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怒りでメラっとしました。



私が今まで四季子ちゃんに乱暴な口をきいたりしなかったのは、心のどこかで待っていたからでした。

自分が間違っていた、勘違いでしたと謝ってくれるのを期待していたのです。



私は自分の顔を見て、暴言や嘔吐を繰り返す、上田四季子という少女を心のどこかで信用していたのでした。

友達だったんだから、きっとまた、元に戻れるのではないかと、逃げ道を用意していたつもりだったのです。





私「…まだ喪があけてないわよ。

続けたら。」





四「えぇ~?なんかぁ、ちょっと飽きたしぃ。」





私「ケガレが大変でしょ。

49日まで頑張りなさいよ。」





四「う~ん、なんかぁ。

それもどうかなぁって気がしてぇ。」





私「……どういう意味。」





四「だってぇ、49日って決めたの、昔の人でしょお?

それで言うこと聞くのって、どうかなぁと思ってぇ。」





私「今まで散々人のことを無視していたくせになにを言い出すのよ。

せっかくだから、貫きなさいよ、ほら。

まだ日数あるわよ。」





四「そんな事したらぁ、夏休みまでいっちゃうじゃない。」





私「好都合でしょ。学校で顔合わせずにすむんだから。」





四「えぇ?そりゃそうだけどぉ?

アタシ、今年の夏休みはしんじゅちゃんと遊ぶつもりだったからぁ、ちょっと前倒しすることにしたぁ。」





私「はぁ?」





四「だって、8月になっちゃうじゃない、喪が明けるの待ってると。

だから、今から仲良くしよ♪」





私「アンタなに言ってんの。

いったい、どれだけ私に迷惑かけたと思ってんのよ?」





四「だって、最初からそうするつもりだったし?

それがちょっと予定より早くなっただけじゃない、なにを怒ってるの?」





私「…49日過ぎたら、元に戻れると思ってたわけ?」





四「やぁ~だぁ~、当たり前じゃなぁ~い。

変なしんじゅちゃ~ん♪」





私「変なのはアンタの方よ。

どのツラ下げて友達つきあいができると思ってんの?」





四「はぁ?なにそれ。

アタシ、最初に言ったよね?

喪があけるまで話かけないでって。

それなのに、学校に来ているしんじゅちゃんが悪いんじゃない。」( ̄^ ̄)





私「…話にならない。

友達つきあいは結構ですから、あっち行って。」





私が本をめくり始めると、再び本を取り上げてきました。





四「いやぁ~ん、しんじゅちゃんのいじわるぅ。

なんでそんな事言うのぉ?

アタシが仲良くしてあげるっていってるでしょぉ?」





私「バカなの?

私、どんだけ迷惑かけられたかわかってるの?

散々だったんだよ?」





四「えっ!そうなんだぁ?

じゃ~、ごめんね!(๑≧౪≦)てへぺろ」





四季子ちゃんは自分の口で『てへ』と言いながら、クチのはしから、小さくベロを出してきました。

軽い殺意が沸いてきました。





私「…それ、なんのマネ?」





四「いやぁ~ん、だからぁ、しんじゅちゃんって友達いないのよぉ。

アタシ、かわいいから、許してって意味♪てへ。

ホラ、笑って許してよ。」(。・ ω<)ゞ



今度はウィンク付きで、てへぺろ♡攻撃をかましてきた。

殺意のバロメーターがギュンギュン上がってくるのを感じた。





私「今の話聞いてた?

言ってること、やってる事、不適切なのよ。

私このクラスだけじゃなくて、町内会でもえらいおもいして、散々な目にあったの。

家族巻き込んで大変だったのに、かわいいから許してとか言われても殺意わくわ。」





四「きゃはっ♪

もぉ、しんじゅちゃんったら、かしこぶっちゃってぇ!

おバカなのに自分が賢いと思って、わけわかんない事言っちゃうから、誰にも相手されないんだぞっ♪」(^ε^)♪





手首をひねって、ぐーをつくり、顔の下にぴたっとくっつけて、体をなよなよとゆすりだして、そのまましゃがんで机の下から見上げてきました。



四季子ちゃんは、最近まで近藤さんたち女子の間でチヤホヤされた加減でマスターした可愛らしいしぐさを連発してきたのでした。



むちむちとした肉付きのよい腕がブルブルとふるえて、上目遣いをして、か弱い女の子を演出され、その醜悪さに唖然としてしまいました。





私「……なんなの、それ。

それで自分が許されると思ってるの。

全然カワイクないんだけど…。」





四「キャハッ♪

そりゃそうよね、しんじゅちゃんクラスの子にはこんなのできないよねっ♪

わかってないなぁ、しんじゅちゃん。

可愛い女の子は世界最強なのよ♪



これは可愛い女の子の特権♪

クス、かわいそ、しんじゅちゃん。」( ´艸`)










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