ガ「それであなたはどうやって良くなったの?」


ん?それは…。
それは、自然に。
気づけば、治っていた、っていう感じかな。


ガ「ずいぶんアッサリした答えだな。」


ん〜なんとも…。
『慣れ』ですかね…。

私ね、私、すごく人前に出るの苦手だったんです。
美容院で、美容師さんに声をかけられるのも苦手。
服を買いに行って、店員さんに声をかけられるのも苦手。
声をかけられそうになると、服を置いて店を出ちゃう。
目も合わせられない。
店員さんが近づいてきたら、もう、洋服を買うどころじゃない。

何度失敗した事か、まるで前世で何か悪い事でもしたか、という位、人前に出るのが苦痛な人間だったんです。(~_~;)


ガ『それで?』


若い頃、美容院で、美容師さんに自分の要望も上手く伝えれなかったんです。
何度、家に帰ってから、もっと長めに切って欲しかった、と、残念な思いをしたか…σ(^_^;)

そうだ!聞いてくださいよ、私美容院でひどい目にあった事あるんです。
美容師さんにわざと耳の穴に指を突っ込まれたんですよ。それも何度も!

痛くはないですよ、でも突然指が耳の穴につっこまれたら、ビックリするじゃないですかっ‼
音がすごいんです!
何が起きたって、驚くじゃないですか!

でも、最初は偶然だったろうし、ワザとじゃないと思ったから、何も言わなかったんです。

そしたら、その店員さん、何を思ったか、何度も小指を突っ込んで来ました。

私の驚く顔を見て、ニヤニヤ笑って。
どこか、カユイところは御座いませんか〜?って、ドライヤーでブローしながら十回近く耳に指をつっこまれました。
私、気分悪くて。

次の日、会社の先輩にその話をしたら、そんな美容師いるわけないじゃん、私が話を作っているって、笑われました。

その美容室には、二度と行かなくなりましたけど、そんくらい私、人前で物を言うのが、出来ない人だったんです。


ガ「それが『慣れ』で、良くなったと。」


えぇ。
乱暴な言い方ですけど、慣れで、だいたいの事はなんとかなるもんです。


ガ「もっと分かりやすく説明すると?」


ん…。
自意識過剰だったかな?と思います。
店員も美容師も、それほど個人には注目していないんですよ。
ただ、商品が売れるかどうかが大事なだけで、こちらが思うほど思い入れもない。

後、若い頃はお金も無かったから、自分によく似合っていて、今風で、スタイルよく見えて、着まわしもきく、そして誰とも違う感じの服を探してた…。

予算少ない割に期待が多すぎるんです、余計に迷います。
美容室でも、ちょっとくらい前髪が短くても、死ぬわけじゃない。
失敗したとか、そんな構える事、無かったんですよね〜。

今では美容師さんに、基本おまかせで、譲れないところだけお伝えして。
気にしない。
服も直感でいいなって、思ったら、即買う。
迷うなら買わない。

余計な気力使えないんですよ。
人目を気にするって、あちこちにエネルギーが回せるだけ、元気って事です。
それはそれでいいじゃないですか。
人は人。
疲れる事はできません。
ズーズーしくなりましたけど、要は慣れです。


ガ「それを彼女に当てはめると?」


私、信用されていませんかね?
さっきから、質問ばかりされていますが。


ガ「ふ、何分初対面だからね。
こちらとしても、相手の人となりを確かめたいのだよ。
失礼を承知で重ねて尋ねるが、彼女の質問を受けて、どう思った?」


いえ、当然の配慮だと思いますから、その点はご心配なく。

彼女から質問を受けて…。
ほんとは、対面で答えてあげたいところなんですけどね…。
彼女の過去の苦労や苦悩は、私には分からないし、パニック発作を治してあげられる訳でもない。
細かな事情も知らないし、無責任な発言をしてしまうかもしれない。
でも、お医者さまでも、この薬飲めば、発作が治りますよ、という事はできないじゃないですか。

そうゆう状態でね、目に見えない世界に興味を持ったならば、何かにすがりたい、という心理になるのは予想がつきます。

でもそんな中、ちいさな子どもさんたちを子育てしてるだけでも頭が下がるじゃないですか。

少しでも彼女の気持ちを軽くしたい。
気分が落ち込んだ時に、浮上するきっかけを伝えてあげられたら…。
彼女の持つ優しさに改めて気づいてもらえたら、そんな気持ちだったんですよ。


ガ「ん、その心意気やよし!」


え?


つづく。







いつも最後まで読んで下さりありがとうございます。
↓応援よろしくお願いいたします↓
  
スポンサーサイト

みゆたろさんのガイド拝見3

みゆたろさんのガイド拝見1

comment iconコメント ( 0 )

コメントの投稿