今日行うリトリーバルでは、代表者を非物質の世界で決める。

そして、代表者がリトリーバル対象者に質問して進める。

そんな手順を説明されてから、ひらたんさんの誘導で、共同探索を行います。

意識をミーティングプレイスの建物の外に向けると、私はなぜか白いロングドレス姿をしています。

古代ギリシャ風とでもいうような、純白の布地に、ドレープがたっぷりついた、足元が見えないくらいの、ノースリーブのロングドレスで、まるで女神みたいな格好をしているな、と驚きます。

動くと、微かに膝小僧が見えるので、どうやら前面の膝のあたりまでスリットが入っている模様。

自分の足元は見えませんが、高いヒールの靴を履いているみたいで、全体にすらっとした印象で、まるでモデルのようです。

この格好は自分で意図した訳ではないので、まるでコスプレだな、とか思っていると。


ひらたんさんの誘導で、ガイドさんは、どんな姿ですか?と質問がされていますが、私の視覚はぼんやりしていて、なんか、白い服装をした人がいるような気がする…というものでした。


次に、ヘルパーさんの姿がどんな風ですか?と質問がされ。


ふと、横を見ると、ブサイクな白いうさぎの着ぐるみ姿の人物が立っていました。

昨日同様、ヘルパーは全身白い着ぐるみ姿で同行するようです。


私「…。」

ドムッ!!

私は無言で、白いもこもこした感じのうさぎの顔を軽く殴ります。

白いうさぎの着ぐるみ姿の男は、よろめき、かろうじて持ちこたえます。

布地の奥に、固い感触が伝わったので、あ、やっぱ顔あるんだ、と確認しました。


全身白い布でおおわれた田中さんは片手を顔に当てて、ワナワナと震えています。
さすがに驚いたみたいね。
そりゃ、そーか。


田中「お、お前っ!いきなり何するんだっ!?」

私「いや、なんか、これリアルかな~って思って。」

田中「本当かどうか確かめるんなら、自分の腕でもつねればいいじゃないかっ!?」

私「だって、痛かったら嫌だし?」

田中「お前、いい性格してるなっ!!」

私「ありがとう。
褒め言葉として受け取っておく。」

田中「褒めてないっ!
ヘルパーをなんだと思っているんだっ!」

私「だって、中身が昨日と同じとは限らないじゃないか。
検証。」


田中「それならそれで、他にも方法があるだろうっ!?」


私「や、アンパンマンみたいに、首がもげるんじゃないかと思って、つい。」


田中「つい、じゃねぇっ!
声をかけて、顔を出させればいいだけだろっ!」


私「それならそれで、最初から顔出ししろよ。
不審人物か、自信がない奴かという印象を与えてるぞ?
相手に不信感を抱かせてどうする。」

田中「そうじゃないっ!
これは、計算っ!
俺はヘルパーで、お前の知覚力を上げるために協力してんのっ!」


私「そんなふざけたナリで言われても、説得力がないな。」


田中「俺は、BM協会でも、敏腕ヘルパーなの!
もっと俺を労われっ!」


私「手加減はしたぞ?
私が本気で殴ってたら、気絶しているところだ。」


田中「お前は一体、なにをしにここに来たんだっ!
チームワークっ!
共同探索で一番大事なのは信頼関係っ!」


私「私は自称有能とかいう輩が嫌いなだけだ。

根拠を提示する努力もしないで、いきなり理解させようという魂胆と見通しがそもそも甘い。

ヘルパーならヘルパーらしく、信頼を得るべく、言動には気をつけるんだな。」


田中「なぜに上から目線っ!」


私「さ、ヘルパーなら私の知覚力をあげるべく、協力しろ。

どうせお前たちも、手ぐすねひいて、リトリーバル要員を欲しがっているんだろ?

せっかくへミシンカーが来てやったんだから、丁重にもてなせ。」


田中「どこまで上から目線なのっ!?」


私「敏腕ヘルパーなら、どんな相性の人間でも上手に人間関係を構築できるはずだ。
自分の言動に責任を持て。
私もここにお前と漫才をしに来たんじゃない。
邪魔をするな。」


田中「なんなの、この人っ!」


ひらたんさんが、白いベンチに腰掛けるようにと誘導しています。

共同探索に参加した6名全員の姿を確認して、私は舞い上がっています。


人数以上に人影が見えるのは、きっとガイドさんやヘルパーさんがいるからでしょう。


彼らの姿は、私の目には、薄いセピア色のぼんやりした人影として認識しております。


そして、ひらたんさんの誘導で、自分のドアの前に立つと、チョコレート色の扉が出現しました。

まるで、板チョコみたいな、艶やかで焦げ茶色で、四角いデコボコがあって、可愛らしい感じのドアです。

昨日は、すっかり寝落ちしてしまいましたから、私は喜び勇んで、デザインを工夫し始めました。


金色の星の形をした、ビスのようなものを、逆三角形に飾り立てます。

星の数を11個にするか、12個にするか、ちょっと悩みつつ、デザインを見立てて。

扉を開けて、ミーティングプレイスの中に白いウサギとともに入りました。

















ひらたんさん「この経験が完了したと感じたら、ヘルパーに感謝を伝え…。」

はっと気づいたら、そんなナレーションが聞こえて。


私は、クリックアウトをしていたのでした。








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