夕馬さんは腕組みをして、プンプン怒り出しました。


夕「まぁ!よくもしんじゅさんをブスでバカだとか、言えたものですわねっ!

実物を知れば、とてもそんな事を言えるものではありませんわっ!

そちらの方が、よほどバカですっ!」


私「アハハ、ありがとうございます。」


夕「もぉ、怒れてきてしまいますわ!」


私「アハハ…。
すみません。」


夕「しんじゅさんが謝る必要はありませんわっ!

話を聞いているこちらが怒れてきてしまうのですっ。」


私「すみません…。

ホントなら、私が怒らなきゃならないところを、夕馬さんが代わりに怒っていらっしゃるんですよね?」


夕「そうですわっ!しんじゅさんは、もっと怒ってもいいところですのよっ?」


私「すみません(汗)

…いつも、セッション中、夕馬さんは私の話を聞いて、怒ってらっしゃる。

申し訳ないな、とも思うんですけど。

ついつい、あ、また夕馬さん怒ってる…って、なんだか他人事みたいに感じてしまっていたんですよ。」


夕「はぁ。」


私「すいません、私の分の怒りを引き受けさせてしまっていて。

過去記事を読み返すと、けっこう夕馬さん怒ってらっしゃるんですよね。」


夕「えぇ。」


私「いや、ほんとは、私が自分の為に怒るところなんですけど。

そこらへんの感覚がぼんやりしてて、多分、話を聞いてる夕馬さんの方が怒っていらっしゃる。

すみません。」


夕「いえ、しんじゅさんが謝るところではないんですけどね。

なんといいますか、私が怒っているのは、しんじゅさんの為といいますか…。

話を聞く立場として、クライアントさんの味方である、という意味と、しんじゅさんに親愛の気持ちがあるから、怒れてきてしまうのですわ。

あなたが、ご自身の味方であれば、ご自分で怒る事ができるんですのよ?」


私「そう…そうですよね。

私、どうも、自分がヒドイ事を言われている、という自覚が薄いみたいです。

子供の頃から、ずっと親にヒドイ扱いを受けてきたから、どこかそれが当然、みたいな感覚で…。

兄とかも、私の事を並以下の人間とか言ってても、あぁ、また言ってる、って感じで。」


夕「ふむ、そういう環境にいたから、馴染んでしまっていたんですね。」


私「そうかもしれません。

親に、出来損ないのダメな子供だと言われ続けて育ちましたから、根本的に自分に自身がないんですよね…。

周りの人に、お前はダメな奴だ、とか言われると、そうか…みたいな?」


夕「小さい頃を思い出して、ある意味、それが居心地よかったのかもしれませんね。

頭では嫌だと思うけれど、どこか馴染んだ感覚というような。」


私「あ、そうかも。

そういえば、私に暴言を吐いてしまった人たちも、なんか、挨拶がわりみたいに、いつも私の事をダメね、おバカさんね、みたいに言ってきていました。

そうか、私、ダメなのか…とシュンとしていたんですよね。」


夕「まさしく、洗脳ですわね。

やはりお父様と同じ事をその方たちもなさっている。」


私「え?あ、そうか!?

また、同じ事を繰り返していたんだ!!」


夕「そうだと思いますわよ?

あなたを自分より下だと思って、そういう事を言っていたんだと思います。

本人的には無自覚でしょうけど。」


私「あ、そうか、そうですよね…。

父親と同じようなメンタリティの人間なんだから、同じような言動を繰り返すのは当然ですよね。

そうか、親しみを感じていたから、気づきにくかったけど、父親と同じ。

それは、ストレス溜まるはずだわ…。」


夕「これからは、変わっていくと思いますわ。

あなたは、ご自分の為に、怒れたのですから。

つきあっていく人間関係も変化していくでしょう。

しんじゅさんは、これから、どんな人間になりたいですか?」









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