サンタシリーズの補足的なお話ですが…。


あんな感じのやりとりを自宅でしていた、しばらくあとのことです。


自称天使のアイちゃんから、戸惑いながら声をかけられたことがありました。

色白でうす茶色の瞳と髪の毛を持つ、綺麗な洋服をいつも来ているおしゃれ女子でした。



アイ「ねぇ、しんじゅちゃん…。

突然小宮先生が、私にカニ缶を職員室で渡してきて…。

それで、これはしんじゅの実家で買ったものだから、しんじゅにお礼を言うようにって言われたの…。」



私「は?なんで、アイちゃんに先生がカニ缶をくれるの?」



アイ「それは私も分からないけれど…。

いらないって遠慮したけど、無理やり渡されて…。

普段から世話になっているから気にせずもらえって。

それで、必ずしんじゅにお礼を言うようにって言われたのよ…。」



私「先生が買ったなら、先生のもので、アイちゃんにあげるのはいいと思うけれど…。

なんで、私にお礼を言わなきゃいけないの?」



アイ「それは、私も言ったんだけど…。

先生は絶対言えって…。

私、嫌がったんだけど、無理やり…。」



私「はぁ…。よく分かんないね…。」



アイ「そうよね?

それで、先生はしんじゅに礼を言うのもいいけど、しんじゅの母親に言うのもいいって言われたの。」



私「はぁ。私のお母さんに、アイちゃんからお礼?

意味がわからないけど…。」



アイ「そうよね?

それに、私、わざわざしんじゅちゃんの家に行くのもいやだから。

これでおしまいにさせてよ。」



私「うん、いいよ。」



アイ「ねぇ、なんで私がお礼を言わなきゃならないの?」



私「だって、それ、先生が言ったんだから、私には分からないよ。」



アイ「そうよねぇ。わからないわよねぇ?」




二人して首をかしげておりました。


っていう一幕がありましたよ。




さて、幼なじみのぽっちゃり男子のヨッちゃんには、強気な態度を取っていた私ですが、クラスでは完全に孤立しており、ひとりでこっそり生きている感じ。


っていうか、ひっきりなしに、嫌がらせを受けていました。



そんな中、お隣に住む、ピアニスト志望の少女、アイちゃんとは家も近く、ヨッちゃんも含め、同じ保育園で育った仲の幼馴染の女の子です。


彼女とは出席番号も前、後ろの関係で、なにかと一緒の班になることが多かったので、給食後の掃除当番も、常に一緒のグループなのでした。



よく当たったのが、校庭の掃除当番で、竹箒を使って、さっさと庭をはくのですが。


『お箸より重たいものは持てない』というアイちゃんは、いつも掃除をサボっていたのでした。

それも、先生のお墨つきだったらしく、彼女がサボることで、その他の子も同時に抜けていってしまい。


私はいつも一人で五人分掃除をしており、適当にサボればよかったんですが、妙に几帳面な性格な為、一人で昼休みを潰してせっせとお掃除をしておりました。


それを見かけた教頭先生が、『なぜ君はいつも一人で昼休みも掃除をしているんだ?』と声をかけられて。

かくかくしかじかで…と説明したことにより、教頭から担任の教師および掃除をサボっていた生徒がおしかりを受けることになり。



担「こいつは、同じクラスの人間を売る人間のクズだ。

痛めつけたものには、報奨金を与える。」


とか言って、余計にいじめられる結果となっておりました。


そして、校庭掃除では、最初は教頭先生が見張っているので、おしゃれ女子たちは雑な掃除をさっさとして。

先生の姿が見えなくなったとたん、4~5人でゴミを私の頭の上からふりかけて。

竹箒をわざとぶつけるように投げつけて来て、片付けておけと命令口調なのでした。



アイ「あんたなんて、低脳のブタなんだから、ゴミがお似合いよ!

そのまま焼却炉に飛び込んで焼け死ねばいいんだわ!」



という、なんというか、古い少女漫画の悪役そのもののセリフを吐いていたものでした。


もちろん、なぜ私が同級生にそんなことを言われなきゃならないのかと文句を言っても、まったく取り合ってもらえず。



その様子を遠くから見かけたヨッちゃんが、直接アイちゃんの家に出向き。


サヨちゃんを見限った発言から今までの細かい経緯までをすべてアイちゃんのお母さんに暴露。


そして、アイちゃんのお母さんは菓子折りを持って、私の家に出向き。

親子で、頭を下げてきた…という経緯がありました。



その時のアイちゃんは、とてもぶんむくれてて親の手前、一応謝っておく…という様子でしたが。


詳細を聞いた私の父親は、(サヨちゃんをかばったくだりとか)私のことをカッコイイと褒めてくれて。


なんとなく、私は救われた気分になったのでした。









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