私はかなり動揺しました。

オロオロしながら、彼女の事を見ていたのでした。



私「あの…あの、ちょっと…意味が分からないんだけれど…?」



サ「あは!そうよね、しんじゅちゃんにとっては、意味不明よね?

ごめんね、順番に話すわね…。


まず、最初に言う言葉。


それは、私のことをかばって、助けてくれてありがとうございました。



それを、必ず言うように、お父さんに厳しく言われていたのよ…。


遅くなってごめんね?ありがとう…。」



私「え…あ、その…。

お礼を言われるようなことは、何も…。

悪口を言わなかっただけで、それはあたりまえのことだと思うし…。」



サ「ふぅ。

『悪口を言わないのはあたりまえの事』


そう、普通は、そうよね。

今、しんじゅちゃんが、そう言うと、ほんとにそうだなって思う。


でも、このクラスは異常だから、それが普通じゃない。

とてつもなく、勇気のいることだってことは、私にも分かる…。」



私「え、勇気…。」



サ「そう。

お父さんが言ってた。

しんじゅちゃんの話をしたら、お父さん、しばらく黙っていたの…。

それで、お父さん、言ってた。


『サヨのクラスの中に、大人が一人いたね。

それは、とても稀(マレ)なことだよ』って。」



私「えぇ?」



サ「お父さんね、私が学校をお休みしている間、いろんな話をしてくれていた。

いつもお父さんはテキパキ物を言う人なの。

でも、しんじゅちゃんの行動を聞いて、かなり考え込んでいた。


とても、とてもお父さんは悩んで答えを出している様子だったの。

その時だけじゃない、それから、私、いくつも、しんじゅちゃんの行動をお父さんに伝えていたの。


『この子はとても、難しい。

自分の手には負えない。』って。


それくらい、しんじゅちゃんのしたことは、どんな大人も予想がつきにくいことをしていたのよ。」











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