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ひろみちゃんが、ここぞとばかりに騒ぎ出した。



岡田「そうや!そうや!

その通りや!

そんなにしんじゅが気に入らんかったなら、自分が出てけばえぇやんか!

あいつ、自分勝手やで!」(`Δ´)





伊藤「…そうよね、勝手よね…。

なんで、周りを巻き込んで、しんじゅさんにつらくあたるのかしら…って感じていたのよね。」( ̄_ ̄ i)





小島「むぅ~、近藤さんたちが強く言うから、こっちも手出しできない感じでさ、そのうち上田さんとしんじゅさんが仲直りすればおしまいかと思ってたけど、そもそも上田さんがおかしいんだから、しんじゅさんなんて、どうしようもないじゃない…。



こないだ、しんじゅさんが、近藤さんたちの机を蹴っ飛ばしたのをみて、アタシ、スッとしちゃった。」( ´艸`)





上島「俺も。

あぁ、なんか、コイツの言うことって、そのまんまだよなって。

なにも難しい事言ってねぇじゃねぇかって思ってさ。



上田がヒステリー起こして、ギャーギャー言ってて、お店で泣きわめく子供かっ!?って思ってたんだよ、俺も。」





加藤「あぁ…。

僕、気分が悪くてさ…。

細かい事情がわからないから、外野がなにかいうのも、失礼かなと思って黙ってたんだけど、やっぱりあの言葉遣いとか…。

気持ち悪くてさ…。」。(´д`lll)





私「あぁ、うん、言葉遣いも悪いよね…。」





伊藤「そうよね…。

でも、こないだ近藤さんたちが、上田さんに聞いていたのを聞いたのよ。

しんじゅさんになにかされたんでしょ?隠さずに教えてって。」





小島「で?」





伊藤「それが、上田さん、そんなの関係ない。

あの子が教室にいるのが悪いの一点張りで。

近藤さんたちも、ちょっとモヤっとしていた感じだったわ。

なんで、ハッキリ言ってくれないのかしらって。」





岡田「言えるわけないやん!

アイツ、しんじゅになにもされとらんのやで?

妄想やろうが!」゛(`ヘ´#)





加藤「妄想…。

そうか、そう思えば、全部説明がつく気がするね…。」( ̄□ ̄;)





上島「妄想か…。

そうか、そうだよ、俺もあいつにリコーダーを捨てられてさ、カンカンに怒ったら、自分は親切でやってやった、感謝しろって怒鳴りだしてさ。

しんじゅが触った机の上に置いてあったから悪いんだろうが、アタシが処分してやったとか言い出して。



はぁ?って感じで、俺、まともに相手しなかったんだけど、そうだよ、そういう事なんだよ。

アイツ、しんじゅがなにか変なもの持ってるかなんかだと思い込んでて、俺たちに触るなって騒いでいただけなんだ。」( ̄∩ ̄#





小島「妄想…。

それで、国民的美少女とか言ってたの、あの子…。

話をはぐらかすために言っているんだと思ってたけど、もしかして、あの子本気で自分を美少女だと思っているとか…。」(  ゚ ▽ ゚ ;)





伊藤「ありえるわ…。

あの子、自分が可愛い子だから、狙われたとか怯えてたけど、アレ、本気だったのかも…。

え、いや、え…ちょっと、それって…。」((゚m゚;)





上島「アイツ、いつもしんじゅから逃げ回るくせに、わざとしんじゅに近づいて、鼻をつまんで『くっさぁ~い!』とか言ってるじゃん。

俺、あれが信じられなくてさ。

多分、アレだな、俺が上田が怪しいって思ったきっかけって。」(−_−#)





加藤「…あのさ…。

僕さ、実はさ…。

上田さんから変なにおいがするんだよね…。」(・_・;)





岡田「え?なんなん?加藤君。」





加藤「あのさ、そのにおいっていうのがさ、強烈でさ…。

僕も今まで嗅いだことのない臭いでさ。

みんな、どうして騒がないんだろうって、不思議だったんだよ。」(・_・;)





伊藤「別ににおわないわよ?あの子。」





加藤「そうだよね、みんなそう言うんだよね…。

でも、僕、上田さんの体の近くから、ものすごい悪臭がするんだよ。

そう感じてるの、僕だけ?」(´□`。)





岡田「ウチは気づかんけど?

