
 しんじゅ☆♪、西日本にいるあなただからこそ、物質界でも非物質界でも出来ることがあるはずです。
 レトリーバルしなさい。被災地にエネルギーを送りなさい。
 そのために、メタトロンさん、ルシフェルさんにつながりなさい。

 しんじゅ☆♪には取り戻すべき記憶がまだまだあるわ。本来の自分を取り戻すのよ。

 べつにミカエルとラファエルは貴方を見捨てたわけじゃない。
 他にやらなくてはならないことがあるから、つながれないだけ。』

Aさんがメタトロンさんはいるのですか?と質問すると、メタトロンが出てきました。
ウェーブがかった金髪に、紫色の瞳、金色の翼をしています。紫色のオーラです…。


ガイド拝見はまだ続きますが、以下略します。


私「あぁっ!!思い出したっ!そうだ、メタトロンさんは、金髪に紫色の瞳の天使だった!
  どうして、忘れていたんだろう!あんなすごい美形、なんで!?
  Aさん、スゴイッ!!」

私は興奮しました。

ミカエルは私を見捨てた訳じゃない。
それが、なにより嬉しかったのです。

(今は会えないだけ。
 きっと、何か事情があって、そして今は私ができる事をしなければ…。)

ずっと、心の奥で引っかかっていました。
震災の被害に遭われた方の事が。

ミカエルに会えない日々を送っていて、津波に家族をさらわれた人も、こんな気持ちだったんだろうかって。

私には住む所も、働く場所も、電気も水道もなにかも不自由のない生活をおくれていて。
すっかり、震災直後のあの気持ちを忘れかけていたのです。

(レトリーバルしよう…。
 一人でも多く、何年何十年かかろうとも、全員レトリーバルしよう…。
 そして、現実的な支援策、ずっと頭の中にあったけど、忙しさにかまけて、実行に移せていなかった。
 もっと調べてみよう…。
 そして、被災地に連絡をとるんだ…。
 偽善だと思われるかもしれない。

 でも、同じ日本に住んでいて、片方が苦しんでいるのなら、そんなのは本物の幸せじゃない。
 片方が苦しんでいるのに目をつむるのは、そんなのは、本当に豊かな国とは言えない。

 私のブログ、思いのほか大勢の人の目にとまっている…。
 現実的な支援策を大勢の人に伝えたい…。

 準備ができるまで、ブログを休まず書き続けよう…。
 こんな、天使とのあれこれを書き綴ったブログ主の言う事なんて、世間ではまともに受け入れてもらえないかもしれないけれど。

 少なくとも、私のブログを読みに来てくれる人は理解してくれると思う。
 頑張るんだ、寂しくても。
 自分にできる事をがんばらなくちゃ。

 私より寂しくて、苦しんでいる人が大勢いるんだから…。)
















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ムンクさんと待ち合わせ時間にピッタリに落ち合いました。
彼のおすすめの串カツ屋にこれから向かって食べに行くことになり、地下鉄へ向かって雨の中二人で歩きはじめます。

行列のできる串カツ屋に入り、カウンターに並んで飲み食いを始めます。
すごく美味しい串カツばかりで、しばらく二人とも思わず喰いに専念してしまいます。

ちょっとお腹が落ち着いた所でヘミシンクのお話などを始めます。

ム「どうだった?昨日の講演会。ガイドに会えた?」

私「あ、会えましたよ。それと初めてムンク号に乗れました。豪華ですね。
  甲板にルリカさんがいて、『よくも胸小さ目って言ったわね!』と言ってほっぺたをぎゅうぎゅうつねられました。」

ム「あはは。僕もルリカさんには叱られるよ。あの人いつもそう。で、その後誰に会ったの。」

私「ガンさんに連れられて、キリスト教の『彼』が来ました。」

ム「え…。そりゃ、また、えらい人に会ったもんだね。それで?」

私「君の使命はメッセンジャーだとか。もっと人生を楽しみなさいとか言われました。」

ム「あはは。それじゃ、串カツ食べて食べて。おいしい物食べるのって、これはこの世でしか味わえない楽しみだよね。」

私「そうですよね。ほんと、おいしい。ムグムグ。」

ム「それにしても、『彼』か…。すごいな…。しんじゅ☆♪さん、F100にも行けるし…。」

私「今は行けていませんよ。
  それに、あれはミカエルさんがホットラインを作ってくれてたし。
  あちらでは、建物に結界を張って、次元を落としてくれていたから、滞在していられたんです。」

ム「いや、それでもスゴイよ。」

私「でも、最近ずっとガイドと会えていなかったんです。
  それが、昨日の講演会では会えました。
  それに、参加していた人のほとんどが何か体験したって言ってましたよ。
  ヒマラヤの気を出したりとか、びっくりしましたもん。
  ムンクさんの方がすごいです。」

ム「うん、僕も参加者全員になにがしかの体験をしてもらいたいと思っていたんだけどね。」

私「あぁ、少数、何も体験できないと言っていた人いましたね。
  でも120人位いて、一ケタでしょう?十分すごいと思いますけど。
  あ、でも最後に突然、質問した女の人いましたね。どうしてくれるんですかって。」

ム「ああいう人はね~。
  本当はできるはずないって強い思い込みをしているのに、参加するもんだから…。
  まずはその思い込みを外す方が先決なんだけど。
  僕も思い込みを外すきっかけとして、あのヒマラヤの気を手の平から出して、びっくりさせて、体験しやすくするようにしているんだけどね。
  40人とかのセッションなら全員体験させる自信があるけど、あのワークでは無理だね。」

私「大勢ですから、しょうがないですよね…。
  でも、前半の黒斎さんのお話も面白かったし…。
  それに、参加者の半分位は彼目当てで、ヘミシンクを知らない人も結構いたのにその成果はすごいですよ。
  なんか私のイメージだと大阪の人ってお金にすごいシビアそうなのに、ヘミシンクをよく知らないのにあんなに大勢の人が参加しているのが意外というか…。
  ムンクさんを知らない人もたくさんいましたよね。」

ム「そう!それは僕もそう思ってビックリした!
  よく知らないのにお金出して参加するんだ!でも本買って~。」

私「あはは。
  本と言えば、私ムンクさんの本を買ったのがきっかけでブログを始めたんですけど。」

ム「お買い上げありがとうございます。」

私「はい。あの、実は名古屋のミッドランドスクエアに遊びに行こうと思ったら、迷って大きな書店に着いちゃって。そこで、『体外離脱するサラリーマン』と雲黒斎さんの『あの世に聞いた、この世の話』と他に2冊を大人買いしちゃったんですよ。」

