私「えっ!ヨッちゃんと話したの?」



サ「えぇ、それまでしんじゅちゃん以上に距離を感じていた子だったけど、どうしても気になってしまって。

思い切って、ヨシ君に声をかけたら、ここでも私、驚かされたの…。」



私「えぇ!どういう事!?」



サ「…恥ずかしいわ、私、アイちゃんが言ってたことを鵜呑みにしてて、ヨシ君は乱暴者だっていうイメージを持っていたのよ…。」



私「や、アイツは乱暴者だよ?」



サ「あの、今のは控えめに言ったの…。」



私「あぁ、ガサツで無神経で乱暴者で下品で頭悪いとか、言われてた?」



サ「…。」



私「あぁ、ごめん、アイちゃんの事を悪く言えないよね、気にしないで。

それで?」



サ「うぅん、それは…。

実は、ヨシ君にも、最初に言われたの。


『オレなんて、乱暴者だってアイから聞かされているだろうから、全部真に受けなくてもいいけど。』って。


あ…。今思い出した。ヨシ君、『災難だったな』って言ってたわ。

彼も、私のことを気遣ってくれていたのよね、あの時気が動転していて気付かなかったわ…。



そうか、全員じゃなかったんだわ…。


それで、アレ、なんか、この子思ってたのと、ちょっと違うって思いながら、お話を聞いていたの…。」



私「え?どういう?」



サ「それが、いざ本人を目の前にすると、何を話していいか戸惑っちゃって…。

そしたら、ヨシ君が言ってきたのよ。


『お前、しんじゅの事、どう思っている?』って。


あ、助かったと思って、それを聞きに来たって言ったら、ヨシ君、頭をボリボリかきながら言ったわ。


『アイツはいい奴なんだよ、みんな気づいてないけど。

頭もメチャクチャいいし、なにげに反射神経もいい。

多分、勉強とかかなうやついねーよ。


でも、みんなアイツを馬鹿にする。

センコーがくるくるパーだから。

オレはアイツとマブダチだから、悔しくてたまらないって。』


私、それを聞いたとき、なんか、スーっと力が抜けたの。


あ、やっと話が通じる人がいたっていう…なんだろう、えっと安心感かしら…。


それで、私、しんじゅちゃんの事を知りたいってヨシ君に言ったのよ。」



私「それで?」



サ「意外だったわ。

もう、意外の連続。


しんじゅちゃんのこともそうだけど、ヨシ君の話す事が、すごく胸にきて。

あぁ、なんてよく考えている子なんだろうって驚かされた。


アタシ、こんなに深く相手の事を考えたことなかったって。

彼、言葉は乱暴な感じだったけど、すごく分かりやすく話してくれた。


なんていうのか、ちょうどいい…的を得た…、そう的確にものを言ってたの。


そして、彼の話す事柄の後ろに流れているのは、優しさだと感じたのよ…。」











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