バァン!と本で机を叩く音がして振り返ると、木嶋先生が自分の机の上に本を並べているところでした。



私「…先生、私も用事があると言いました。

早く家に帰って、お母さんと店番を変わりたいんです。

お母さんは、最近体調があまりよくなくて、心配なんです。

先生の言うことに付き合っていられません。

失礼します。」



担「ほぉ、お前の母親は具合が悪いのか?

それは心配だな?」



私「はい。」



担「よしよし、それでは母親に、今日あったことを伝えておけ。

そして、私から『お大事に』との言葉があったこともな。」



私「はい、分かりました。

それでは失礼します。」



軽くお辞儀をした私に担任は冷たく言い放ちました。



担「まだだ。

いつ、いますぐ帰ってもいいと言った?

お前がおとなしく、私の言うことを理解したなら、3分で済むはなしだ。

私の貴重な時間を一時間でも二時間でも使ってやってもいいといったんだぞ?

ありがたく、私の話を拝聴しろ。」



私「……。

いったい、どうしたいんですか?」



担「飲み込みが悪いな。

そうか、そういえば、きちんと説明していなかったな。

私はこの学校の教師という教師全員にお歳暮を贈ったんだ。

数を把握していなければ、能無しのお前が、私のすごさがわからなくても致し方ない。

さぁ、これをどう思う?」



私「……すごい数ですね…。」



担「それだけか?」



私「……たくさんの人に贈り物したんですね…。」



担「それだけなのか?具体的な数を言ってみろ。」



私「……36人以上います…すごいですね…。」



担「それだけか?

私の偉大さはそんな事、分かりきっている。

そんなことではない、お前はなにかに気づかないか?」



私「……言っている意味が分かりません。

先生がたくさんの人にお歳暮を贈って、すごいんだな…ってくらいしか言えません…。」



担「はっ!

このクズがっ!

その程度の頭脳で、自分は利口だとでも思っているのか?」



私「………先生、堂々巡りです。

もう、帰らせてください。」



担「はっ!

お前たちのような貧乏人が、何をどう頑張ってもムダなんだよっ!

頭の弱い家に生まれついた時点でお前の運は尽きている。

お前の家の店も、もうつぶれたも同然だ!

いぃや?

お前は存在自体が迷惑なんだよ。

疫病神、貧乏神だな!

迷惑だ。

今すぐ死ね。

そこの階段から飛び降りて頭を割って死ね!」



私「…………。」



担「あぁあぁ!

学校で死ねとか言って悪かったな?

お前の死体が学校にあっても、周りが迷惑だ。

学校を出て、そこの歩道橋から飛び降りて死ね!

脳漿をぶちまけてなっ!

その上、トラックにひかれろっ!


そしたら、お前を英雄として認めてやるよ!

ここまで言ってもピンと来ていないようだな!

このどこまでも脳がスカスカな、クズが。」



私「先生、失礼します。」


ワタシがお辞儀をしてそこを去ろうとしたら、さらに先生は言い続けてきました。



担「そうだ!

お前の母親を助けてやれる、いい方法があるぞ?

すぐに病気も快癒する、傑作の方法がな!

ワタシが全てを知っている。

教えてもらいたいとは思わないか?」











いつも最後まで読んで下さりありがとうございます。
↓応援よろしくお願いいたします↓
  

スポンサーサイト

こんらん(少女時代81ー4)

といかけ(少女時代80ー2)

comment iconコメント ( 0 )

コメントの投稿