ム「お、導きだね。」

私「それで家に帰って本を読んでいたら、びっくり!
  ガンさんと雲さんが同一人物だなんて!偶然一緒に買ったんですよ!」

ム「これぞ、ガイドの導き。」

私「実は私、ヘミシンクをする以前に、雲黒斎さんを知っていたんですよ。」

ム「そうなんだ。僕、しんじゅ☆♪さんから手紙もらった時。
  しんじゅ☆♪さんがガイドと接触できるようになった経緯が黒斎君とよく似ていたから。
  引き合わせたら面白いなって思ってたんだよ。」

私「そうですよね。私も一方的に黒斎さんにシンパシーを感じていて。同い年ですし。
  ムンクさんから、ガンさんと私のガイドの禄仙人が同一人物だと言われた時、それじゃ、黒斎さんともガイドを共有していることになるって思ったら、興奮しちゃって!」

ム「ガイドを共有している事ってあるよ。まるの日さん所のルリカさんとか、そうだよね。」

私「えぇ。私もゆりかという20代の女性ガイドがいて。実はルリカさんだったんですよ。」

ム「あぁ~、彼女は押しかけガイドだからね。」

私「そうですね。彼女も私の人生の転機の時にだけ現れるって言ってました。
  でも、最初は見た目20代前半の女性でしたから、言動や外見がルリカさんそっくりだとは思ったけど、まさかね~と流していたんです。」

ム「何?卑猥な事言ったりとか?」

私「そうです。そういえば、ルリカさんに二度目に会った時。
  F21フリーフローを聴いていたんですけど、突然温泉に落っこちて、しばらく一人で放置されていて。
  しばらくしたら、ルリカさんが現れて、どうして遅くなったのかと尋ねたら。
  『ムンクとバッティングした。』とか言うんですよ。」

ム「僕?」

私「そうみたいです。
  でも、私、その時、あ、平成21年6月13日の出来事ですけど。
  ムンクさんを知らなかったものだから、『ムンク?』と首を傾げたら。
  『あなたにはまだ関係が無いから、気にしなくていいわ。』と言われたんですね。」

ム「え、その頃、僕の事知らなかったの?」

私「えぇ。ムンクさんのブログを知ったのは、去年の9月位かな。
  本を出した人がいるとは知っていたけど、作者の名前まで気にしていなかったものですから。
  夢駆でムンクだとは気付いていなかったんです。
  それで、そのあと温泉で、彼女と胸のサイズで言い合いになったんですが。」

ム「胸ね…。くす。」

私「で、そんなこんなで、お互いお湯をぶっかけあったみたいなんですよ。
  そしたら、それから3日後位かな、まるの日さんのブログで。
  『この間うちのメインガイドがずぶ濡れで帰ってきた。
   何をしていたのか尋ねたら、不機嫌そうに『あなたと違って何かと忙しいのよ』と言って、まともに答えてくれない。自分をほおっておいて、一体うちのガイドは何をやっているんだろうか。』っていう記事を読んで。
  その時は別人だと思っていたから、へぇ~、ルリカさん、忙しいんだ~って思っていて。
  でも、今思えば、こうしてムンクさんと出会えた訳ですから。
  ガイドが導いてくれていたんですね。」

ム「その記事確認したの?」

私「このやり取りを思い出したのが、自分のブログに記事にした後で、まるの日さんのブログで確認したかったんですけど、記事が膨大すぎて、うまく見つけれなかったんです。」

ム「そうか。僕の名前を知らないのに、僕の名前を聞いていて。
  自分の体験と一致する記事をまるの日さんのブログで読んでたわけか。
  それ、まるの日さんに言った?」

私「マイミク申請する時にちょっと伝えましたけど。
  『うちのガイドがご迷惑をおかけしています。』というあっさりした返事だったので。
  結構よくある話みたいですよ。」

ム「それって、ヘミシンク始めてどれくらいの時?」

私「ルリカさんに初めて会ったのは2か月目。
  お湯をぶっかけあったのは3か月目です。」

ム「う~ん…。しんじゅ☆♪さんの知覚、すごいな~。」

店「お客さん、ご注文は!」

ム「…ハムカツを一つ。…ウマ!何これ、メチャウマッ!!」

私は串カツ20本くらいでギブアップしていましたが、ムンクさんは40本位でしょうか?
美味しそうに、お酒と共に平らげていきます。


ちょっとカウンターでは居心地が悪くなったので、お店を後にして、新世界をブラブラして。
阪神タイガーズのユニフォームっぽい服は視線を泳がせて、焦点を合わせないようにします。
そして通天閣のそばの喫茶店でお茶をします。


二人して飲み物をオーダーすると、ムンクさんがトイレに行きました。

ム「あー。出した出した!すっきりした~!」と笑顔で戻ってきます。

ム「ヘミシンクに便秘はNGなんだよね~。
  黒斎君も言っていたけど、お通じが良くないとオナラも通らないよね~。
  ソーッス!」

と、にこやかにテーブルに置いてあった、ソースを持ち上げます。

私「あ、すいません、ちょっとお手洗いに…。」

そう言って、席をたって、トイレに向かった私にムンクさんは言い放ちます。

ム「トイレにいっといれ。」と足を組み、片手をあげて笑っています。

私「…はは。」

背後を振り返った私のリアクションに満足そうに笑みを浮かべてトイレへと送り出してくれたムンクさんでしたが、席に戻ると難しい顔をしていました。

私「どうしたんですか?」

ム「しんじゅ☆♪さん、ベジタリアン?」

私「なんちゃって、ベジタリアンですけど。
  魚や卵好きですし。好んで肉は食べませんね。
  出されれば食べますけど、なくても全然平気ですね。」

ム「そうか…お酒も飲まないよね。タバコも吸わないし。」

私「呑む、打つ、…はしませんよ。なんですか、急に。」

ム「ガンさんに、しんじゅ☆♪さんと僕の違いを聞いたんだ。
  そしたら、飲酒と肉食を控えろだって。
  そうしたら、もっと僕の知覚が伸びるだろうってさ。」

私「あぁ、そうですか。
  お酒はダメそうですよね、脳にダメージを与えますし。
  肉食も良くないんだ…。」

ム「なんで、ベジタリアンなの?」

私「八百屋の娘ですからね~。子供の頃から自然と野菜や果物は好きですし。
  あと、ただ単に体質ですよ。
  少しぐらいならいいですけど、多く食べるとお腹を壊します。
  インスタントとか、コンビニ弁当とかでもダメですね。
  添加物のアレルギーなんでしょうね。
  お酒もぶっ倒れます。遺伝的に消化酵素が無い体質なんですよ。」

