私「ほぇぇ…。」(+_+)


ヨ「あっ!オバァで思い出したっ!
お前、腹すいてない?」Σ(゚д゚;)


私「うん、すごく。」


ヨ「お前のことをさ、悪く言ってて叱られた時。
オバァがお前を家に呼べって言ってたんだよ。

お前に菓子食わしてやりたいって。
お前たち、小さい頃から仲良かったろって。
久しぶりに家に上げて、仲良く話でもしなさいってさ。」


私「ふむ…。
ちょっと考えさせてくれ。」


ヨ「えっ!もしかして、イヤなのか?
都合が悪かったとかっ!?」(゜д゜;)


私「イヤ、そういう事じゃない。
今、色々頭の中で考えを巡らせているところなんだ…。」


ヨ「え?何を悩んでんだ?
もしかして、やっぱ、オレの事嫌いになってたとか…。」(><;)


私「そうじゃない。
おやつのことを考えてた。」


ヨ「は?オバァが買ってきてるよ、多分。
お前んチで。」


私「…そこが問題なんだ。
昔からヨッちゃんのおばあちゃんが用意しているお菓子といえば。

『甘納豆』、『黒糖麩菓子』、『鈴カステラ』、または『黄金糖』の魔のトライアングルなんだ。
まれに『都こんぶ』が登場するが、いつまでたってもこのループから抜け出せない…。

どれも口ん中がパッサパサに乾いて、喉に絡みつく系のお菓子ばかり。

お年寄りの好みをとやかく言うつもりはないが、できれば『ハッピーターン』、『うまい棒』、『ポテロング』に進化してもらいところなんだが…。」


ヨ「お前、人んちの菓子にケチつける気かっ!
オレのオバァのオヤツをバミューダ海域みたいに言うなよっ!」


私「だがしかし、先週、この家は『蜜入りりんご』をひと箱買っている。
家族構成が7人だから、うまくすれば、おやつに蜜入りりんごを出してもらえるな、と考えていた。」


ヨ「お前ん家、八百屋なんだから、果物なんていくらでも食べれんだろっ!!」


私「甘いわっ!(`Δ´)
みんなそういうけどなっ!
その了見は誤りだっ!
お店に並んでいるのは、全て商品だっ!

八百屋の人間なんて、売れ残りしか口にできないんだぞっ!
新鮮な野菜や果物なんて、食べれないんだから!

パッサパサに乾いたりんごとか、筋張った野菜ばっかだわ!!
当然、チョコとかポテチとかお菓子なんて、食べ物じゃないって叩き込まれててて、まったく口にしていないぞっ!!」(`ε´)


ヨ「ぐ、悪かったよ。
いろんな事情があるよな、家によって…。」(・_・;)


私「そう、だがしかし!
この家の嫁と姑は仲が悪い。

今、12月半ばだが、姑は年越しの切り餅を自分の分だけ買っているはずだ。
嫁のことなんて、信用していない、ならば自分だけ一袋切り餅を用意して、あてつけがましく、一人で新年を迎える、それが例年の習わしだ…。」


ヨ「おい!いきなり人んちの家庭の事情を言い出すなよっ!
…仲悪いけどっ!!」f^_^;


私「自分が期待するようなお菓子が用意されていないとするならば、新しく作るまで。

りんご12個が残っている可能性は低い、だが、切り餅を半分に割って、砂糖醤油を絡めて焼き餅を作ってもらうという作戦を、今、立てていたところなんだ。」


ヨ「はぁはぁ、さいですか。」┐( ̄ヘ ̄)┌


私「む、ヨッちゃん、もしかして、私のことをバカにしてないか?」(-_-メ


ヨ「いいえぇ、さすがしんじゅ探偵、頭がいい人は、考える事が違いますね~。」(-з-)


私「む、ヨッちゃん、私の言うことを信じていないな?
ならば、当てよう。
ヨッちゃん家の昨日の夕飯。
すき焼きだったろ?」


ヨ「えっ!当たり、なんで分かった!?」Σ(・ω・ノ)ノ!


