白いモヤは霊圧を表しているのか…。


巨大な扉をくぐると、明るい白く輝く、だだっ広い空間が広がっていて、私の眼前にその人はいた…。


見上げる。

顎が完全に地面と水平になっている。


私は、腹話術師が操る人形のように、下あごが外れそうなくらい驚いた。



白銀のクセのある長めの髪の毛に、上半身裸の西洋人風の初老の男性。

トランプカードの王様とかに出てきそうな、威厳のある感じの容姿だ。


下半身は銀色に煌くウロコに覆われている。

蛇体でとぐろをかいて白いモヤにところどころ隠されている。


驚いたのは蛇身だからではない。

その巨体に絶句していた。


私の身長は、彼の小指の爪先ほどの大きさしかない。

パースが狂っているとしか思えない。

その体格の対比に驚いてしまっていた。


己の小ささに、ちっさ!私、ちっさ!!と度肝を抜かれていた。


なぜだか、ポセイドンを連想する。

いや、ここ、太陽神を祀る場所だよね?なぜに海王神の名前が浮かぶ?


え、いや、下半身魚、半魚人っていうより、蛇身だよね???


いったい、私の知覚はどーなってんのぉー!!!!



なにこれ、なにこれ!!と驚いていたら、その神様っぽい人はニコリと笑って、手招きしてくれた。


アレ?と思う間もなく、私の体はその人の手のひらにちまっと収まった。


その人は、手のひらを上向きにして、指をくっつけて、まるで乗り物みたいな格好にしてくれた。

私は中指の先っぽにつかまって、外を見渡すと。

そこには、ふわふわの雲海が広がり、絶景だった。


私「うわ~!!すごい、綺麗~~!!

雲が羊の毛皮みたい~~!!

うわ~!!神様ありがと~~!!

素敵~~~!!」


と、子供みたいにはしゃいでいた。

雲の中に龍はいないかと、目を凝らすと、白っぽい身体の龍が飛んでいるように見えた。

東洋のシュッとした蛇っぽいドラゴンだ。


私「わぁ~、子供の頃に観た、『ネバーエンディング・ストーリー』みたいだ~!!

神様、親切にしてくれて、ありがと~!!」


と、はしゃいでいると。


手からこぼれ落ちた。


しかし、背中に羽を生やせば、空中を飛ぶことができる。

すっかり忘れていたが、フォーカスエリアでは私は空中を自在に移動できたのだった。


ふっと、気配が変わった。


視界の端に、チリチリと輝く物体が見える。

それはちいさな赤い、放射線状にトゲのような物が生えている、妖精のように見えた。


大きさは20cmほどだろうか、中央が光り輝いて、まるでルビーのようだ。


うっかりしていたが、私を案内してくれた女性が、こちらを見上げて、はるか足元でにっこり笑っている様子が見て取れる。


もしかして、『マーヤー様』がいらっしゃるのか??


なんだか、やばい気がしてきた。


私「そろそろおいとまさせていただきますね?」


と、うすら笑いを浮かべて、そそくさと退散しようとしたら、これまたどういう加減か、不可視の手が私の服を引っ張って、大きな男性の掌に体を戻されてしまった。


私「神様、ご親切、ありがとうございました。

私のような不浄のものが、この場にはふさわしくないかと思われますので、そろそろ失礼させていただきます。」


とか言いながら、必死でその場から逃げようとしたのだが、いかんせん服を引っ張られて身動きとれない。


どんどんやばい気がしてきた。

なんか、巨大なものの気配が近づいていた。


さっきの赤いキラキラは先導に過ぎない。

真打登場の予感、そして、自分はなんか面倒事に巻き込まれる予感必死で汗をかきかき逃げ出そうとするが、全然体が動かない。


巨大な男性の後ろにパァァ!!と眩い光の柱が立ち。

(というか、最初から立っていた感じ。)


その光のカーテンの向こうから巨大空母並みの大きさの女性の像が現れた。


宇宙船プリメラ号かっ!(←マップス)


やばい、やばい、なんか、やばい予感マックス!!(=◇=;)


マジ勘弁してぇ~~、すいません、こんな場所に紛れ込んだ私が悪かったですっ!!

帰してくださいっ!!


と、もがくも、なんか男性の神様っぽいのに、気に入られたのか、動けましぇん。。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


しかし、私の予想を裏切り、巨大な女の人は、私に目もくれない模様。

よ、よかったσ(^_^;)


なんだなんだ、いったいここはなんなのだっ!?



と、思ったら、いつのまにか、地上で巫女さんたちが大勢集まって、手にタンバリンみたいな楽器を持って、シャンシャン踊り始めました。


え、なにこのセレモニー。( ̄□ ̄;)


え、なに、この歓待ぶり。

あ、女神様っぽいのが遊びに来たってことなのかしらね…。



という、意味不明な探索と相成りました。


チーン。



期待させちゃった、人、ごめんちゃい。







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あれ??

ガイド訪問 雲の上の神殿2

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