ウトウトとベッドに横になっていると、気づけばユアンさんと一緒にいた。

以前、人様のガイド拝見をしていた際に、いつのまにか作った、『ガイドの部屋』に来ていたようだ。

そこで、私は彼の正面の席に座って、彼に話しかけた。



私「あの、ガイド拝見をしているから、少しお話したいの。」


ユ「うん。」


ユアンさんは、にこにことしている。

穏やかな人柄で、この人が一番、私のガイドらしい人物のような気がする。

白い肌に、黒い瞳に、短い黒髪の若い男性で、今日も上下黒ずくめの格好をしている。


彼は、私の『愛の感情』を司るガイドであり、メインガイドでもある。

字面を読むと、日本人男性みたいだが、実際は彫りの深い、西洋人の顔立ちをした人物である。

スラッとした体型をしていて、そこまで華奢ではないが、フィギュアスケート選手の羽生結弦さんを連想する感じのタイプだ。

彼は、穏やかに微笑んでいるが、私の知覚はピンボケで顔がよく見えない。

ついつい、顔を近づけて、彼の瞳を覗き込む。


(…自分を知るために。

真摯な気持ちでガイドさんと対話をする…。)


ゴクッと、つばを飲み込み、頭の中で、このイベントの趣旨を思い出して反芻しているが、彼の大きな、黒曜石のような、綺麗な瞳を見ていたら、つい、唇をかさねてしまった。


ユ「…僕とお話がしたかったんじゃないの?(笑)」


彼は穏やかに微笑んでいる。

私は、つい、彼のすぐ隣に座って、腕を組んで、頭を下げた。


私「ユアンさんっ、頭ナデナデしてくださいっ!」


彼が片方の手で、私の頭を撫でてくれている。


私「せ、背中もナデナデしてくださいっ!」


ユ「いいよ。」


そう言って、彼が腕を回して、背中を撫でてくれている。


私「い、いい、いっしょに寝てくださいっ!」


ユ「いいよ。僕の部屋に行こうか。」


と、言って、私を抱き抱えて、一瞬で彼の部屋に移動して、二人して彼のベッドのふちに腰掛けていた。


そのまま、二人して、ベッドに横倒しになった。

彼は私の背中を撫でていてくれている。


ユ「落ち着かない?着替える?

ガウンなら、あるよ?」


私「え?あ、うん。」


彼が起き上がって、ちょっと部屋の外に出たかと思ったら、すぐ戻ってきた。

タオル生地でできた、白いガウンを差し出してくる。

そして、ベージュ色の植物を編み込んだかごを私に渡して、着替えた服を入れたら?と言ってくれて、また席を外した。

いつ来ても、キチンと整理整頓された、清潔感のあるお部屋だ。

私とは大違い。

今日は衣替えもあって、洗濯したニットなどが部屋中に散らばっている。


私が照れながら、洋服を脱いで、彼の持ってきたカゴに収めて。

ちょっと迷いながら、下着をつけたまま素肌にガウンをまとう。


すると、彼が戻ってきて、私を抱き抱えたまま、ベッドに横になった。

彼は私の左隣に横になって背中を撫でてくれていたが、私を仰向けにした。


そのまま、ガウンの隙間に彼の手が伸びてきて、直に素肌に触れる。


おへその上にユアンさんの手のひらが乗っていて、そのシチュエーションに興奮、ドキドキしてしまう。



男の人の手って、大きいな…とか思っていたら、そのまま下の方に手が移動した。(///∇//)


すると、私の下腹部を優しくなではじめた。


スリスリとさするような仕草を繰り返していて、その時までアダルトな展開を期待していた、私はビックリしてしまった。


安心してください、パンツ履いてますよ…。( ̄▽ ̄)

じゃなくて、パンツの少し上、腰骨の出っ張ったところの近くをなでている。


彼は、私の左の卵巣が腫れているのを、心配して、撫でているのだ。

私は中二男子的展開を期待していたのに、予測が外れてビックリしてしまっている。( ̄□ ̄;)


ユ「痛い?」


私「えぇ?うぅん、痛くないよ。」


ユ「副作用は大丈夫?」


私「うん、吐き気とかはもう全然ないし、今は平気だよ。

ちょっと、体がだるいだけ。」


ユ「そう。僕が何かしてあげれたらいいのだけれど…。」


私「十分だよ。」



よく見ると、彼は黒い服を着ている。

さきほど、私にガウンに着替えさせたのは、真剣に、私の体を気遣って、くつろいでもらいたいからであって。

一緒に寝てと頼んだ、私の要望を、添い寝という形で叶えてくれてようとしている。


自分の中二男子的な、欲望とは無縁の優しさからだったのだった。

っていうか、正直、体がしんどくて、実際Hとか、そういう気分ではない部分もある。


多少、体調が思わしくなくても、彼が求めてきたら、応えようと思っていたのだったが、完全に予測が外れている。


気づけば、リアルでも自分の左手が、私自身の下腹部を優しく撫でている。

まれにあることだが、自分の意思とは無関係に左手が動く事がある。


ユアンさんたち、ガイドが私の左手を勝手に使って、私の顔や頭をナデナデしている事があるのだった。



(優しぃ~っ!!
はっ、これが普通か?

私、自分の体調が悪いことを周りに察しられてしまうと、余計に痛めつけられると思い込んでいて。

(記憶が不確かだが、親に半殺しの目に合わされた過去がある。)

家庭では、くつろげなかったし。

彼ができても、体調不良だと告げると、『せっかくどこかへ連れて行ってあげようと思ったのに、僕の貴重な時間を返して欲しい』と、とがめられたりとか。(←別れて正解)

友達には、『健康管理もできないなんて社会人として最低。』とか、言われていたから。(←友達?)

そうか、愛情のある人間関係では、これが普通なのか…。


ここでは、私、安心できるんだ…。

そうか、ここは安心していいんだ。

よかった…。)



そのまま、寝てしまいましたとさ。








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少女時代69ー1(相克の母娘)

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comment iconコメント ( 2 )

優しいガイドさんですね。

名前: カレイドスコープ [Edit] 2016-06-15 12:54

Re: タイトルなし

カレイドスコープさん、コメントありがとうございます。
ほんと、優しいガイドさんです♪
きっと、みなさんのガイドさんも優しい人だと思います^^

名前: しんじゅ☆♪ [Edit] 2016-06-15 21:46

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