ム「あぁ、自然と脳にいい素地ができているんだ…。
  でも僕、無理っ!そんな修行僧みたいな食生活!
  お酒もお肉もやめられないっ!」

私「お肉はともかく、お酒は少し控えた方が…。
  休肝日を作らないと、いくらヘミシンクが良くても、肝臓がやられちゃいますよ。」

ム「無理無理!お酒ないと!楽しみがなくなっちゃう!
  あぁ、ガンさんがそれだと高いフォーカスエリアに行けないぞって言ってる!」

私「ガンさんがそう言うなら、確かじゃないですか。」

ム「むぅ~。」



とか、なんとか、他にもヘミシンカーさんのお話などをして、3時半ごろ大阪駅の新幹線に乗り込みました。

二人で蓬莱の豚まんをほおばりながら座席に腰かけています。
さっきあんなに言っていたのに、ビールのロング缶を二本買い込んでいます。

私「ムンクさん、ヘミシンクの事でちょっと質問していいですか?」

ム「何、何っ?」

私「私のブログでコメント欄に『F27のレトリーバル隊に入りませんか?』っていうメッセージをもらった事あるんですけど。それってなんですか?」

ム「さぁ、僕は知らないな。どっかでサークルを作ってるんじゃないの?」

私「あ、そうですか…。」

ム「それより、僕はね。しんじゅ☆♪さんのお父さんの事で、こう思うんだけどね…。」

それは、私の父がADHDとかアダルトチルドレンの可能性があるのでは?
健常者として脳の障害者に認知されておらず、それが周囲に理解されず老人となり。
社会的に救済されない、社会的弱者なのでは?
そして、その資質を私が受け継いでいる可能性があり、それがヘミシンク能力の開眼につながっているのでは?
私がそういった親を持つことに、なにがしかの意義や役割があるのかもしれないね…といった内容でした。

私「父が、知的障害者なのではないかと思っていましたが…。」

私は、その時まで、その資質を自分が受け継いでいる可能性がある、という事にまったく気づいていませんでした。


(もし、私が人間の男性と結婚しても…。
 父と同じ様な子供を産んでしまう可能性があるのか…。
 それは…。
 人間の男性との可能性…。
 やっぱり、黙っていよう…。
 憧れちゃ、いけなかったんだ…。)


私は動揺して、途中からムンクさんの話をしっかり聞いていませんでした。

名古屋駅が近づくと、ムンクさんは立ち上がって、握手を求めてきました。

『また、9月に名古屋で講演会を予定しますから、お会いできるのを楽しみにしています』と言ってくれました。

私は暴風の中、傘の骨を折られそうになりながら、自宅へと帰ったのでした。








  
  


  

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懇親会前にチェックインをしておいたホテルに戻ります。
ムンクさんとは翌日の午前11時に待ち合わせの約束をして別れます。

一人部屋に戻ると、雰囲気のいい、レディースプランの部屋で嬉しくなります。

(はぁ~…疲れた…。夕べからほとんど寝ていないし…。
 結局ムンクさんに何も相談できなかったな…。
 とにかくお風呂に入って、休もう…。)

お風呂から上がって、睡魔と闘いながら髪の毛を乾かし、ベッドに横になります。

(もう、今夜はなんにも考えられない…。体が重い…。)

泥のように眠ります。
台風が近づいていましたが、ぐっすり眠りました。

翌朝8時ごろ目が覚めて、ゆっくり身づくろいをしてホテルで朝食をとります。
表は台風接近ですごい土砂降りでした。

(ムンクさんに11時集合って言われた時は、せっかく大阪まで来ていて、ちょっと時間の使い方がもったいない気がしたけど。
 この雨じゃ、どこにも行けないから、ちょうどよかったな。)

食事を終えて、再び自分の部屋に戻ります。

(…結局夕べは自分の事、全然話せなかったな…。
 やっぱり、初対面の人に、性的な事を相談するのって、無理があったか…。
 しかも相手は独身男性だし。
 私も人と打ち解けるの、遅い方だし…。
 
 昨日のセミナーでは、新しいガイドとか、ガンさんに会えたりとか。
 思った以上の収穫があったな…。
 
 私の知覚が落ちたのかと思ったけど、そうでもないって事か…。
 それとも、場のエネルギーかな…。
 
 参加者のほとんどが、なにがしかの知覚があったって事だしな。
 家に帰って、CDを聞いてみるか…。
 今度は、何かの体験ができるかもしれない。
 
 逆にできないかもしれないな…。
 それなら、セミナーの効果って事になるか…。

 どうなるんだろう…。
 
 そういえば、あのドラキュラみたいなガイドさん。

 『君に新しい生活が待っている。愛にあふれた生活だ…。』

 って、果物をたくさん乗せたお皿をくれたな。

 『彼』も、

 『私なら二人ともとるよ? ~愛に制限は無い。分かったね。』

 って、言ってくれてた。
 これって…ミカエルさんだけじゃない、人間の男性との愛もあるって事なのかな…。
 そんな、自分に都合のいい事って、ホントにあるのかな…。)

思わず、ベッドでゴロゴロしながら、顔が熱くなります。

(あの生霊って、夕べは来なかったのかな…。
 あんまり、疲れていたから、良く分かんないや…。

 どうして、彼だけラファエルのガードに引っかからないんだろう…。
 もしかして、もしかしたら、ラファエルも認めてくれたって事なんだろうか…。

 以前、ミカエルさんが私を人間の男性に娶らせようと画策していた節があったし…。
 現実世界で、私が体が弱いのを心配して…。

 人間の男性との可能性を私に与えようとしているのかな…。

 『しんじゅ…愛してる…。』

 あぁ、胸がキューンとしてきた。
 ドキドキする。

 あの人は、コメント欄のあの人なのかな?
 いつもコメントくれて、毎日コメントが届くのを楽しみにしていて。
 いい人だなって思っていたんだ。
 ミカエルさん達と会えなくなって、毎日泣いていたけど、すごく励まされていて。
 いつのまにか、心の支えになっていたんだ。

 そういえば、この間は相手の事を考えていただけで繋がったな。
 こうして、私が考えているだけで、相手に会えちゃうのかな…。

 でも、今までは夜だったし。
 今は朝だから、そんな事にならないか…。
 でも、今日は日曜の朝だから、相手も今眠っている可能性があるかも…。
 そしたら、会えるかも…。

 会いたいな…。
 こんなこと、しちゃいけないと思うけれど。
 我慢できない…。)



