ヨ「じゃ、ナニ…。

オレ達、先生にウソつかれていたって事…?」


私「そう。」



ヨ「じゃ、ミオなんて、内申も悪いわ、お前の事バカにしてたけど、成績も悪いわで、いいところないじゃん…。」



私「そう、だから、先生の言うことを真に受けるなって言ってんだけど、聞く耳持たない。

『ウルセーこのクズのメス豚がっ』て叫んで、人の話を聞かない。


あんな汚い言葉を使っていたら、心を込めた言葉も届かなくなるし、まともに相手する人も出来なくなる。

蟻地獄みたいな、どこまでも救いようがない状態になってんだけど、その自覚もない。

原因は…全て担任にあるんだよ…。」



ヨ「え、だって、先生だよ?

そんな子供のためにならないことなんてしないだろ?普通。」



私「普通はな。

でも、ヨッちゃん、家で怒られただろ?

私の事、メス豚って言って大人の女の人たちにカンカンに叱られた。

そっちが普通なんだよ。」



ヨ「た、確かに…。」



私「大人の女の人が言うセリフじゃないんだよ…。


大人じゃなくても、叱られるようなヒドイ言葉を普段から使っている人なんだよ。

あれは、真似しちゃいけない大人なんだ。


あれは…大人じゃない。

子供大人なんだよ。」



ヨ「えぇ?」



私「大人の中に、ときどき紛れている、『子供大人』。

私が今作った言葉だけれど、大人の体をしているけれど、心は子供のままなんだ。


まるでカンシャクをおこした、幼稚園児みたいな頭の中身の大人のことなんだ。」



ヨ「あっ!

そうだ!それだ、それ。

オレにもよく分かる。


お前が学校に来ない時の担任、赤ちゃん言葉を使ってオレたちの体をベタベタ触ってくるんだ。

ナンダコレって、気色悪かったけど、そうだ!

確かに、弟がカンシャクおこしたみたいな感じなんだよ、アイツ!」



私「『子供大人が権力を持った時が一番タチが悪い。』

ウチの兄貴がそう言ってたけどな。


あの担任は、汚い言葉を常日頃から使い、悪い感情を周りにまき散らかしている。

ただの子供じゃない、悪意を持って子供達といるんだよ。


どこの世の中に、敬意を払うべき年長者へは、ひざまづいて靴にくちづけする礼儀があるって言うんだよ!

この国に、そんな文化ねーよ!


日本だけじゃない、世界中、どこ探したってそんなモンはねーよ!

多分…。

もしあったら、NHKとか教育でやってるだろ?なぁ!」



ヨ「聞いた事ないな。」



私「だろ!?

ウチら10年かそこらしか生きてないけど、どこにも相手の靴を舐める大人なんて見たことも、聞いたこともないよ!

アイツは自分の思い込みだけでそれが常識だと子供たちに嘘を押し付けてんだ!

気持ち悪いんだよっ!」



ヨ「あぁ~、そうか、そうだよな…。

おかしいよな、靴に口づけしろとかなんとか…。」



私「尊敬とか、そういうのって、人に言われて感じるものじゃないだろ!?

その人の言葉とか、行動を見て、あぁって、勝手に心が感じるものじゃないか?


