巨大クリスタルの中に飛び込んだ私は、一瞬、状況がつかめなくて、驚きます。


眩しい、まばゆい光。

純白の光に包まれて、しばし呆然と立ちすくみます。



(…眩しい、目を開けていられない…。

さっきまで、虹色に輝いていたけれど、今は色を感じない…。


なんだろう、それでいて、全ての色相が含まれているような感覚…。

全ての色を混ぜると、白になるのかな…。)


そぉ~っと、瞳を開くと、やはりそこは純白の世界でした。



白。

皓々(こうこう)と光り輝く、白よりも白い白。


どこか、懐かしい感じがしました。



(…この光、どこかで見たような…。

あ、『自分レトリーバル』で浄化の光の柱を降ろした時に、似ているのか…。

そうか、この光は上から降り注いでいるんだな…。)



ふぅ~っと、深呼吸をしました。


今までのワークでは、とにかく知覚をあげねば、という意識から、クリスタルの中に入っても、エネルギーを取り入れることに必死で、その場所の感覚を味わう余裕がなかったのです。


じっと、瞳を閉じて、その純白の光のただ中に、ただ、あり続けました。



(すごい、光のエネルギーだ。

他の人のアセンション話を引き気味で聞いていて、申し訳なかったな…。

あの人たちが感じたのも、こんな風だったのかもしれない…。


白い、純白のエネルギー。

時間と空間の差もない…。


ここは…フォーカスエリア…。

この感覚、私、以前にも知っている…。


あれは、なんだったかな…。


そう、ゲートウェイシリーズの『五つの問い』の時のだ。

あれも、初めてヘミシンクCDを聞いて、意識を遠く、遠く、限りなく遠い世界に飛ばしながら、体験していた。


自分が何者かを知りたい…。

そんな気持ちで意識を遠くに飛ばして…。


あぁ、あの時の白い光のエネルギー空間に似ているんだ…。


そう、あの答えはなんだったっけ…。

今の私の前は、何者だったか、とかの質問で…。


あぁ、『エイブラハム』だ。

私は、この体に生まれる前は『エイブラハム』だったんだ…。

神とか、神のなんちゃらとか、なんのこっちゃ、とか思ったけど。


あの時、はるかな世界を探索したくて、誘導より、さらにさらに遠い領域に意識を飛ばしたんだ…。


そしたら、純白の服を着た人物が両手を広げて立っていた。

燃え立つような、純白の光を浴びて、その人の金髪がプラチナ色に輝いていた…。


背中に流れる豊かな金髪が、キラキラとまるで白い炎のように輝いて見えて、逆光でその顔は見えなかった。


後で、気づいたんだ。

あれが、ミカエルだったって…。

それも、何年も経ってから…。


真っ白な空間で、光り輝く彼の姿は、まるで教会に置かれている銅像かなにかのようだなって…。


ふと、瞳を閉じている私の視界が、微かに暗くなったように感じました。


瞳を開くと、すぐ、目の前に。

ミカエルが立っていました。


純白の光を浴びて、彼の顔は見えません。

彼の体に光があたった加減で、黒い影が差して、陰影を作り出していました。


私「ミカエル…。」


私は、そっと彼の肩に顔をうずめるようにして、そっと抱きしめると。

彼も、そっと私の背中に手を回して、優しく抱きしめました。


私「ミカエル…。

どれだけ…会いたかったか…。」


私の涙腺がゆるんで、鼻をすすりそうになります。


セミナー会場では、通訳のまきさんの誘導が聞こえてきます。


私「ミカエル…。

もうちょっとだけ、このまま…。」


(…こういう男だよ。

いつも、こういう大事な場面に、ちょっとだけ出てくる…。

なんだよ、幼な妻、五年もほったらかしておいて、なんで、こんなに好きなんだ…。)


ミカエルは終始、無言でした。

もしかしたら、私がかつて邂逅した、彼のイメージを引っ張ってきているのかもしれませんし。

そうでもないのかもしれません。


彼はそっと、私の背中を撫でていました。

そうして、誘導が本格的に、ギャザリングプレイスへの移動を促しているところで、私はパッと顔を上げて、笑いました。


私「ミカエル、見てて。

探索に行ってくるよ。」



純白の光につつまれた麗人は、微笑んでいるようでもありました。









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