私「やっぱり、お兄ちゃんも怖いんじゃない!クスクス。」



兄「いや、やっぱり怖いな!

でも、面白いテーマだと思うんだ。

忘れて欲しい気もするが、やっぱり覚えて欲しい気もする。

うわぁ~!結構、これ、ジレンマがあるぞ!


70代80代なら、まだあきらめもつくが、40代50代ではどうだろう?

働き盛りに突然妹が訪ねてきて、あと数年で死ぬよと告げられる。

普通にホラーだっ!」(((( ;°Д°))))



私「くすくす、忘れちゃうと思うんだけどなぁ(笑)」



兄「いや、お前の能力は本物だ。

だから、絶対思い出すと思うんだ。

でも、思い出して欲しくない~!!」(@Д@;



私「クスクス、分かった、それじゃ思い出しても死ぬとかは言わないよ!(笑)」



兄「いや、それだと検証の結果がとれないじゃないかっ!

それに、思い出したと言われた時点で俺も思い出すだろうがっ!」



私「くすくす、それじゃ、何も言わないよ。」



兄「あぁ、そうしてくれ。

いかん、最初から自分がいつも悔いのないような生き方をしていれば何も問題がないんだった。

スマンスマン。」!(´Д`;)



私「いいえ、どうしたしまして!

私だって、40歳すぎて、すぐ交通事故とかで亡くなってしまう可能性があるんだから!

みんな一緒!死ぬ時期なんて、知らない方がやっぱりいいんだと思うよ?」



兄「あぁ、やっぱり、そうだな。

うん。」



私「くすくす、お兄ちゃんもたくさん想像しちゃう性格なのね?」



兄「想像というよりは、実験を好むと言ってほしいな!

俺はこうみえても、現実主義なんだから。」



私「はいはい。(笑)」



兄「はぁ、時々どっちが年上なんだろうって感じになっちゃうな!」



私「そう?」



兄「うん。いや、うん。」



私「?」



兄「お前はさ、俺の妹なんだけれど。」



私「うん?」



兄「俺はさ、正直、お前が生まれた時、なんにも感慨がわかなかったんだよな…。」



私「うん。」



兄「薫もそうだ。

正直言えば、姉ちゃんの事も、なんとも思わない。

ただ、血のつながった人間ができているっていう感じだったんだ…。」



私「…。」



兄「俺はさ、孤独だった。

気づいたら誰も俺の事を理解できる奴はいなかったし、俺の心のわだかまりに気づく人間も皆無だった。」



私「…。」



兄「俺は、なんで、この世界にいるんだろうってずっと思ってた。

誰も俺の感性に気づいていないし、俺の言わんとしていることに気づかない。

そして、俺が感じている欺瞞に共鳴してくれる人間は俺の周りにはいなかった。」



私「…。」



兄「父ちゃんから、俺に妹が生まれたぞ、喜べと言われても、正直赤むけの猿ぐらいにしか感じなかった。

妹が生まれたからといって、別に…という感じで。

ずっと俺は自分の世界にこもっていた。」



私「…。」



兄「そんなわけでお前に対して愛情とか興味はまるで持っていなかった。

しかし、お前が成長するにつけて、俺は気づいた。

こいつは俺と同じ種類の人間だと。」



私「…。」



兄「お前は俺の想像を超えて、成長しつづける。

そして、能力だけじゃない、俺の心の内に気づいて、いつもそっと励ましてくれる。

俺はやっと肉親の情というものを持つことができた。

お前に感謝している。」



私「…。」



兄「お前は俺が無くした純粋な心を今でも持っている。

俺にはそれが眩しい。

俺がかつて大事に抱えていたものを、妹のお前が今も持っている。

俺はそれを守りたいと思った。」



私「…。」



兄「俺は思っていたんだ。

なぜ、俺はここに生まれたのかと、ずっと孤独で気が狂いそうだったんだ。

その理由を知りたいとずっと願っていた。

お前のことを知って、俺は思ったんだ。

お前を守り、導くために俺はお前より先に生まれたんじゃないかと。」



私「…。」



兄「お前は俺の半身…。

誰にも汚させない…。

俺はお前を守るために、たくさんの暗示を与えたんだ。」









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