私は、目をシバシバさせて、よりもっと詳しく見ようとしました。

その存在は、丸っこい顔があって、それがちょうどいちじくを連想させる感じで、赤とピンクと白っぽいのがスジスジになって、顔の中央に白い丸いプチプチがたくさんあって。

それとは別に、まるでセミの目ん玉みたいのが、顔の上の方に二つあってまた白いプチプチがたくさんあって、口元がよく分かりません。。

全体がスケルトン仕様になっていて、透明な膜のようなもので包まれています。

肩パットのようなマントのような、透明な羽のようなものがあって、その下にロボットみたいな二本ずつの白いワーム状の腕があり、指がありません。

全体的にいちじくの繊維のようなものが、体の中央に寄り集まっている感じ。

左右対象で、ゆるく曲線を描いて、肋骨みたいな?それもまた透明なゼリーのようなものに包まれていて、どこか昆虫的な雰囲気のある宇宙人でした。

人によっては、生理的にダメで、キャンセルをかけたくなるような外見をしていなくもないです。

とりあえず、挨拶をして、お話をしたい旨を伝えます。

私が、マジマジと相手の体を眺めているものですから、ちょっと笑っているみたいでした。



α「クス、私の様子がおかしいですか?怖いと感じる?」


私「いえ、見た目がどうだろうと、私は気にしませんよ。
情報がとれるかどうかの方が肝心ですから。
見た目が多少グロテスクでも、私は構いません、おっと、失礼。」


α「いえ、気になさらず。」


私「こちらこそ、肌色の皮膚を持ち、生暖かく、毛髪が生えている。
あなた方にとって、珍妙な外見かもしれません。
ご不快な思いをさせているかもしれませんので、ごめんなさいね。」


α「個性的でユニークな外見だと思っていますよ。」


私「ありがとうございます。」


そんな滑り出しで会話が続いていきます。


彼女(?)の話だと、ここには、地球人を観察しに来ている。

自分たちは、共同の意識を持って活動しているが、ここの人類は個々人での意識で動き回っている。

その違いを参考にさせてもらって、活用させてもらうつもりなのだという話でした。


私「なるほど、異文化コミュニケーションの場所、という事ですね。」


α「えぇ。私たちの種族は、全体で統一した意識を持っています。
肉体はなく、あなた方の言う、非物質の存在です。

そこで、疑問があるのです。
あなた方の種族は、子供をどうやって作るのですか?
交配の過程を教えていただきたいです。」


私「男女の性に分かれた、二つの個体が発情し、性交をすることにより、女性の体内にある卵子と精子が受精し、妊娠後、出産され、子供が育成されることになります。」


(この説明で、いいのかな…。
なんか、情緒的な部分が欠落している気がする。
これが、地球人のスタンダードだと思われても問題あるかも…。)


私「今の私の説明は、事実としては間違っていませんが、全てではありません。
一個人の意見ですので、一般的ではない可能性があります点を、ご了承ください。」


α「はい。私たちのコミュニティでは、子供は全体で育てます。
あなたの話だと、二つの成体が子供を育成することになりますよね?
それで、統一した見解を持つ、成体ができますか?」


私「え、あ、それは個人差が激しくなります。
親子の置かれた社会的状況や、個人の資質や、環境により、落差が激しくなる可能性があります。
育成状況により、受けられる教育に格差が出て、さらに変化がはげしくなる可能性があります。」


α「それで、全体の進化が伴いますか?」


私「え…それは…難しい、かも、しれません…。
親の経済状況、精神的な成熟度、社会保障の度合いによっても、振り幅が大きくなり。
国により子供の概念も異なっており、健全な子の育成は完全にはフォローできません。」


α「子を持たない成体もいるんですよね?
あなたは子を持たないんですか?」


私「え……あの、パートナーがいないと、子供は作れませんし…。
あ、いや、種だけもらえば、作れないこともないか…。
あ、いえ、やっぱり受胎可能な期限が迫っていますので、やはり子を出産するのは難しいかも…。

あ、でも、子供だけもらって、育てる事は可能か…。
そうか、経済的には、私にも子供が育てられるのか…。
でも、体が…。
子育てするだけの体力に自信が…。
あ、すいません、独り言みたいなものです。」


α「いいえ。
しかし子の育成がなければ、人類は先細りになりませんか?
子供の出生率が下がっているのは問題ではありませんか?」


私「…それは、致し方ない部分もあるのです。
この地球には、食糧危機と、人口問題があります。

南半球に集中しているといわれる、発展途上国への先進国からのODAなどにより、人道支援が行われて、徐々に人口が増えています。

私のニュースソースがやや古くて申し訳ないのですが、人口が増え続けても地球上の全人口を養えるだけの食料はありません。

発展途上国の人間の生存率や出生率が上がった分、先進国の人口が減らないと、食糧危機が発生してしまいます。

全人類に食料を回せるだけの流通経路が確立されていないのです。

そのため、南半球の国々では、消費活動だけを活発化させつつ、経済発展が行われないように、テロや紛争、宗教戦争、疫病の発生などの情報操作が何者かに行われている可能性があり。

