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サ「彼も苦悩していたと思いますよ?

自分のルックスの良さを仕事に活かす、それもまた一つの選択です。


しんじゅさんなら、自分の能力を悪用しない、彼は利用した、それだけ。

そこにいい、悪い、もない、ジャッジする必要もない。


ただ、それをすることで負う、何がしかのものが、後からふりかかってくる…。

それだけです。


彼の場合、セラピストとして、境界線がグズグズだった。

カウンセラーとして、クライアントへアドバイスをする、という仕事の中に自分の私情を持ち込んでクライアントを混乱させていた。


仕事と自分の気持ちの境界線が曖昧なんです。

それが混乱を招く元なんです。


しんじゅさんも、それを学ぶ為に、彼と出会ったんだと思います。


あなたも自分と他人の境界線が曖昧で、それが苦労の元になっています。

(ちょっとここらへんの表現は正確に覚えていないです^^;

違うことを言っていたかも?)

彼との出会いは、自分の境界の曖昧さを確認させられる為、そのように思います。」


私「はぁ…。」


サ「彼と再会しても、なにもなかったでしょう?

ほんとうに、あなたは、周りの人に守られている…。

そんな風に感じますね。


彼には、彼なりの苦悩がつきまとっていたとは思いますし。

自分でも良くない事だと思っていると思います。

今はうまく回っていっているかもしれませんが、今後彼はただでは済まない事になると思います。」


私「そうなんですか?」


サ「えぇ、ただではすまないと思いますよ…。

それは彼自身が招いた事で、しんじゅさんにはなにも関係のない話です。」


私「そうなんですか…。」


サ「しんじゅさんは、他人の課題に突っ込んでしまうところがある。

その外見で、その性格では、こき使ってしまおうと考える男が出てきますから注意が必要です。」


私「あ、はい。

元彼氏に、そういう事言われていました。

催眠療法士の先生にも、君は徹底的に男を見る目がないと言われてたな…。」


サ「ん?」


私「元彼氏に、私のどこが好きかとたずねたら『顔だ』と。

他にも『顔とスタイルがいい。それ以外何がある?』と言われました。」


サ「は?」


私「『顔のいいやつは性格が悪くて、他人を見下すが、君にはそういうところがない。

話してみると純で、意外と賢い。

自分に尽くしてくれると判断した。』と言われていたんです。」


サ「なんちゅーことを…。」


私「私は気分が悪くなって、帰りたいって言ったんです。

あ、気分が悪いってのは、怒っているっていう意味じゃなくて、メマイがして、青ざめて、ほんとうに気分が悪くなっていたって意味です。


それを見て、『褒めているのに不機嫌になるのは失礼だ。君には失望したよ。』と言われて。

『奇遇ね、私も今、同じことを考えていたわ。私はいったいあなたの何を見ていたのかしら…』って、やりとりがありました。

結局、別れたんですけどね。」


サ「いやいや、今時、はぁ~。

そうですか、そういう事言う人いたんですね。

ってか、わざわざそういう人を引き寄せて、言わせているんですよ。

自分が価値のない人間だと、言わせて、自分らしさを消して、幸せにならないようにしていってたんですよ?」


私「はぁ~、そうか…。」


サ「その先生しかり、元彼氏しかり。

どれもあなたを利用しようとする男性ばかりですやん。


どうしても、ご自分を不幸にしようという意思を持って行動していらっしゃる。

お母様の洗脳ですね~。」


私「はぁ~、そうですか…。

お母さんの事、よく分からないんですよ。

なんか、人形みたいな人で、理解できない。」


サ「あ、今お母様とお話できます。

これ、私のフィルターがかかっているから、絶対私の意識とか混じっていますから本当の本当にお母様の意見かどうかは絶対ではないですけど、お伝えしてよろしいですか?」






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