木「…確かに、それだと市職員だよな…。

そうすると、市立の小学校で働く教師と身分は同じ地方公務員。

そんな風に考えたことも無かったけど、この子の言ってることは正しい。

知識としての賢さじゃない、この子頭がいい…。」



担「はっ!なにが地方公務員だっ!

私は愛知県に雇われている県職員だっ!

市職員とは、格が違うんだよっ!」



木「また、そういう事をいう…。」



私「そうですか…。

それでは、そろそろ失礼します。」



担「待て!これではお前の記憶力が正しいことの検証になっていないぞ!?」



木「また、そういう事を。

あなた今日の分しか答えていなかったじゃないですか!」



私「どうしろと?」



担「ここに貼ってあるのは12月の献立だ。

それだとたかだか2週間程度の記憶しか探れない。


お前が真実、記憶力がいいというのなら、11月分の献立まで正しいと立証されなければいけない。

しかし、献立表がない以上、検証不可。

よってお前の記憶力が正しいという結果には結びつかない!」



私「できますよ?

やりましょうか?」



担「だから、献立表が無いだろうが。」



私「ありますよ?そこに。」



木「え?そんな、これ一ヶ月分しか貼っていないやつだけど…。」



担「はっ!お前、また嘘をつく!

くだらん揺さぶりだっ!」



私「いいえ、二時間目の休憩まで11月分が貼ってあったんです。

慌てて保健室の先生がその時に12月分のに張り替えていたのをちょうど見ました。」



担「は?何お前、職員室に入り浸っているんだ?」



私「?整理係の仕事でみんなのノートを先生の席まで運んだんです。

先生、受け取っていたじゃないですか?」



担「あ。」



私「その時、保健室の先生が慌てて直しているのをちょうど見ていて。

そこの再生用の裏紙の箱に入れているのを見ました。

まだそこにあると思います。

探してきましょうか?」



担「いい!もうこの検証は無しだ!」



私「いいんですか?勝負しなくて。

先生と私のどちらが記憶が正しいかの実験の機会なのに。」



担「もう、お前の記憶力などには興味がないんだよ!」



私「そうですかぁ。

よかったぁ、二週間前のまで、しっかり覚えていなかったから、ほっとしました!」



担「なにぃ!お前、さっきと違うこと言っていないか!?」



私「私、覚えていると思いますよ?でも完全とは言えないし。


だいたい、三日前のご飯を覚えている人なんて普通いませんよ?

何言ってんですか?」



木「確かに…。」



担「はぁ!?お前、なにふざけてるんだっ!」



私「じゃ、先生は覚えているんですか?」



担「当たり前だっ!三日前はおろか2週間ぐらい前まで覚えているのが大人の常識だっ!」



私「へぇ~、そうなんですかぁ。

先生、大人って大変なんですねぇ。

ご飯を食べながら、明日も明後日も、しあさってもこのメニューを覚えておこうと思いながら食べているんだぁ。


それって、健康に悪そう…。」



担「お前に言われたくないわっ!

この嘘つきめっ!」



私「じゃ、実験しましょう。

そこに献立あるし、心強い証拠ですよね?」



担「断るっ!」



私「じゃ、諦めてください。

だいたい、私の成績先生知っているじゃないですか。

記憶力がよくなければ、あんな点数とれませんよ?」



担「なら、最初から、そう言えっ!

お前、最初からあそこに献立表があると知ってて、給食の話を持ちかけてきたんだろうがっ!

このペテン師の詐欺師がっ!」



私「いいえ?

それは先生の言いがかり、被害妄想だと思います。


先生が私に夕飯をたずねてきたのがきっかけじゃないですか。

それに最初から、私言いました。

そんなことをするのに、なんの意味もないと。

先生ヒマですねって。」







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