私はフォーカスエリアにいた。

目を閉じて、声をださずに泣いていた。
顔を上げて、立っていた。

頭も痛い。

涙がポロポロと頬を滑っていく。

視界が暗くなり、誰かが私の前に立って、大きな両手で私の顔を挟んで上を向かせ。

ミ「泣かないで、私の大事な人。」


そう言って、額にキスをした。


私「………。」


私はミカエルが目の前にいるんだなぁと思いながらも、目を閉じてポロポロと涙を流しつづけていた。

頭も痛いし、お腹も背中も痛む。


顔に長い髪の毛があたる感触がして、そのまま抱きしめられた。


私は黙って、泣いていた。


ここのところ、体調がわるかった。
B.Mメソッドや講習会、ガイド拝見などは、疲れた体でも、苦にならないし、がんばれるが、どうにも本業ではしんどくてたまらない


慣れてないだけで、そのうち挽回できると思いながらも、週末は発熱して寝込んでばかり。

軽いめまいや頭痛か2ヶ月以上続いて、内科の医者にはウツ病が再発したんじゃないか?心療内科を勧められて、ひどく心細い思いをしていた。

そこで、金曜日はi神。さんに遠隔でパワーチャージをしてもらったり、この日はプアマナのサマンサさんに電話でセッションしてもらっていたのだが、その後も頭が痛くてクッションにこしかけてウトウトしていたのだ。

10月に畑違いの職場に異動となり、慣れない車の運転にも苦労している。
初めて見る単語だらけの仕事に、関連する法律や規則や決まりが膨大にある。
扱うシステムのルールや細かな例外。
担当SEとの打ち合わせでは、何を言っているのか、さっぱり分からない。
取り扱う情報量の多さにも参るが、基本、担当地区を各自一人で完結させなければならない。
どこが誤りでなにが正解かも判断がつかない状態で、納期が迫りつつあり、必死でマニュアルを読み込むが、字面が滑っていくだけで頭に入らない。
焦りが募ると同時に、過去に言われた辛い言葉が頭の中に毎日蘇って来て、軽いノイローゼ状態だった。
しかし、体調が悪いなどとは、周りに心配をかけたくなくて、一言も言っていないし、実際平気そうな顔をして毎日出勤している。
弱音を吐くのが、極端に苦手な人間なのだった。




ミカエルは、再び私の両頬を包み込むようにすると、まぶたにキスをした。


ミ「…君は一人でも大丈夫だと思ったんだ。」


瞳を開けると、うすらぼんやりと、金髪の男性が微笑んでいるようだった。


私「ミカエル…。」


ミ「君は一人で乗り越えると思っていたんだ。
でも、君は泣いてばかり。
辛かったね。」


私「ん…。」


ミ「君が非難されたり、批判を受けて傷ついたり…。
辛い思いをさせたように見えるけれど、それも最適な出来事だったんだよ?
分かるかな。」


私「ん…。」


ミ「君を守るための、協力者だよ。
あのままでは、君は危険な目にあうところだったからね…。
私は君を絶対、悪いようにはしない。
そこは信頼してるね?」


私「ん…。」


ミ「やれやれ、君は頑固だから…。
君はいつまで、自分は弱い存在だと思っているの?
君は頭が悪いんじゃない。
事務の仕事が苦手なだけだ。
君には武器をたくさん渡してある。
それを使おうとしないから、つらいんだ。
君はね、ほぼ最強だよ?
無敵と言ってもいいくらいだ。」

私「無敵?」


ミ「君ね、今までの職場でも、言われてたでしょう?
『居てくれるだけでいい』って。
どこでも。
どこに行っても、そう言われている。」


私「うん。」


ミ「もっと頭よかったら、とか。
人より優れていないと、とか、せめて人並みでないと、とか、気に病んでるけれど、最初から、君にはその仕事、向いてないんだからね。
でも、そういうところを超越して、人は君を認めているんだよ?
弱くてはダメだとか、分からないのはいけないとか、自分を責めるような事を考える必要なし。
周りに、助けて、教えて、でいいの。
まったく、もっと自分に甘くしなさい。」


私「ん…。」


ミ「分かった?」


私「ん、降参。」


ミ「よし。(笑)」





そんな感じのクリスマスイブでした。








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