サ「そうよ、きっとそうなんだわ、気持ち悪い…。
先生がしんじゅちゃんのことを責めるのも、当然よね…。」
私「あ、あの…。あの、私…。」
サ「人の考えている事が分かるんですもの、気持ち悪くてかなわないわ…。
特に悪いことを考えている人間には、ものすごく怖い…。
先生が、しんじゅちゃんを怖がるのも、当然よね…。」
私「あの…あの、サヨちゃんを気持ち悪がらせるつもりは…。
あの…、え…?」
サ「そうよ、先生なんて、ワルダクミしか考えていないんですもの。
そんな事、担任している児童に全てお見通しなんて、大人としてやってられないわ。
先生はしんじゅちゃんが、怖くて仕方ないのよ…。」
私「え…?あの、その、え??
あの、私、嫌われたんじゃ…え?」
サ「違うわ!私が嫌っているのは、あの担任の方よ!
当然じゃないっ!」
私「え、あの、だって、さっき、私のことを気持ち悪いって…。」
サ「なんで、助けてくれたしんじゅちゃんの事を気持ち悪がるのよ?
意味が分からないわ?
あれ?これってしんじゅちゃんの口グセよね?(笑)」
私「え?あ、あの、その…。」
サ「うぅん、誤解させるいい方して悪かったわ。
ちがうの、しんじゅちゃんの答えが、私の期待していたものと違っていたから…。
いいえ、違うわ、お父さんはきっとしんじゅちゃんは、そう言うだろうって予想していたの。
だから、その通りだったから、驚いたんだけれど。
いいえ、違うの、予想通りだからおどろいたんじゃない。
あまりにも期待はずれで、私が驚いてしまっただけ…。
どこかで、私、思っていた。
しんじゅちゃんだけには、そういう事を言って欲しくなかった…。
だって、あまりにも予想通りの答えだったから、私、どうしようもなく悲しくなってしまったのよ…。」
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