ざわ。



イオンのフードコートに足を踏み入れた瞬間、違和感を覚えた。




大勢の家族連れ、カップル、あるいは一人のお客が、広々としたテーブル席に料理を並べて、食事をしている。



いままでは平日の図書館のような、静かな、それでいてくつろいだ雰囲気のあったフードコートが今は大勢の客でひしめきあっている。



よく考えたら、これが普通の状態で、いままでは大雨の中イオンに足を運んでいて、客足が遠のいていた状態だっただけで、それまでが特別だったのだな、と思い直した。



人が大勢いる、と言っても、そこここに、空きスペースがある。



遠くまで見渡してみて、Nさんや、Yちゃんがいてもおかしくはないが、なんとなく、違和感を覚える。



料理店の前には、注文を待つお客が行列を作っていて、人ごみをかき分けるように歩かないといけないぐらいの混雑さなのだ。



自分がこれらの料理を食べている、直近の未来の姿が想像できない。



こんなギスギスした雰囲気の中でヒーリングができるのだろうか?という疑問が沸いてくる。




足が痛いし、体もしんどい。

こういう時は自分のガイドに頼んでみる。



すると、いつもなら、駐輪場の空きスペースを教えてくれる感じで、出会いたい人にすんなり出会えるのだが、どうも掴めない。



面倒なので、妖怪アンテナを発動して、彼女たちの気配を探る。

あれだけ目立つ気を放っている人たちの気配が、これも掴めない。



今日は、感性が鈍いのかもしれないと思い直し、しかたなくあたりをうろつきながら、人探しをする。



妖怪アンテナの弱点は、加減を誤ると、自分が悪目立ちする、という反作用がある。

今日はしくじったのか、大勢の人に、逆にジロジロ見られて、余計に疲れてしまう。



人が大勢いる場所は苦手なのだ。

出歩くのは、3時間が限界で、週末もいつも引きこもり気味。



そんな生活をかれこれ15年以上続けている。

最近は、いい加減、これを克服したいと考えるようになっていた。



結局、見つけられなくて、ラインにメッセージを入れたら、モスバーガーにいると返事がきた。

正直、このイオンにモスバーガーが入っている事もしらなかったし、極度の方向音痴である。



痛む足をひきずって、しばらく歩き回って、やっとこさモスバーガーに到着した。




すると、ちょうど私にNさんを紹介してくれた人が、彼女のセッションを受け始めるところだった。

Yちゃんも、にこにこして座っている。



モスバーガーで料理を注文して、私もすぐそばの席に座るが、どうも、集中できない。



手早く食事を済ませても、なんだかイライラする。

甘いものを食べて、ちょっと落ち着いたが、それでも頭がぼんやりしてしまって、壁に頭を預ける格好になってしまっていた。



周りの三人に、なんだか、お疲れだね~と、言われても、私は、大丈夫、ちょっと疲れているだけ…とひたすら繰り返していたのだった。










いつも最後まで読んで下さりありがとうございます。
↓応援よろしくお願いいたします↓
  

スポンサーサイト

なんとも不思議な…7(堕天使の名前)

なんとも不思議な・・・5(自分はダメ?)

comment iconコメント ( 0 )

コメントの投稿