そうして、私は意識を飛ばして、相手を抱きしめます。
10分ほど抱きしめあって、気配が消えました。

(はぁ…。何やってんだろ…。
 これじゃ、私の方が生霊だ…。
 でも、相手が愛しくてたまらない…。

 とにかく、少し寝よう…。)

 






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雲黒斎さんととみなが夢駆さんのトークライブが終わり、スタッフの方達と会場側のお好み焼き屋さんで懇親会が催され、そこに参加させていただきました。

幹事をして下さった、苺企画のMさんのご好意で、夢駆さんと同じテーブルに同席させていただきました。

懇親会の参加者は全員で16名で、スタッフさんと講演者のお二人に私が一人追加で参加させていただく格好です。

講演会も終わった緊張感の緩みと疲労で、頭がボーっとした状態で参加します。

スタッフの方々は、雲黒斎さんつながり、というか、安部敏郎さんの瞑想会つながりのボランティアの方々で、ヘミシンク自体はあまり詳しくない様子です。

スタッフの半数がへミシンカーだと思い込んでいた私にとっては意外でした。

打ち上げという割に、みなさん落ち着いて静かに談笑を楽しむ感じで、まるで水の中にたゆたうような、一種独特の静謐感というか、ちょっと浮世離れした雰囲気があります。

しかもヘミシンクのお話はしていない感じで、よけいに声がかけづらく、私はひたすら緊張しています。

目の前のムンクさんは「とりあえず、ビール!」と注文し、乾杯のあいさつの後、美味しそうに喉を鳴らしています。

ム「くぅ~っ!講演会の後の、カラッカラの喉にくる、ビールの旨いこと!
  最高だねっ!!
  もう、これが楽しみで、やってるみたいなもんだよ!
  もう一杯!」

苺「あ、ムンクさん、早っ!さ、どうぞ、お疲れ様です。」

と、Mさんにビールをグラスに注いでもらってウキウキと飲み干しています。

(あ…お酒控えるように伝えてって言われたけど、こんなに楽しそうに飲んでちゃ、言い出しづらいな…。
 ビールぐらいは、しょうがないよね…。)

ひどい人見知りの私は近くの人に話しかける努力もせず、失礼ながらも目の前のお料理をもそもそと食べ続けます。

すると、目の前のムンクさんが瞳を輝かせて、興味津々な感じで私に質問をして来ます。


ム「天使とのHの時間3時間って行きっぱなしなの?」(←注:フォーカスエリアでの稼働時間を質問しています。)

♪ビシーッ!♪(←私の脳内効果音)

キムチに箸を伸ばしかけていた私の手が止まり、全身がフリーズします。

私「…。
  え、あ、はい。そうですね…。」

ム「そうか~、F100で3時間持続して居られるのか。スゴイな。」

苺「うふふ。しんじゅ☆♪さんのブログ、素敵よね。
  天使とのラブロマンスも好き!」

私「あ、どうもありがとうございます…。」

ム「で、Hの間ずっとオル○スムスなの?」

♪ビシーッ!♪

私「…。
  え、あ、はい。そうですね。(多分)」

苺「へぇ~そうなんだ。」

ム「やっぱりそうか。なるほど。」

私「…。」

ス「え~?何々?」

ム「あ、この人、ヘミシンクで天使とセックスしてんの。スゴイよ。」

苺「うぅん、素敵よ~。天使との恋愛なんて!」

私「…。」

ム「しんじゅ☆♪さん、緊張しぃだね~。僕もそうだったから分かるけど!ま、くつろいでね。」

なんだかんだとそのうちムンクさんがいかにして阪神タイガーズファンになったかの長いお話しになり。
ムンクさんもどんどんビールを飲み干していき、私も少しづつ緊張が解けてくると。

ム「Mさん、僕、日本酒が飲みたいから。皆より多く参加費払うから、これ、頼んでいい?」
とメニューを片手に幹事のMさんに相談しています。

(あ、日本酒を頼み始めた…。
 でも、ちょっと位は仕方ないか…。どこで伝えよう…。)
と、内心ハラハラしていたのですが。

ム「僕は新潟の人間だからね。新潟のお酒は水みたいなものだから。
  すいすい飲めちゃう。
  おいしいなぁ~。」

と、2本目の日本酒を片手にムンクさんがご機嫌に呑んでいます。

私の経験上、こういう発言をする輩(しかも阪神ファン(←偏見))に酒を控えろと言っても無駄だと判断し、マイミクさんに心の中で約束は果たせそうもない、ごめんね、とつぶやきます。

ス「ねぇねぇ、ムンクさん、天使って両性なの?それとも中性?」

ム「どちらでもあるね。
  自分が男性なら、天使が女性になるし、自分が女性なら天使が男性の姿で認識されるよ。」

ス「じゃあ、天使に性別はないんだ~。」

ム「受け取る人間次第だよ。
  そうそう、しんじゅ☆♪さんがブログ始めたくらいかな。
  やたら、僕の周りに天使が現れてさ。
  仕事してると、背後とか、窓辺に佇んで、じっと僕を見ているだけなの。
  僕も忙しいから、天使がいるなとは思ったけど特にコンタクトをとらなかったんだけど。
  ミカエルとラファエルだね。
  そしたら、2月にしんじゅ☆♪さんから、チョコと手紙を受け取って。
  あなたのブログを読んだら、分かったよ。
  そういう事かって。」

(↑注:ムンクさんだけでなく、実際に会う事になったへミシンカーさんから時々言われます。)

ス「えぇ~!じゃ、ムンクさんにはミカエルが女天使に見えたんだ~。」

ム「ん、最初は中性的な感じだったけど。
  しんじゅ☆♪さんのブログを読んだら、ミカエルを男性としか見えなくなってね。
  彼にも、もう自分を男性としてしか認識できないだろう?と言われたよ。」

ス「えぇ~?ミカエルってやっぱりすごい美形なの?」

ム「美形だけど。男だからイチャイチャしたいとは思わないよ(笑)
  僕はね、しんじゅ☆♪さん、勇気あるなぁって思って。」

私「え。」

ム「天使との性愛とか、堂々と書いているでしょう?
  あぁいう事、なかなか書けないよ。女性は特に。
  普通は誤解とか、偏見とか恐れる。糾弾されかねないでしょう?