そりゃ、多少の汗臭さとかはあるかもやけど、気にならん感じやな。」





上島「…俺も、ちょっと感じる。

上田から、なんか、ドブみたいな臭いがするんだ。

普段、あまり席が近くないから、気にならないけど、たまに接近すると、うっと来る。」。(´д`lll)





私「え?」( ̄□ ̄;)





小島「えぇ?そんな全然そんな事ないよ?

で、加藤君はどんなにおいに感じるの?興味がある。」∑ヾ( ̄0 ̄;ノ





加藤「僕のは、多分、上島君が感じているより、強烈なんだ。

動物臭いっていうのかな、なにか強烈なオシッコの臭いっていうか…。

なにかが腐ったような臭いがするんだよ。」。(´д`lll)





私「えぇ!?そこまで?」( ̄□ ̄;)





岡田「そんな強烈やったら、クラス中で大騒ぎやろ!」Σ(・ω・;|||





伊藤「えぇ、全然。

アタシ、あの子と給食の時、席すぐそばだけど、全然感じないよ?

勘違いじゃない?」





加藤「勘違いじゃないんだ。

えっと、半径3mくらいに入らなければ、気にしなければ、気にならない程度なんだけど、とにかく強烈な臭いで。」o(TωT )





上島「上田って、動物飼ってる?」





私「犬を飼っているけど…。」





加藤「そんな、ただペットの匂いが移ったっていうレベルじゃなくて、ほんとにものすごい臭いなんだ。

汗とか、オシッコとか、動物とか、なにかが腐ったような目に刺さるような悪臭がするんだ、彼女から…。



あの子がしんじゅさんのことをくさいとか騒ぎ出すと、ぶわっとそのにおいが教室に広がる。

もう、僕、いてもたってもいられなくて、なるべく教室にいないようにしていたんだよ。」。(´д`lll)





岡田「しんじゅ、なにか感じるか?」





私「いや、私は基本的に四季子ちゃんには近づけないから…。

体臭があるとか、どうとか、感じたことはなかった。」( ̄□ ̄;)





加藤「でも、わざと周りをうろつくときあるよね?

その時はどう?」





私「いや、においとして感じてはいないな…。

ただ、あの子が近づくと、頭がボーッとして、目がかすむ感じがして、貧血かなぁと感じてて。」(´_`。)





伊藤「あ!それある。

それ、他の子が言ってた、うん、遠藤さんだ。

あの子、上田さんと席が近くて、どうも調子が悪いと言ってた。」





岡田「…実はウチもや。

あの子を見ると、目がチカチカして、ちょっと頭痛がしてしまうんや…。

そばを離れると、そうでもなくなるから、自分の気のせいかと思っとったんやわ…。」(;´Д`)





加藤「一体どういう事なんだろう…。」





小島「聞いてみればいいよ、気になるなら。

みんな~、ちょっとこっち来てぇ!」





小島さんが、クラス内にいた児童たちを呼び寄せました。

たいだいのクラスメイトがもう、学校から去っていた感じでしたが、ランドセルを残して校庭で遊んでいた子供たちが少し残っていたのです。



私を取り囲んで総勢10名位の子供たちが、かわるがわるに私の頭の皮膚を見て、驚きつつも、上田四季子ちゃんに感じる感想を言い出したのでした。



概ね、なにも感じないという子供たちばかりでしたが、やはり5~6名の子供がなにかの異変を感じとっていたようです。

でも、すぐ隣前後の子供たちには四季子ちゃんから、悪臭を感じないという意見に、加藤君はしょんぼりしてしまったのでした。





加藤「でも、僕には強烈な臭いがするんだ…。」





私「う~ん、もしかして、加藤君はとても嗅覚に優れた体質の人かも知れないから、他の人が気にならないぐらいのものも、敏感に感じ取れるのかもしれないね…。

調香師とか、ワインのソムリエの人とか、ものすごい感覚が鋭いって聞いたことあるよ。」





小島「でも、すぐそばの席の子がなにも感じ取れないっていうのなら、やっぱり勘違いじゃない?

加藤君の言うレベルだったら、給食なんて、とても食べれないでしょう?

あ、加藤君、いつもどうしているの?」





加藤「うん、だから、上田さんとは距離取るために、わざと席替えしてもらって、別の席で食べてる…。

とてもじゃないけど、ごはんなんて、喉を通らないよ。」





私「そっか…。」





加藤「でも、不思議なんだ。

僕、そんな風に最初から感じてたわけじゃないんだ。

4月とか、5月はそうでもなかったんだ、急になんだよ、上田さんから変な臭いを感じはじめたのは…。」









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