私「いえ、『いい人』だと思いますよ?」
夕「は?その方のどこらへんが、『いい人』なんですの?」
私「え?そりゃ…。なんとなく。
人当たりはいい感じですし、礼儀はわきまえてますし。」
夕「それって、別に普通の人ですやん。
その方の『いい人』の要素ってどこらへんにありますの?」
私「えっとぉ。
こちらを否定をせずに、話を聞いてもらえたところ、かな。」
夕「それって、『いい人』ですの?」
私「え?『いい人』って感じがするような…。」
夕「普通ですよね?
特に、良くも悪くもない。
知人に対して、普通の態度で、ただの知り合いとそんな変わりないですよね?
今後も会いたいと思わせるような、心の動きを相手に与えるような方でもありませんよね?
仲良くなりたいとも思わない、どうでもいい人ですよね?」
私「あ…はい。
そうですね、好きでも嫌いでもない、どうでもいい人、ですね…。」
夕「そうですよね?どうでもいい人。
もっと言えば、好きではない、どっちかというと嫌いなタイプの人、ですよね?」
私「え…あ、ハイ…。」
夕「気づいていらっしゃいます?
今日、あなたの口からどれだけ出たと思いますか?
『いい人』ってセリフが。」
私「あっ!?」
夕「その方、おかしな人ですよ?
勝手にあなたを自分より下だと思って近づいてきている。
自分勝手に、あなたのことを捉えていて、そのイメージから抜け出そうとしていない。
頭の中が、お花畑の人なんです。
この方だけではありません。
今日、お話を聞いた方、全員、『いい人』ではなく、おかしな人ばかりですよ?
もう、いい加減、『いい人』フィルター外しませんか?」
私「あ…。
『いい人』フィルター…。
確かに、私、自分に親切にしてくれる人、イコール『いい人』って思ってました。」
夕「それが、彼らの『エサ』なんです。
あなたに好かれる為の作戦なんです。
しんじゅさん、最初に、『気持ち悪っ』って感じてましたやん。
それを、何を気を遣って、付き合おうとするんですか?
プライベートなんですよ?
お仕事や親戚や、近所付き合いなら、しがらみもありますし、多少の無理は必要かとも思いますけれど、プライベートなんです。
ご自分の好きになさったら、いいやないですか?」
私「えぇ?
でも、共通の知り合いがたくさんいますし、私が相手をちょっと嫌っているって周りに知れたら、相手に迷惑がかかると思うと…。」
夕「えぇですやん。
私、この人、キライ、で何があかんですの?」
私「え?いや、知られたら、相手に悪いなぁ…って。」
夕「相手を貶めるとか、そういうのなら、まずいと思いますけど。
自分は相手を気に食わん、それのどこがまずいんですの?
そんなん、当人どうしの、勝手ですやん?」
私「う。そうかも、しれません。
でも、難しい…。」
夕「ほんなら、無理して付き合い続けますかぁ~?」
私「いえ、もういいです。
辞めます。
それでいいんです。
ホントは、私、こういう事言ってくる人、キライなんです。
本人的には、善意かもしれませんが、私には、私と仲良くなって、自分が癒されたいっていう本心が透けて見えるような気がして、気持ち悪いんですよ。」
夕「えぇ、それが当人さんの本音だと思いますぅ~。
全然、しんじゅさんの身になって言葉を発していませんもの。
自分の理想のしんじゅさん像が、頭の中にあって、そこからはみ出た部分は認められへんのですわ。
頭の中がお花畑の方なんですぅ~。」
私「時々いるんです。
もしかしたら、本当に心の綺麗な人で、善意なのかもしれませんけど。
私は相手の事を何も知りませんから、気持ち悪くて、怖いんですよ。
私のブログを読んで、私のことを知っているつもりになっているんでしょうけど、こっちは全然知らない人なんです。
ブログに書かれていることなんて、私の一部ですよ。
生身の私の事を、何も知らないクセに、何を言っているんだって思うんですよ!
私の名前も、年齢も、職業も何も知らないのに、なんで私と付き合いたいと思うのか!(恋人になりたい、の意味)」
夕「えぇ、全部向こうの勝手な自分都合ですわね。」
私「私の事を、(癒してあげたいとか)自分より下だと思い込んでいるのが、不愉快なんですよ!
私に好意を持っているのなら、私のことを信じて欲しいんです。
この人は自分の足で立てる人だと、願って欲しいんです。
そういうのが、愛情ってものじゃないですか?」
夕「えぇ、そうですわね。
勝手なイメージですわね。」
私「さみしい人なんだと思いますよ。
それは、それで仕方ないと思いますけど。
でも、それに、私を巻き込まないで欲しいんですよ。」
夕「そうですわね、そういう方とは、距離を置くのがよろしいと思いますわ。
さて、時間がずいぶん迫ってきました。
ヒーリングの時間にいたしましょう。」
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