  それに、天使が出てくる以前のお話。
  僕感動したよ。

  傷ついても、どんな時もガイドが側に居て人間を見守って愛している。
  しんじゅ☆♪さんのブログを読むと、それが、他の人にもよく分かるよ。
  自分では絶望だと思っていても、実は愛されているって感じられる。
  ヘミシンクを始めようって人の背中を押してくれる。
  心が傷ついた人の希望になるよ。

  それを伝えるために、わざわざ自らの傷をさらしている。
  女の人なのに。」

私「そんな…。」

ム「なかなかできる事じゃない。
  しんじゅ☆♪さんのブログを読んだ時、ヘミシンク界に新しい風が吹いたなと思ったよ。
  僕も仲間ができて嬉しい。
  それが言いたくて、今日は懇親会に誘ったんだよ。」

私は嬉しくてうつむいて、もじもじしてしまいます。

ム「いや、しかし、実物はおとなしい女性だね。
  ブログだとあんなに大胆なのに。」

苺「ほんとね!私もどんな女性か興味津々だったけど。
  こんな人があんなロマンティックなブログを書くだなんて、驚きよね~。うふふ。」

ム「ほら、どんどん食べて食べて。」

私「あ、はい。むぐむぐ。」

ス「ムンクさん、質問。天使とか、ヘミシンクで会えるんですか?」

ム「フォーカス35まで行けば天使に限らず高次の存在に会えるけれど。
  ここまで行ける人は上級者だね。

  初心者はそれ以前に自分のガイドと会えるかどうかもある。
  そのコツを伝えるために僕は講演会をしているんだ。

  たいていの人はそこまで到達せずに、ヘミシンクを偽物呼ばわりして諦めてしまう。
  信じることができないんだ。
  まずはモチベーションを持続させて、根気よく続ける必要がある。」

ス「瞑想と一緒ですね。続けることに価値がある。」

ム「ヘミシンクも瞑想のツールだけどね。
  CD分のお金を出せば、長年修行した高僧と同じだけの脳の状態に持っていける、優れたリラックスツールなんだけど。
  まだまだ胡散臭いと偏見が強い。
  
  だけど実際に体験した人のブログを読むと、その素晴らしさが伝わる。
  しんじゅ☆♪さんはヘミシンクの喧伝に一役買っているよ。」

私「でも、私ヘミシンクで特に工夫も苦労もせずに体験しちゃって。
  ムンクさんみたいに理論的に説明もしていませんから。
  説得力がないというか。」

ム「あなたは特別なの。
  苦労人でしょ?あなたは。
  あなたの生き様が説得力があるの。
  ヘミシンクする以前にもう、修行しているようなものだから。」

苺「そうよ~。
  すごい苦労人でしょ、しんじゅ☆♪さん。
  特別でちょうどいいわよ。胸を張って!」

私「…ありがとうございます。」

そんなこんなで、席替えがあったりして、懇親会が和やかに進んでいきます。

今度は黒斎さんが私の目の前の席に座り、笑顔で爽やかに挨拶をしてくれます。

黒「はじめまして。今日、ムンクさんからしんじゅ☆♪さんの事を聞きました。」

うわ~、生黒斎さんだ!ファンだと伝えなければ!と焦って自分がどうやって黒斎さんのブログを知ったかなどを黒斎さんに伝えます。

黒「記憶障害になったんだって?
  それは一種のPTSDだよ。
  ストレスによってつらい事だけでなく他の事でも覚えていられなくなったんだよ。」

私「あぁ、なるほど…。 
  あ、そういえば、今日の講演会で印象に残ったお話がですね。
  生まれたての赤ちゃんが、母親と意思疎通がかなわなくてショックを受けるってお話。
  そうだ~って思い出しましたよ。
  私もショック受けてました!」

黒「へぇ。ソースから切り離されて一番最初の試練だよね。
  それが印象に残ったんだ。
  講演を聞いてくれた人の生の声が聞けて僕も嬉しいです。
  
  そうだ、ムンクさんから、しんじゅ☆♪さんがすごいヘミシンクの能力の高い人だって聞きました。
  天使とのHも体験しているとか。

  で、3時間のHの間はずっとオル○スムスなの?」

♪ビシーッ!♪(←私の脳内効果音)

私「…。
  え、あ、はい。そうですね…。」

黒「それは毎回?それとも最初の一回だけ?」

私「(最初の頃はそうでもなかったけど)毎回ですね。」

黒「そうか、一回だけじゃないんだ…。」

苺「えぇ~?黒斎さんもそういうの興味あるんだ~?」

黒「いや、僕や阿部さんだと、一度きりだけの体験だから。」

苺「あぁ、『目覚めの時』ね。」

黒「そう、それとヘミシンクで得られるエクスタシーが同一のものか興味があったんだ。
  ふ~ん、そうか、何度もあるのか…。」

憧れの黒斎さんに目の前でアダルトな単語を連発されて、内心目を回していますが、必死で平静を装いつつ、飲み食いを続ける私。

黒「そうだ、しんじゅ☆♪さんには、雲さんがどんな格好に見えているの?」

私「中華風の仙人みたいな格好をしていますよ。
  おでこが出てて、長い口髭を生やしていて。
  灰色のぼろい着物をだらっと着て笑ってます。
  ひょうひょうとしたおじいさんです。」

黒「中国の仙人みたく見えるんだ!」

私「そうです、中国の仙人ていうか、七福神みたいな感じ。
  私は禄仙人と呼んでますけど。
  あ、そういえば、阿部さんみたいな事言ってました。」

黒「阿部さんみたいな!?それ、すごく面白いな~。」

そんな感じで、少し話していると、他の人が黒斎さんと話し始めます。
そうして、またまた席替えがあり、私が別のテーブルに移ると夢駆さんと近い席になりました。

私「あの、そういえば、私、ムンクさんにお礼とお詫びが言いたくて。
  自分のブログをたくさんの人に読んでもらいたくて、ムンクさんを利用させてもらっていました。
  ごめんなさい。」

ム「謝らなくていいよ。
  あなたはそんな風に言うけどね。
  僕も編集の仕事をしている人間だから。
  文章を読めば、それが真実か、そうでないかの大体の判断はつくつもりだよ。
  しんじゅ☆♪さんの文章からは、本当に体験した事だという迫力が伝わってくる。

  僕は本当にあなたのブログはいいと思ったから、自分のブログで紹介したんだよ。」

私「そんな…そう言って頂けてありがたいです。」

ム「いや、謙遜しないで。
  内容もすごいけれど、あなたの文章は読みやすくて面白いよ。
  しんじゅ☆♪さん、コバルト文庫を意識してるよね?」

私「え?コバルト?(特に意識してなかったけど…。)そうかも…。」

ム「あ、そうなの?
  少女時代の話、面白いよね。てっきりそれを狙ってるのかと。」

ス「え?何々?小説の話?」

ム「いや、この人、ヘミシンクのブログ書いてんの!
  すごく面白くてさ~。
  女の人なのに、アダルトな事書いてるし!

