彼のまっすぐな銀色の髪の毛が私の顔にサラサラと触れています。

私は彼の背中に手を伸ばして、そっと彼の髪の毛をなでます。


私「もうヒーリングはおしまい?」


ラ「おしまいですよ。」


私「私は幸せ者ね…。

いつか、この世を離れる時、愛するあなたたちが迎えに来てくれるのだから。」


ラ「そんな風に言わないで。」


私「ふふ、今のところ、そんな簡単に死ぬつもりは無いけれど。^^

…ラファエル、ごめんなさいね。

あまりあなたの事を思い出さないで。」


ラ「ミカエルに夢中で?

私もあなたの夫のつもりですが^^」


私「アラ?その設定、まだ有効なの?

私、あなたの奥さんでいいのかしら?

クスクス。

…それでも、あなたたちと会えなくて、さみしいわ。」


ラ「いつも、私たちはあなたのそばにいるんですよ?」


私「そうなの?
気づかなかったわ。

てっきり、会えなくなっているものと思っていたから。

こうして、体調不良の時にだけ、姿を現してくれているんだと思っていたわ。
そうか…。」


ラ「えぇ、いつも見守っています。」


私「そうか、気づけないのは私の方だったのね…。

そうよね、変なクセがついちゃうから、おかしいな、とは思っていたのよね。

そうか、ミカエルとも会えているんですものね、あなたに会えていない事もないわよねぇ。」


ラ「えぇ、私の緑の姫君。」


ラファエルさんは、私の絹糸のような漆黒の髪の毛を優しく撫でていました。



私「…そういえば、以前からよく思っていたんだけれど。

ラファエルって、とても綺麗な手をしていると思っていたの。

指が長くて、形もよくて、とても綺麗。

さすが、癒し手って感じよね。」


ラ「手が?そう、ありがとう。」



私が体を起こすと、すこしめまいがします。



ラ「無理しないで。」


私「はぁ。ちょっと甘えちゃう。

ねぇ、背中を撫でてくれないかしら?

あなたの大きな手で、背中を触られると、すごく安心するのよ。」



ラファエルさんに、上半身を預けて、彼に背中を撫でてもらっています。



私「気持ちいいなぁ~。
変な意味じゃなくて、ほんとに気持ちいい。

いいなぁ、この感じ。
安らげる。

家族って感じかなぁ。」



ラファエルさんは、私の背中をポンポンと軽く叩いて、私を見つめました。



ラ「どうですか?調子は。

おかげん、よろしければ、お茶でもどうです?

あなたの好きなクッキーを用意しましたよ。^^」


私「わぁ、ラファエルさんとお茶会、素敵ね。

ごめんなさいね、なにも奥さんらしい事をしていなくて。」


ラ「いいえ、どういたしまして。

それでは私の家にお招きしますね。」









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違う角度から。

ラファエルさん1

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