私「簡単な推理だ。
夕べ、ヨッちゃんのお母さんは、白菜と長ネギと焼き豆腐と糸こんにゃくと薄切り肉を買っていった。

おまけに生卵も2パック。
だから、ゆうべはすき焼きを作ったんだろうなって考えたわけだ。」


ヨ「なんでお前知ってんの!?」∑ヾ( ̄0 ̄;ノ


私「私がレジ打ちしたから、当然メニューも推測がつく。」


ヨ「あぁ…お前、いつも家の手伝いしてんもんな…。
幼なじみのお前がいつも家の手伝いしてるもんだから、オレの風当たりが強いのなんのっ!
あそこんちの子は、いつも親の手伝いしててエライ、なのにお前はって…。
いー迷惑!」ヽ( )`ε´( )ノ


私「私の推理はこれだけじゃない。
ヨッちゃん家のすき焼きが豚肉を使っているのはともかく。」


ヨ「悪かったな!牛じゃなくて豚で!」(`ε´)


私「別にかまわないぞ?
ウチではすき焼きは牛肉と相場が決まっているが、人の家でどの肉が使われようと、かまわない。
どっちにしろウチで買ってくれるなら、バンバンザイだ。」


ヨ「まったく!しっかり者だな。
家では、オカンとオバァがさ、お前のこと、褒めてんだよ…。

お前はめんこくてかしこくて、働き者だから、嫁にもらうなら、あそこんちの子にしとけって。
アイなんかは、水仕事や力仕事はきっとやんないだろうし、金かかるだろうから、あっちにしとけって。
特にお前には男兄弟も、女兄弟もいて、嫁の来てに困らないだろうからって、まったく…。」(-"-;A


私「予告しよう。
そして、今夜のヨッちゃん家の夕飯はコロッケだ。」(b^-゜)(←人の話聞いてない。)


ヨ「は?なんでだ?」


私「夕べすき焼きだったろ?
そして、今月頭、ヨッちゃん家はじゃがいもを一箱買っていった。

芋が長持ちすると言っても、そろそろ2週間だ。
お母さん的に、こう、まとめてやっつけたくなる頃合だろう?

そして、昨日、すき焼きの具材に混ざってパン粉も買っていた。
つまり、今頃ヨッちゃんのお母さんは、残った芋をふかして皮を向いて、昨日の夕飯の残り物を芋に混ぜているところだ。」


ヨ「悪かったな!ウチがまるで残飯をあさっているような家庭でっ!」ヾ(。`Д´。)ノ


私「いいや、悪くない。
男爵いもの粉っぽいところに、甘辛いすき焼きのタレが混ざるのは最高だ。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

汁だけなんて、もったいない。
具があればあるほどゴージャスになる。
甘辛い糸こんにゃくが芋の中から飛び出したりすると、大はしゃぎだ!

まさに、身内限定、家族向けのグルメ!
ひき肉と、単純なふかし芋とはちがう、深みのある味わいが出て、実にうまいコロッケができあがる。
最後にパン粉をまぶして、油で揚げてできあがり!

ヨッちゃんのお母さんが、手間暇かけてつくる、ご馳走じゃないか!」( ̄▽+ ̄*)


ヨ「あ~、ハイハイ。
ゴタクはいいから、とにかく上がっていけや。
オバァが待ってる。」┐( ̄ヘ ̄)┌


私「あ、ランドセル取ってくるよ!」


ヨ「あ~、ハイハイ。
オレが拾ってくから、お前先に家に上がってろ。」


私「うん。

おじゃましま~す!!
おばさん、こんばんは~!

ヨッちゃんのおばあちゃん、しんじゅが遊びに来たよ~!!」


と、声をかけて、勝手知ったる感じでおばあさんがいる二階へと階段を登っていきます。

とたとたとた。

少し出遅れて、少年が上がってきて、途中の台所で母親に声をかけている様子です。


ヨ「なぁ、オカン。
今日の夕飯…。
ぐぁ!マジでコロッケかっ!。(;°皿°)

いや、文句じゃねーよ、違うって…。

クソ、オレ、絶対コイツを嫁にしねぇ…。
こえぇ…。」( ̄□ ̄;)!!


とたとたとた。

少年も階段を登ってきます。


私「はぁ?今、なんつった!?

あ、ヨッちゃんのおばあちゃん、ひさしぶり~!

しんじゅ、遊びに来ちゃった!!」≧(´▽`)≦


ヨ「なんでもねーよっ!
クソっ!

コイツ、ジジババにはやたら人気あんだよっ!

みんな見た目に騙されてるんだっ!

こいつ、全然大丈夫だ、ぜってー、俺よりタフだわ。」(`ε´)


私「はぁ~!?
何言ってんのヨッちゃん。

人は見た目が100%よっ!(笑)」( ̄▽+ ̄*)








おしまい。








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