  夜中に顔赤くして自分のパンツ石鹸で洗いながら、思春期の男の子かって自分で突っ込み入れてるし!」

ス「ヘミシンクのブログでパンツ!?」

ス「いや、エロくて最高だよ!
  こんなおとなしい女の人が書いてるとはとても思えなくって!
  実際、しんじゅ☆♪さんのブログ読んで、女神とHしたいってヘミシンク始めた男、絶対大勢いると思うっ!」

私「え?」

ス「え?いったいブログに何書いてるの?」

私「えぇ!?」

ム「いやいや、この人の実体験だけど。
  エロあり、笑いあり、涙ありで、スゴイよ~。

  この人、自分の子供の頃の虐待の体験を泣きながら記事にしてるの。
  それも、何日も泣きながら必死で記事にしてさ。
  普通、そんな事できないよね~。

  子供時代も健気でさ~。
  僕、泣いちゃったもん。
  ハンカチ必須。」

ス「そうなんだ~。ちょっと想像がつかないけど、なんていうタイトルのブログなの?」

私「あ、『ヘミシンクとゆるゆる日記』といいます。FC2でやってます。」

イ「え!?ゆるゆる日記の作者!?え、それじゃあなたがしんじゅ☆♪さん!?」

私「え、あ、はい。そうです…。(あ、ヘミシンクやる人、他にもいたんだ…。)」

イ「えっ!普通!」

私「え?普通?」

イ「いや、ブログだと。
  なんていうか、牛乳瓶のビン底メガネをかけた腐女子かと…。
  驚いた!」

私「え…、あ、まぁ、腐女子ですけど…。」

ム「俺もそう思った!驚いたよな!」

ムンクさんは笑いながら、インファムさんの肩をポンと叩きます。

私「え?」

私は目の前のムンクさんとインファムさんを交互に視線を動かしてがっかりします。

(某美人女優に似ていると言われたことがあるとか気にしていたのは、つまり、私の空回り…。
 そうだよね、よく考えたら、ムンクさんみたいに忙しい人がコメント欄まで目を通さないか。
 だから、ムンクさん、私を見た時、びっくりしてたんだ…。)

イ「え、あ、普通ってのは、悪い意味でなくて。なんか意外で。
  あぁ、もう、お酒もまわってるし、こんな終わりがけで分かるとは。
  残念です。ほんとうまく言えなくてごめんなさい。」

私「いやいや、いいですよ。普通ですから。」

そんなこんなで、懇親会もお開きとなりました。

皆で連れ立って、雨の中傘をさして、駅まで歩いて行きます。

イ「しんじゅ☆♪さんが、普通の人で安心しました。
  ホント、あなたのブログ、情熱的でいいと思います。
  どんな人が書いているんだろうと思っていたら、普通の人で。
  すごくホッとしたというか、なんていうか…。
  ブログ頑張ってください。応援してます。」

とインファムさんだけでなく、他の方にも握手してもらいました。


これが、私のヘミシンク関係で大勢の人前に出た初めての体験でした。



  
  

  
  
  
  

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大阪に着いたのはいいのですが、傘と地図片手に駅から徒歩10分の会場まで1時間半迷い続けます。
台風も接近してきて、天候も悪く、雨と風で髪の毛はぐしゃぐしゃで。
疲労困憊で、講演会会場に到着するも、フロントで夢駆さん達とすれ違いながら私はエレベータに乗り込み、会場の下見をして、いったん昼食をとるためにビルを後にします。

寝不足の頭を抱えて、近所のイタリアンでパスタランチを注文しながら夕べの事を反芻します。

(夕べの事はいったいなんだったんだろう…。
 はぁ、どうしよう、すごく気になるっていうか、なんか、恋してる感じ?
 私はミカエルさんの妻だっていうのに…。
 結局2・3時間しか寝てない。
 ともかく、今日の講演会には、後半に夢駆さんの体験型セッションがあるから、なにかきっかけがつかめるかもしれない。
 それと、その後の懇親会で、夢駆さんと色々お話できるといいけど。
 主賓だから、そんなにお話できないかもしれないな。
 あ、それとお酒を控えるように頼まれていたんだっけ。
 そもそも、私、夢駆さんの顔も知らないし、いつ自分がしんじゅ☆♪だと声をかければいいのかな。
 結構、いきあたり、バッタリだな。
 ふぁ~、眠い…。体力持つかしら…。)

食事を終えて、講演会会場に向かい、受付をして座席に着席すると100人はいそうです

時間になり、阪神タイガーズのユニフォームの背中に『夢駆』のワッペン付のいでたちで夢駆さんと細身の黒いスーツ姿の雲黒斎さんが登場します。

(あ、あの人、さっきエントランスですれ違った人だ。
 ニアミスかぁ~。
 夢駆さん、背が高いな~。ミカエルさんよりはちょっと小さいけど。
 あれ、あの黒いスーツの男の人、受付で目が会って微笑んでくれた人だ。
 感じのいい、スタッフさんだと思っていたら、黒斎さん本人とは!
 嘘!どうみても20代に見えたんだけど!
 黒斎さん、若いっ!同い年とは思えないよ!)

そんな感じで第一部の雲黒斎さんのトークライブが始まります。
黒斎さんのお話は、とても分かりやすく、何も引っ掛かりを覚えずにお話が理解できます。
感覚的になりがちなスピリチュアルのお話を理路整然と説明していて、男性にも分かりやすいと思いました。
まさに、トークで食べていける人って感じです。
(詳しくは過去記事をご覧くださいカテゴリセミナー体験雲黒斎さんととみなが夢駆さんのトークライブ

そして、いったん休憩を挟みます。
夢駆さんが、会場を出て、喫煙スペースでタバコを吸っているところを狙って声をかけます。
そして、手土産を夢駆さんと、雲黒斎さんとスタッフさんへ渡します。

後半はとみなが夢駆さんの体験型セッション込のトークライブです。

まずは、ヘミシンクについての基礎知識をお話して、その後、夢駆さんの音声ガイドに従って、ガイドにプレゼントを買って、感謝の意を表す、というセッションを体験します。

ヘミシンクの知覚向上の大きなポイントの一つにガイドに感謝をする、というものがあり。
まさにそれを実際に体験してみよう!という企画ですね。

ヘミシンク音がBGMに流れる中、夢駆さんの音声ガイドで、意識が私がいつも利用する近所のコンビニに向います。

店内を物色し、ストップの掛け声の後に振り返って、目の前のその商品を買ってください、と指示が出ます。

私は『新生活応援フェア』の文字がパッケージにプリントされた白い深皿を購入します。

値札には520円とあり、財布を取り出すと、現金は5,300円。
(所持金が10万円以下だと金銭感覚が庶民だそうです。)

