兄「そうもいかない。

最初は見間違いかと思ったんだが、お前の背中に邪悪な気配を察知したからな。」



私「え…あ…そういえば、そうだった…。

なに?怖い…。」



兄「お前、思い当たるところはないのか?」



私「私、ぼーっとしてて…全然気付かなかったよ…。」



兄「まぁ、さもありなん。

今のお前の状態なら、隙だらけだ。

敵もそこを狙ってきていたんだな。」



私「敵…。」



兄「俺は、お前ほど霊感があるわけじゃないしな。

相手が何者かまでは、普段は分からないんだが。

俺の視た感触だと、40代のメガネにパーマをかけた、性悪そうな顔つきをした女性の霊だったぞ?」



私「え…それ、私の担任…。」



兄「あぁ、小動物のような目でつり上がっていた。

実に下品な顔立ちと邪悪な雰囲気を醸し出した存在だったな。」





私「え…でも、先生、生きてるよ?」



兄「あぁ、あれは俗に言う、生霊というやつだと思う。

生きている人間の思念が肉体から飛び出て、呪いたい相手にとり憑く、というやつだ。」



私「いきりょう…。」



兄「あぁ、生きているだけでも迷惑な存在の上に、霊的ないやがらせまでしかけてくる。

とんだ教師を担任に持ったものだな、しんじゅ。」








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