私「と、そこまでたどり着くまでに話がアッチコッチに飛びまくって、なかなか記事に書き出せなかったんですけど。」
夕「えぇ!かなりアッチコッチに飛びまくりでしたわねっ!(苦笑)
話も長くて、ビックリいたしましたっ!」
私「アハハ、そうでしたね~(苦笑)
(注:私の記憶力を試すために、兄の質問がミンキーモモの呪文とか、シャーの名台詞とか謎の会話が繰り広げられている。)
すいませ~ん、いや、書き出すと、あれもあった、これも言ってたってどんどんエピソードが追加されていって、全然終わらなくなっちゃったんですよぉ~。
書き出し始めると思い出すので、自分でも先が読めないって言うかぁ~?
あはは、9月のセッションの内容がやっとこさ10月末に終わった感じでしたね~?」
夕「いえ、いいんですけどね。(笑)
読む方は面白いんですけど、書く方は大変でしょうし。
しかし、さすがの記憶力ですわね~、よく詳細にあれだけのことを再現できると感心いたしますわ。
最近の記事も、かなり突っ込んだ内容になっておりますわね。」
私「はい~。
あのシリーズもまだ終わってなくて、あのあと、二人の進路の事について話し合うんですよ~。
そこにも、大事なエッセンスが含まれている気がして、でも書き出さないと詳細に思い出せないので、ちょっとドキドキしています。」
夕「ほぉ。」
私「私ね、少女時代のことを書き出して、自分でもすっかり忘れていた、自分の『核』?『芯』みたいなものをいくつか発見しました。
まるで自分のルーツを探る旅のようです。」
夕「はい。」
私「いくつか大事なところを発見しました。
母親の死に目に宗教団体に荒らされた過去から、『自分は絶対に霊能力を悪用しない』と決めていたこと。
サイコメトリーで他人の思考を読んでしまっていたからこそ、『嘘をつかないを信条としていた』事。
勇気を振り絞って、父親の暴力を親戚のおばさんに訴えたら、信じてもらえなかった。
父は美しい顔をしているから、許されて、私は醜いから信じてもらえない。
こんな理不尽な事はないと、すごく悔しい思いをしました。
だから、私は『他人を見た目で判断しない』と決めました。
それを、フクちゃんも、お前それでいいよって言ってくれました。
だから、アタシと仲良くなれたんだろって。」
夕「えぇ、そうおっしゃってみえましたね。」
私「私、思い出したんです。
フクちゃんと初めて話したのは、入学してすぐの頃。
同じクラスにいて、彼女が話しかけてきたのがきっかけだったんです。」
夕「えぇ、チョコレートの空き箱を筆箱替わりに使っていた、というエピソードですよね?」
私「はい、私の机の上のチョコの空き箱を見て、フクちゃんが声をかけてきました。
『ナニコレ?もしかして筆箱?』って。
私、正直フクちゃんを見たとき、ビビってました。
見た目が派手でヤンキーだと丸わかりの格好をしていたんです。
でも、彼女はただ、私に質問してきただけだと思ったんです。」
夕「えぇ、そうですわね、彼女は単純に素朴な疑問をぶつけてきただけですわね。」
私「私、気が小さいところがあって、ちょっと怖かったんです。
でも、あの経験から、私は人を見た目で判断しないって決めていたから、ぐっとこらえて、『そうだ』と答えたんです。
そしたら、フクちゃん、爆笑です。
腹を抱えて笑っている彼女を見たら、アレ?この子、そんなに怖い子じゃないんじゃないか?と思ったんですよね。」
夕「えぇ。」
私「それから、なにかと話かけてきてくれて、いつの間にか仲良しになっていたんです。
私が貧乏だから、彼女が気を許してくれたってだけじゃなくて。
私の方も、彼女を見た目だけで判断しなかったから、彼女と仲良くなれたんです。
貧乏だったり、辛いことも多い子供時代でしたけど、普通なら仲良くならないような子とも、腹を割って話せる友達になれた。
今、思うと、すごく貴重な体験だったなって思うんです。
だから、不幸な出来事も、悪いことばかりじゃないなって思うんです。」
夕「はぁ…。
しんじゅさんはね、サラっとお話しされていますけど、ほんとはたくさん苦労があったと思うんですのよ。
年頃の娘さんが、文房具を買うお金がなくて、チョコの空き箱を筆箱替わりにして学校に通う。
教室の机の上にチョコの空き箱を乗せて勉強をする。
それって、かなりの覚悟とか、勇気がいると思うんですのよ。
でも、そこは割り切って、やっていらっしゃったと思います。
そこだけでも普通の娘さんならお辛いところだと思いますわ。」
私「あ…。」
夕「それだけじゃありません。
子供の主張を、親戚のオバはんが八つ当たりも混ぜて、ひどい否定をしてきています。
しんじゅさんは、何も悪くないんですのよ?
それを一方的に、悪者にされて、余計な暴言まで吐かれていますわ。
もう、これだけでも、普通なら、十分、心が折れてしまいますわ。
それを貴方は、自分の糧としている。
しんじゅさんのスゴイところは、辛い体験を、自分を磨く事に換えてしまっている。
そこが、あなたの一番素晴らしいところなんですのよ。」
いつも最後まで読んで下さりありがとうございます。
↓応援よろしくお願いいたします↓


スポンサーサイト
コメントの投稿