北半球では、先進国が連鎖的に不景気な状態となり、出生率を低下させる現象が起きています。

経済的にも、精神的にも余裕がなければ、子供を育てようという気持ちが削がれます。

これらは、私、一個人の見解です。

世界の歴史、宗教、文化、伝承、哲学、株価変動や、厚生白書の職業分布や食料自給率、情報公開請求によって知ったこの国の国費の動きなどから類推したものです。

これらは私が昔、図書館で回転率のいい本を300冊ほど読んで導き出した一個人の見解であって、何かの公式見解や、公式記録ではありません。

これが絶対ではなく、偏った意見も入っている可能性がある点をご了承ください。

さらに女性の社会進出も、社会の成熟により、人生の選択肢の多様性を反映した結果といえるかもしれませんが、反面、子供を産まない、産めない状況を作り出し、出生率の低下を誘発しているように思われます。」


α「経済活動が、最優先されている結果なのですね。」


私「その可能性があります。」


α「それでは、生産性のない弱者が追いやられる結果になりませんか?」


私「はい、生産性の低い、子供、お年寄り、障害者など。
社会的弱者が真っ先にないがしろにされる可能性が高くなります。

経済的に困窮すると、どうしても精神的に余裕がありません。
本来なら、未来を担う子供を最も大切に扱わなければならないのに、大人の都合で傷つけられる子供が増えています。」


α「全体の事を考えたら、あなたなら、どうしたらいいと思いますか?」


私「理想論かも知れませんが、全体でスローダウンする必要があると思います。

少し、時代を遡って、古き良き、周りに思いやりを持つ、豊かな精神性を思い出してもらいたいです。

物を大切にする、人との絆を大切にする、弱い人も、それも個性だと笑い飛ばして許容するような、時間に追われることのない、余裕のある生活に戻ってもらえたらと思います。」


α「具体的には、どうしたらいいと思いますか?」


私「はい、お年寄りを大事にする社会を作ります。

独居老人が孤独死するような事態を招かないように、シェルターやコミュニティを作り、お年寄りが安心して暮らせる施設を税金で作るのです。

年配の方が安心して暮らせる社会を国家全体で構築するのです。

お年寄りは未来の象徴です。

今がどんなに辛くても、お年寄りになっても、大事に扱われる国家を作る。
それが子供たちの未来に安心を与えることに繋がり、精神的な余裕を生むと思います。

これらは、私が今まで読んだ13000冊の本から導き出した、私個人の見解です。」


α「…あなたは、変わった人ではありませんか?」


私「は?あの、それはどういう?」


α「あなたは、変わった人のように思えます。」


私「あ、はぁ、えっと、そう、ですね。
変わっているかな、うん、きっと。」


α「私たちとのコンタクトを考える人間が個性的な存在だという事は、私も承知しています。

しかし、その中においても、あなたは変わっているように感じます。」


私「え、あ、そ、そうかな?
えっと、宇宙探索とか、こういうのに参加したのは、今回が始めてで。

他の方がどういう方か、よく、分からないところなのですけれど…。
多分、えっと、私、変わっていると思います。」


α「うふふ。
責めているわけではありませんよ?
個性的なのは、いいことです。

さて、それらの現状を踏まえて、なぜあなた方は変わらないのですか?

経済優先の考え方によって、子の出生率が下がっている。

または質の良い教育を全体に与えていない。

食糧事情も情報を共有して、工夫する手立ても整っていないように感じます。

洗剤や農薬の問題もどう思いますか?

土壌汚染も招きますし、自分たちが口にする食糧すら汚染されているのでは健康も害します。
先細りだと思われますが。」


私「私の知識は古いものですので、現在は改善されている部分も多少はあるかと思いますが…。

TPPや、関税や貿易や、国交のバランス、それらも踏まえて考えると…。

資本主義か共産主義か、各国の歴史、宗教観、それらが衝突し合って、国連も現状はうまくいっているとはいいがたいですし。

洗剤とか…すみません、日々の生活に追われて、それを追求する余裕もなく、流されるまま消費しているのが現状です。

偉そうな事言えません。

先ほど私が話したのも、机上の空論です。

弱者を弱者たらしめなくするには、全体でスローダウンする必要があるのです。

しかし、情報社会、競争社会において、国際競争力を問われている現状で、一部の者がそれを行えば、それは経済的な敗北を意味する…。

私は非力です…。」


α「個人から始めればいいのではないですか?」


私「は?」


α「いきなり全体からと考えるから手詰まり感を覚えるのです。

あなたという個人が、認識を変える。

それが始まりで、少しのコミュニティができて、それがまた増えて…と変化していくかもしれませんよ?

あなたの認識する世界が、あなたを変える。

まずは、あなたが自分が良いと思う事をする。

それでいいのではありませんか?」


私「はい!
ありがとうございます。」


α「いいえ、どういたしまして。」








いつも最後まで読んで下さりありがとうございます。
↓応援よろしくお願いいたします↓
  
スポンサーサイト

アセンション・体験談26(B・Mメソッドレベル4)

ビッグイベント4(コンタクト)・体験談24(B・Mメソッドレベル4)

comment iconコメント ( 0 )

コメントの投稿