私「ヨッちゃんがそんな事を…。」∑ヾ( ̄0 ̄;ノ



サ「クス、よっちゃんって呼び合ってるのね。

仲がいい証拠だわ!」



私「え、あ、そういうもんでも…。

昔からの付き合いだし…。」



サ「えぇ、ヨシ君もそう言ってたわ。

アイツとは保育園からの付き合いで、小さいころは泥だらけになって遊んだって。(笑)」



私「うん…。」



サ「それで、ヨシ君の話がすごくて、とても分かりやすいって言ったの。

そしたら、照れながら『や、これはしんじゅが話していた事だから、整理できただけで…』とか言ってた。


そして、『アイツの言うことって普通じゃないか?』って聞いてきたの。


えっ?と思ったら、説明してくれた。


『あの教室の中にいると、感覚がおかしくなってるんだ。

センコーの言ってる事が歪んでいるからこっちもおかしくなってる。

でも、アイツの言う事って、すっと腹に落ちねぇか?

無理や無茶がねぇ、逆にこっちのことを考えてくれている優しい考え方をしている』って。


あ!それ分かるって、思ったの。

それ、自分の中で言葉にできていなかったから、ヨシ君に言ってもらえてスッキリしたの。


ヨシ君、こうも言ってた。


『オレから見ると、なんで正面からぶつかるかなぁって思う時もあるよ。

あんな頭オカシーやつに、まともにやり合う必要もないのにって。


でも、違うんだよ、よく考えたらアイツ、オレらと一緒でまだ10歳の子供なんだよ。

それが大人とやりあってるだけでも、メチャクチャすげーんだよ、こっちがカンチガイしてんだ。


アイツ、危なっかしいんだよ、でも、当たり前だよ。

担任の言うセリフ、すげー怖いじゃん。

ビャーって氷ぶっかけられたみたいな気持ちになるじゃん。


あんな事言われたら、普通のガキガタガタ震えて泣くしかできねぇよ。』


うんって、私も思ったの。」



私「……私も怖いよ。」



サ「そうよね、すごく怖いわよね、あんなヒドイ事、大人に、しかも先生に言われるなんてされたことないんですもの。


でも、ヨシ君言ってたの。


『じゃ、なんでしんじゅはセンコーとやりあうか?

メチャクチャ怖くて、おかしくなったかっていうと、そうでもねぇ。


アイツ、能書き垂れて、難しい言葉使って、よく意味が分かんねーときもあるけどよ。


アイツの言いたいことは単純なんだ。


『弱い者いじめやめろ』って言ってるだけなんだよ。


あいつがセンコーに歯向かう時って、全部そう。


自分のことだけだったら、メソメソ泣いてんだよ。

他の子供がいじめられるのがガマンならねぇんだ。』」



私「え…。」



サ「『しんじゅの言葉がスッとこっちに入ってくるの、アイツの言うことにウソやゴマカシがねーからだ。

逆に、わざとらしいぐらい立派な事言ってる担任のセリフなんて、ペラッペラでなんも残んねぇ。


アイツは信頼できる奴だ。

そう思わないか?』」



私「ヨッちゃんがそんな事を…。」



サ「私もね、ヨシ君の言うこと、すーっと胸に入ってきたの。

ヨシ君も本心から言ってるって感じた。

理屈じゃないのよ、本音で言ってるって。


そしたら、ヨシ君真剣な顔して私に言ったの。


『お前、しんじゅにお礼言ったか?』って。

アイツはお前のファンなんだから、お礼を言われたら、メチャクチャ喜ぶぞって。」



私「ヨッちゃん!!!」((>д<))



サ「私、驚いちゃって!

なんで?って聞いたら、オレも女子のことはよく分かんね~けど、お前に癒されてんだとかなんとか言ってたぞってあきれた感じで言われた。」



私「ヨッちゃ~ん!!!!」(=◇=;)



サ「なんでなんで!?って私も驚いちゃったけど。


ヨシ君は、『お前にとっては、1クラスメイトかもしんねーけどさ。

あの場面で、お前の悪口断るって、そーとー勇気いるぜ?


アイツが勝手にやったって言われればそれまでだけど。

その勇気を汲んで、お礼ぐらい言ってやってもバチは当たらねぇんじゃねぇか?

仁義ってそういうもんだろ?

アイツ絶対喜ぶからさ、オレにできるのはそれぐらいなんだから、オレからも頼む』って。」



私「ヨッちゃぁぁあん~~~!!!」(〃∇〃)



サ「そんな!こっちからお礼を言わなきゃいけないのは分かっているけどって言ったら、なら好都合じゃねーかって。


それから、しんじゅちゃんが、どういう子なのか興味があったから話を聞かせてって言ったら、たくさん教えてくれたの。


『まずアイツは変人で昆虫採集が趣味だ』って話から。」( ̄へ  ̄ 凸



私「ヨっちゃァっァァァああ~ん!!」゛(`ヘ´#)



サ「うふ、動物がすごく好きとか、植物や魚を観察するのも好きだとか。

ピアノを5年習ってたとか、そろばんがすごく上達するのが早かったとか。


四人兄弟でお家が八百屋さんで、お手伝いをたくさんしているとか。

テスト勉強は実はあまりしていなかったとか!


すごいわ、それであの成績、ほんとに優秀なのね!」



私「え、あ、いや…。

家では私、できそこないで…トホホ。」(;´▽`A``



サ「は!?しんじゅちゃんが、できそこない!?

なんで!?」



私「あはは、上に姉弟がいて、二人ともほぼオール5で運動もできて顔もよくて口が達者で人気者なのよ…。

お母さん、私の事、いつもガッカリしている…。」



サ「えぇ!そんなそれはおかしいわ!

しんじゅちゃんは、本当はオール5も同然なのよっ!

くぅ~、でも、それより優秀な兄弟がいるって事もありうるのねっ!

信じられない、ウチの親なら、しんじゅちゃんの成績だったら、褒めちぎるのにっ!」



私「そんな事ないよ~…。」



サ「くぅ。上には上がいるのね。

でね、ヨシ君とは話が尽きなくて、ずっとおしゃべりしていたの。

2時間くらいかしら?うふふ、楽しかった。」



私「…ヨッちゃぁぁぁぁん………。」(-""-;)











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