夕「えぇ。催眠療法士の方との出会いがしんじゅさんの心を揺さぶったんですのね。」


私「えぇ…。

先生とのやりとりを思い出したら、どうも、モヤモヤしてしまって。

気づいたら、毎日泣いていたんです。」


夕「まぁ…。それはお辛かったですね。」


私「えぇ、ずいぶん昔の話です。

けど、先生の言っていたこと、当たっている、と思ったんです。

私の事を規格外の人間だと。

貴重なサンプルになるから、データを取らせて欲しいと言われて、最初は戸惑いました。

結局、私は先生の申し出を断ったんですけど。」


夕「えぇ。」


私「先生はいくつか、私の事を、『僕の見立てでは』と言い当てていました。

今、思うと、けっこう当たっているんです。


本来なら、犯罪者になってもおかしくない経歴の持ち主なのに、普通の人間の感性を持っているのは、それだけ頭がよかったからだろうと。

自分が置かれた環境を分析し、最適な解決策を導き出すだけの知能と、普通の人間の感性を持つに至るまで自分を導くことが可能な頭脳の持ち主だろうと。

おそらく天才か、それに限りなく近い頭脳の持ち主の可能性が高いと。

他にも、高い知能と強い精神力を持ち合わせ、そして超自然的な力が作用している人物の可能性もあると。

そんな風に、私の精神構造を分析していました。


私のような、子供の頃に、性的な恐怖体験をした女性というのは、男性を見る目がないとも言われていました。


そして、私は繊細で内向的な性格だから、つきあう男性は心の優しい人にするようにと。

肉体的よりも、精神的なダメージを引きずるタイプだから、最初に付き合う男性は慎重に選ぶようにとアドバイスをされました。


ただ、私は性的に強い抑圧を受けて育ってきているだろうから。

心の奥底では男性を憎んでいる。

性の快楽を知ってしまうと、豹変してしまう可能性があると。


だから、私の初めての男性は、少なくとも精神的にある程度成熟した男性を選ばないといけない。

私の事情や背景を知っているといないとでは、また違ってくるし。

普通の男性では、豹変した私を見て、引いてしまう可能性が出てくる。

そうすると、私は男性を渡り歩いてしまうと。

そういった症例が多いんだ、と言われたんです。」


夕「えぇ。」


私「私はこの発言を思い出したら、自分の過去を思い出して、泣けて泣けてしょうがなかったんです。

私はこの先生の言う通り、性の快楽を知ったら、男性を転々とするようになってしまいました。

愛する男性を傷つけて、どうしようもなく、自分で関係を壊していってしまったんです。


自覚がなかったんです、私は男性を心の奥底で憎んでいると。

ミカエルさんを愛していると言いながら、彼を傷つけるふるまいを続けていた。


あれから、4年半、私は、自分の行動が情けなくて、どうしようもなくて、落ち込んでしまいました。」











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