購入してお店を出ると、白いボディの、クラシックなデザインのオープンカーが目の前に駐車してあり、右ハンドルに手をかけた男性が私を見つけて、片手をあげて「やぁ!」と挨拶してきます。

なんだか、ドラキュラっぽい感じのタキシードを着込んだ、オールバックの黒髪に細いひげをたくわえた、鋭角的な顔立ちの西洋人の中年男性の姿として認識されます。

胸元には真紅の艶のあるハンカチーフがお洒落に差し込まれて、ドレスコードのいでたちです。

夢駆さんの誘導で、そのガイドのすぐ隣に腰掛け、感謝の意を込めて、お礼を言いつつ、目の前のガイドに購入した品を渡すように指示されます。

彼はにっこりと微笑んで、受け取ったかと思うと、おもむろに包装を外して。

魔法のように、お皿の上にブドウやら、オレンジやらの果物をぎっしりと詰めて私にお皿を受け取らせます。

ガイド「君に新しい生活が始まるよ。
    このお皿に果物をのせるようなね。
    愛に溢れた生活だ。」
    
私「え?あの、これはあなたにプレゼントするつもりで買ったんです。
  この会場に足を運ぶように導いてくれたお礼のつもりなんですよ。
  それを私が受け取ってしまっては、意味がないっていうか…。」

ガイド「お礼ならその気持ちで十分だよ。
    私は君のガイドだからね。
    君が幸せになることが私にとって一番の報酬だ。
    まずは、意地を張らないように。」

そう言って、私にお皿を受け取らせたまま、引き取ろうとしません。

私が彼の言った言葉の意味を図りかねている間に、ムンクさんの合図が聞こえ、意識が大阪の会場内に戻ります。

(もしかして、私に人間の男性との新しい関係が始まる、という意味だろうか…。)


次はムンク号に乗り込み、夢駆さんのメインガイドのガンさんに誘導してもらって、自分のガイドに会いに行くというセッション。

ドアを開いて海に浮かぶ豪華客船ムンク号へと乗り込む所から、体験型誘導セッションが始まります。

金属製のピカピカしたドアを開くとそこには夜の海が広がり、豪華客船へと夜空を羽ばたきます。

星空から甲板へと降り立つと、目の前にセパレートの水着姿のガイド:ゆりかさん(ルリカさん)がいます。

私「あ、こんばんはルリカさん。夜なのに、水着で寒くないんで…」

ル「よくも、胸小さめって言ったわねっ!!」

私「でででで。ほめんなひゃい。ゆふひてくらはい。」

彼女は私のほっぺたを両手でぎゅうぎゅう左右に引っ張ります。

ル「ふん。まぁいいわ。さ、ついてらっしゃい。」

私「うぅ。ドSガイドだ…。」(←声小さめ)

私がほっぺをさすっていると、ルリカさんが私の片手を掴んでそのまま手を繋ぎ、引っ張って歩き出します。

彼女に連れられて行った先には、ガンさんが白ともごく薄いグレーとも付かぬ、ハイネックのローブのような服を身にまとい、胸元には直径10cm程の雪の結晶を思わせるような、デザインの金色のネックレスをかけています。

私「あぁ!ガンさん!やっぱり、ガンさんは精霊のおじいさんだったんだ!懐かしい!」

ガ「あぁ。よく来たね。そしてよく今まで生き延びてきてくれた。」

そう言って、ガンさんは私をギュウッと抱きしめてくれました。

私「ガンさん。見守っていてくれて、ありがとう。」

ガ「よく頑張って生きてきた。こちらこそありがとう。」

ガンさんは私を抱きしめる両手をほどいて、私の両肩に手を置き、慈愛に満ちた眼差しでそう言います。

側には、水着姿のルリカさんが両腕を組んで、ふんぞりかえりながら私達を見つめています。

ガンさんは私の片手を取り、手を繋いで、ムンク号の奥へと私を誘ってくれます。

階段をいくつかおり、ちょっとこじゃれた木製の扉の向こうにはクラッシック音楽をジャズにアレンジした音楽が流れる、レストラン:シェ・ムンクがあり、ガンさんに導かれて、店内へと足を踏み入れます。

ふかふかしたワインレッド色のカーペットの上を歩いていくと、丸い窓から夜の海を眺める事ができる、窓際の席へと連れて行かれます。

ガンさんに促され、そのテーブルに着席すると、少し待つように言われて、ガンさんの姿が店内の奥へ消えていきます。

私がテーブルに置かれている、小さなグラスの中に入っている一輪の赤いバラをじっと見つめていると。

ガンさんがすぐに誰かを連れてきて、私の正面のイスに座らせました。

そうして、ガンさんは私達に挨拶をして、レストランの中から姿を消します。

私の前に座ったのは若い男性で、白色のすっきりとした簡素な服を身にまとっており、その顔は光輝いていて、視認することが出来ません。

まるの日圭さんのブログにでてくる『彼』が登場した模様です。

彼「こんにちは。また会ったね。」

私「こんにちは。あの、質問なんですが。
  私の過去生って第一使徒:ペテロさんなんですか?」

彼「そうだよ。君はペテロだ。」

私「…。」

彼「君の使命はメッセンジャーだ。
  よく仕えてくれているよ。
  君は守られている、大丈夫だ。
  もっと、人生を楽しんで欲しい。」

私「え?今日明日と大阪にいますから。
  楽しい予定はありますよ?」

彼「うん。それもいいけど。
  君はすごく頑張っているから。
  皆の為にって、頑張り過ぎている位だからね。
  君にもっと、自分の人生を楽しんで欲しいんだ。」

私「ありがとうございます。
  あの、それで実は相談なのですが。」

彼「うん?」

私「私、今、二人の男性の間で悩んでいるんです。」

彼「両方好きなの?」

私「そうなんです。どうしても、両方とも好きなんです。
  でも、そんなの不実だと思うし。
  それにミカエルさんに会えないし。
  苦しいんです。」

彼「両方とるのもありだよ。」(←あっさり。)

私「え?いや、その。
  でも、それって、相手の男性を苦しませてしまうでしょう?」

彼「愛に制限は無いよ。」(←さらにあっさり。)

私「え?いやいやいや。
  そりゃ、そうでしょうけれど。
  百歩譲って、私はいいですけど。
  男性側はそれで納得がいくとは…。」

彼「私なら両方とるよ。」

私「は?」

彼「私は女の人、好きですよ。」

私「へ?」

彼「特に日本人女性は大好きです。」

私「なに?」

私「………ハッ!!
  ちょっと、待ったぁ!
  お前ら、高次の存在の『すべてはうまくいっている』的なライトなノリにあえて今、突っ込ませてもらう!
  そんな、複数の相手が好きな自分に都合のいい話が許されるとでも思っているのかぁ!」