それを、自分が年長者で聖職者なんだから尊敬しろって言ってくる事自体が、もうダメなんだよ。


子供だって気持ちや心がある、一人の人間なのに、先生ってだけでこっちを下に見てくる。

同じ人間として、対等に見るって気持ちが最初から無いんだよ。

ダメな大人なんだよ、あいつは腐ったミカンなんだよ。」



ヨ「えぇ?それって不良に使う言葉じゃね?」



私「このど田舎に小学生に悪さする不良なんていないよ。

そんなのより、この担任の方がよっぽど腐ってんだよ。


小学校の教室っていう密室に、毎日何時間も一緒にいると、みんな感覚がマヒしておかしくなっている。

悪意が伝染していってんだ。

そばにいるやつからカビが生えて腐っていく。

アタシから言わせりゃ、ダメな大人の見本だよ。」



ヨ「確かに…。

なぁ、小竹が先生の靴を舐めたあの話さ…。

続きがあって、ミオが差し出される前に、男子が何人か、四つん這いにさせられていたんだ。」



私「え。誰?」



ヨ「黒木と、新橋。

二人が先生に名指しされて、靴下を脱がされて、犬みたいに四つん這いにさせられていた。」



私「なんで!?」



ヨ「なんでかは、分からないよ。

先生、うっとりした顔をして、小竹に馬乗りにさせてケツを叩かせていた。」



私「…黒木と、新橋…。

どっちも問題行動を起こすタイプじゃないし、大人しくて一人で本を読んでいる感じの子だよな…。

成績も特に悪くないハズだし…。

ヨッちゃん、この二人、ちょっと似てないか?」



ヨ「あ、そうだな。

言われてみれば、見た目もなんとなく似てる。」



私「…いや、もっと言えば、私とも似てないか?」



ヨ「あっ、そうだな。

どちらもなよっとして、女顔だし、似たタイプだ。」



私「いや、私が先生にいじめられるのも、性格が男っぽいからなのかもしれない。」



ヨ「あぁ、お前男っぽいよな。

パッと見には分かんないけど。

オレは昔から知ってるから、別になんとも思わないけど、それが?」



私「…以前から、ちょっと気になってたんだ。

先生は誰にでもいじわるだけど、どちらかというと男子に対してはねちっこい。


先生は私の作文とか読んでいるから、見た目とか関係なく、男っぽい性格なのを見抜いていたのかもしれない。

大人だし、子供では気づかないところも気づけるところがあるんだろう。」



ヨ「あぁ、そうだな。」



私「先生は、ほんとは男子の背中に座りたかったんじゃないか?」



ヨ「…実は、そんなことを言っていた。

今度は大人数で上半身裸で男子で椅子を作らせて、そこに座りたいって。

そうしたら、おんなきょうこうのできあがりだって、うわずった声で言ってた。

なぁ、おんなきょうこうってなんだ?」



私「よく言う聖職者の職業の一種だろう。

普通の生活で知る必要のない職種だろうから、気にしないでいいと思う…。


そうか…。

多分、先生は、黒木とか、新橋とか、私とか、大人しくて本を読んでいるような男の人に、昔、嫌な思いをさせられた事があったんじゃないかな…。」



ヨ「え?なにそれ。」



私「いや、なに、単なる空想だけどさ。

なんか、私に怒っているようでいて、私じゃない誰かを想定していじめているように感じる時があってさ…。


なんか、昔好きだった男子が私みたいなタイプでそれでこっぴどい目にあわされたかなんかで恨んでいて。

それでも気になるから、似たタイプの子供を見つけては踏みにじって支配したい…。

そんな印象を受けるんだよねぇ。」



ヨ「え、なにそれ?妄想?」



私「いや、今のはただの私の想像だけど。

屈折した何かが、先生をそう突き動かすんだろうって気がする。

どうみたって、奇行だよ。

女子に対する嫌がらせとはまたひと味違った気持ち悪さがある。」



ヨ「お前、それ考えすぎじゃね?」



私「ま、学校行っても誰も話しかけてくれないからな、時間あるし、変な空想しちゃうんだよ。

でもさ、ヨッちゃん、マジで怖い話しするとさ。


もし、私がポシャって学校に行かなくなったとするとね。

先生に注意する生徒がいなくなる。


そしたら、先生、男子にフ○チンで椅子の上に正座しろ、とか言い出すかもしれないよ?」



ヨ「お前、女子がフル○ンとか言うなよ!」



私「や、悪い。

ちょっと言いすぎたか。


だって、この寒空に男子には絶対半ズボンで学校に来るように言ったりとか。

四つん這いにさせる時に靴下脱がせるとか、な~んか気色悪いんだよね。

その上小竹に馬乗りにさせている。


ほんとは自分が座りたいけど、さすがにそれはNGだと分かっているから手駒を使って悪さしている。

後で子供達が悪ふざけしてました、と、言い逃れできるようにね。」



ヨ「半ズボンで学校へこさせるのは、男子に対する嫌がらせだろ?」



私「それなら女子にもミニスカートで学校にこさせるだろう。

ただ単に先生の趣味だ。

男子のふとももが見たいだけだと思うがな。」



ヨ「えぇ~!?」



私「寒さで震え上がった男子を見るのが快感なんだろう…。

だいぶ腐った教師だぜ。」






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