振り返ると、ピンク色のエプロン姿のヨッちゃんのお母さんが立っていました。



私「え、でも…。」



ヨッちゃん母(以下おばさん略してお)「いいから!遠慮しないで!

ウチに遊びに来るなんて、ひさしぶりなんだし、ゆっくりしてってよ!

なんだったら、うちでお風呂に入って行ってもらってもいいくらいなんだけどっ!?

そのまま泊まっていってもらってもいいくらいなんだけどっ!

保育園の時は、よくお泊りしてってくれたじゃない、ねっ!?」(´∀`)



ヨ「はぁ!?何言い出してんだ、オカン!」(゜д゜;)



私「え、でも、いいんですか、ご飯頂いちゃっても?」



お「いいから遠慮しないでっ!

今夜は恥ずかしいけど、オカズはコロッケなんだけどね?」



ヨ「ケッ!?いつもそんな感じだろ?

なに、いつもはもっとマシみたいな感じでミエはってんだよ!」(`ε´)



お「はっ!やかましいわっ!

ねっ!?しんじゅちゃん、コイツの言うことは気にしないで、ウチでご飯食べてってよ!

お母さんにはうまく言っとくから、ね?」( ̄▽+ ̄*)



私「あ、ハイ。

それじゃ、夕御飯作るの、手伝います。

それに、私、手作りコロッケ、大好きです!

ご馳走してもらえて、嬉しいです!

電話番号は、○○ー○○×△です。」




エプロンのポケットからメモ帳とボールペンを取り出したおばさんは、メモを取りながらつぶやきました…。




お「…いぃ、この反応…イイ、素敵…。

あぁ、アタシ、娘が欲しかった…。

ウチの息子たちは、食っちゃね、食っちゃね、文句だけ一丁前で手伝いなんて、ロクにしないのに、もう、しんじゅちゃんのお母さんが羨ましいわ…。」( ̄∇ ̄+)



ヨ「出たよ、いつものグチが…。」(  ̄っ ̄)



私「あの、夕飯をご馳走になるなら、なにかお手伝いします。」



お「!

いぃ、この反応、メチャクチャ素敵…。

なんて、さわやかさなのっ!

ウチは男ばっか、三人も産まれやがって、雑なのばっかなのに、なに、この清らかさ…。

娘欲しい…。」(≧▽≦)



ヨ「てめぇが勝手に産んだんだろうが、なに責任テンカしてんだよ。

オレは産んでくれって頼んでねぇよ。


てめぇが雑だから、オレんたらぁ、雑に育ってんだよ。

自分のことタナ上げにしてんじゃねーよ。」



お「シャラーップ!こう、どうして、こいつは口だけ達者なのっ!

娘じゃなくても、お前たちがお手伝いしてくれたら、アタシはそれで十分なのに、お前たちのせいでがっかりしっぱなしよっ!

くっ。


あ、でもね、しんじゅちゃん、お手伝いはいいわ?

もうほとんど終わっているから、ゆっくりしていってね?

あとはコロッケあげるだけだから、油はねると危ないでしょ?

よそのおウチの子に危険な真似させられないわ?

お気持ちだけ受け取っておくわね?」(*^.^*)


私「はい。ありがとうございます。」


ヨ「へぇ~『お気持ち』ですかぁ、『お~』つけました、テイネイ語入りました、上品ぶりやがって、おばはんがっ!」┐( ̄ヘ ̄)┌



お「やかましいわっ!

これは気遣い!

いつもお母さんは丁寧な言葉を使ってますぅ~!!」( ̄^ ̄)



ヨ「へっ、上品ぶりやがって。」



お「…ははぁ~ん、アタシさっき、ちょっと聞こえたわよ?

お前、しんじゅちゃんのこと守りたいって?

へぇ、なに、その感じ?色気づいちゃって!?」(σ・∀・)σ



ヨ「バッ!?ちょっ!?ちげーよ、真面目な話してんだよっ!

そーゆぅんじぇねぇよ、クソババァ!」ヾ(。`Д´。)ノ



お「なになに~、なに照れてんのっ!

図星でしょ、そうでしょ、ど真ん中でしょっ!?」



ヨ「ばっ!?チゲーヨ、そーゆぅんじゃねって!

子供だからって、バカにしてんじゃねぇよ!

決めつけんなっ!

マジ、真剣な話してんだから、ジャマすんじゃねぇよ!クソババァ!!」



お「なになに~?今から愛の告白ぅ~?」( ´艸`)



ヨ「お前、アタマおかしいんかっ!

ど頭かち割ってやるぞっ!

こんなどブス、オレが相手にするわけねぇだろっ!」ヽ( )`ε´( )ノ



お「はぁ~!!

お前が言うかっ!

このどアホっ!


今は素朴だけど、アタシには分かるっ!

しんじゅちゃんみたいな上玉、あと6~7年もしたら、男がうじゃうじゃ言い寄ってくるわっ!

お前など、相手にしてもらえなくなるわっ!


そん時、悔しがっても、もうおそいんじゃっ!

こんなかわいい女の子がウチに遊びに来てくれるのは、お前にとって、これが人生最後になるわっ!

金輪際ないわっ!!


この無邪気な幼なじみの段階で、ツバをつけておけっ!」



ヨ「うっせ!このくされババァ!死ねっ!」ヽ(`Д´)ノ



お「ねぇ、しんじゅちゃん、ウチのヨシはこう、無神経で、乱暴な口きくけどね?


けっこう、心根は優しいところあるのよ、内面はいいところもあるのよ?


分かりにくいけどね?分かりにくいけどね??親としては、そこがセールスポイントなの!」



私「アハハ!ヨシ君、優しいところありますよ?

おばさん、分かります。」



お「ね!

こんなんだけど、内面はナイーブなの!

弟たちの面倒みたりとか、愛情深いところもあるのよ!?

そんで、こんなヨシだけど、こんな義政だけど、しんじゅちゃんから、清き一票、清き一票をヨロシクっ!?」



私「アハハ、おばさん、おもしろ~い(笑)」



ヨ「うっせ!クソババァ!

こっちは真剣な話してんだ!

ジャマすんなっ!?

用が済んだら、出てけっ!」(゚Д゚)



ヨッちゃんは、おばさんの体を押して、ドアをあけて押し出そうとしました。

しかし、ヨッちゃんのお母さんは、それに食い下がり、体をねじって、顔だけこちらへと突き出してきます。



お「しんじゅちゃん、ウチにお嫁に来てくれたら、アタシの娘になるしっ!

いーことづくめっ!」



ヨ「早く出てけっクソババァっ!」ヾ(。`Д´。)ノ



お「清き一票!清き一票をお願いしますっ!」♪(*^ ・^)ノ⌒☆



ガラピシャ!?



ヨッちゃんは勢いよく、おばあちゃんの部屋のドアを叩きつけるようにしめたのでした。








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