彼「嫌なの?」

私「いいと思います。」(←あっさり。)

彼「じゃ、問題ないね。愛に制限はないし。
  君は愛されているし。
  守られているから、何も問題ない。」

私「そんな…愛されているだなんて…。(照れ)」

彼「とにかくね。
  君は自分の人生を楽しみなさい。
  今までも、ずっとメッセンジャーをして来たんだから。
  そろそろ、自分の事に構いなさいね。」

私「はい。…でも、あの、いいのかな?
  ミカエルさん以外の男性を好きになっても。」

彼「彼は君に愛されたがっているから。
  それだけで、もう十分だと思うよ。」

私「そうかな?ちょっと都合良過ぎる気がするけれど…。
  うーん、非物質的には良いかもしれないけれど…。
  しかし、もう一人は現実世界の人間ですから…。
  それでも問題ないっていうのかな…。」

すると、夢駆さんから、こちらへ戻ってくるように、との指示が出ます。

彼「愛に制限は無い。分かったね。」

私「…ありがとうございます。」

私はそそくさと彼にお礼を言い、レストラン:シェ・ムンクを出て、豪華客船:ムンク号の甲板から最初の金属製の扉へと、背中の羽根を羽ばたかせて飛び立ちます。

空中で振り返ると、甲板に佇むガンさんが大きくゆったり片手を降り、隣にいるルリカさんが不機嫌そうに両手を腰に当ててふんぞりかえっています。

船体の側の海面に無数の光のゆらめきを宿した、夜の海に浮かぶムンク号を尻目に私は扉へと辿り着き、その扉を押し開けて、現実世界へと帰ってきたのでした。

最後は自分の過去生を見に行く、というセッション。

とみなが夢駆さんの誘導により、時間と空間を繋げる事が得意な、夢駆さんのガイド:シャム猫さんがいるフォーカス15へと移行します。

私がそこに辿り着くと、見知らぬ美青年がシャム猫を手に抱えて、微笑んで佇んでいます。

身長190cmくらいで、黒色のスタンドカラーのストンとした服を着ており。
髪の毛は肩に届く長さのおかっぱ髪をしています。

整った顔立ちで、静かに優しく微笑みながら、大きな腕の中に綺麗なシャム猫を抱えて片手でその背中を撫でています。

男性に駆け寄ると、シャム猫の片手(片腕)を手に取り、思わず、その手にチューをしてしまいます。

私「はぁ~、美しい。なんてかわゆい猫ちゃんなのかしらっ!」

私が目をハートマークにしながら、うっとりとシャム猫さんに話しかけると。

シャム猫さんは、アイスブルーの瞳を潤ませて、婉然と微笑みながら、クイッとすぐ側のテーブルの方に顎をスイングさせ、私にそちらを見るように、と指示している模様です。

私は名残惜しそうに、シャム猫さんの手を離し、男性に会釈をすると、すぐ側のテーブルの方へと移動します。

そこには白い金属製の瀟洒なデザインが施されたテーブルとイスが置いてあります。

私はそのイスを引いて腰をかけ、テーブルの上においてある、A4版のまるで百科事典のような本を手に取ります。

皮製の分厚い表紙をめくり、真っ白な一枚目を繰ると、そこには銀河がグルグルと渦巻いています。

そこで私はその銀河の映像の中にエイッとダイブすると、そこは宇宙空間。

私は背中に16枚の羽根を生やした天使の姿のままで、その場でキョロキョロします。

すると眼前に楕円形の銀色の飛行物体が目にとまります。

その物体に滑るように近づいてみて、その内部に吸い込まれるように、透過して侵入します。

すると、ごく薄いピンク色の肌をして、スレンダーなムーミンのような姿で、二足歩行をして、体にピッタリフィットする宇宙服を着込んだ、可愛らしい宇宙人たちが乗り込んでいるのが見えます。

身長は50cmくらいで、どうやら、そのうちの一人、おそらく女性体の宇宙人が私の過去生のようです。

宇宙船の内部には5人ほどのクルーがいるらしく、すこしグレーがかった肌をしたおそらく男性体の宇宙人を中心に彼らはまとまっている様子です。

そのリーダー的存在の彼を、私は尊敬している感じがうかがえます。

私「あぁ、もうすぐ地球だ。
  わくわくするなぁ。
  どんな学びが待っているんだろう。
  もっともっと、愛を学ぶよ。」

リーダー「あぁ、楽しみだね。
     私達の星には、もう、帰れない。
     地球に愛を広めよう。」

私「なぜ、戦争をはじめたのかしら…。
  もう、私達の星には戻れない…。
  オリオンにはもう戻れないのね…。」

天使の意識体の姿をした私は、ついっとその宇宙船から出て行くと、突然場面が変わります。

地球の土地に、その宇宙船が墜落した模様です。

楕円形の小型宇宙船は深い緑が生い茂る山肌に斜めに突き刺さり、夕陽を浴びてピンク色に照り輝いています。

宇宙船のクルー達は、船内から透明な体で外に出て、その土地の自然物や生き物に宿ります。

私の意識体はその場を通りかかった、黒髪の若い女性の体に宿ります。

私が女性と一体化して、山を降りると、私を見つけて驚いて、手に持っていた、山菜入りのザルを思わず地面に落とす若い男性が現れます。

彼もまた黒髪に粗末な茶色い服を身にまとっており、貫筒衣よりも、ちょっとマシな感じな服を着ています。

男「姉者!無事だったのか!」

また場面が変わって、薄暗い、木造の建物の中で、先ほどの男性が中年になっており私に語りかけている光景に変化します。

髪型もみずらをゆっており、衣服も上質な白いゆったりとした衣装を着ており、社会的に成功した男性の雰囲気が漂います。ハニワとかが着ていそうなデザインの服です。

男性「ワシはこのクニを出ようと思う。
   ワシにはこのクニをまとめられない。
   姉者のようにチカラが無いからじゃ。
   このクニを継ぐのは、姉者のようにチカラのある娘がいいだろう。
   ワシは遠くに行くよ。
   ここにいてはワシの命が危ないからな。」

男性の語りかけに答える声はありません。

すると、とみなが夢駆さんから、戻ってくるようにとの指示が出ます。

私は少しずつ、体を揺り動かして、大阪のセミナー会場へと意識を戻しました。



 





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