まだめまいが治っておらず、ブログはお休みさせていただいておりますが、禁断症状が出たので、ちょいと更新をば。



頭を動かすと、クラクラするので、じっとしていると平気なのですが、それだと治らないというジレンマでございます。



私の二大好物、漫画とブログ更新をお休みしている所存ですが、そうしますと、時間があまるあまる。



それで、せっせと部屋のお片付けをしていました。



毎日ちょこちょこといじっておりますと、目に見えてキレイになるので、気持ちも華やぎます。



部屋は心の状態を表すと、どこかで読んだ覚えがありますので、すさんでいた部屋を整えていると、どんだけ自分をぞんざいに扱っていたんだろう…と、思い知らされますね。



うわ、このパジャマ、もう15年も着ているよ、生地、ペラペラじゃん…。

うわ、この布団カバーも15年も使っているよ、ペラペラじゃん…。



捨てるのはもったいないので、はさみでカットして、汚れ落とし用の布切れとして再利用するのですが、そういう布切れだけで、ビニール袋ふた袋分、溜まってしまっておりますよ。



それを消費するのも、楽しみになっております。







さて、めまいに倒れたのは、GWのラストの土曜日です。

金曜日は伊勢神宮へとやほーと楽しんでいたのですが、土曜日に目が覚めると、うまく起き上がれない。



疲れがでたのかなぁと、一日寝ていれば治るわと思って、フラフラして家にいたのですが、日曜日になると、まったく歩けなくなってしまいまして、床を這いつくばってトイレに移動するという始末ですわ。



めまいがひどくて、食欲もなくて、あまり食べ物が食べられず、無理して食べると吐いてしまうという…。



トイレからベッドへの移動へ、ちょっと移動しては、床で寝て、二三分して起き上がって、ちょっと移動して、また寝て…で、ベッドまで4~5mの距離を移動するのに、何十分もかかるし、めまいと吐き気がひどくて、床に寝転びながら、アレ?これ、やばくね?



もう、二足歩行が自力でできない時点で、緊急事態じゃね?と、嫌な汗をかいて、日曜の夜に結局救急車を呼んで市民病院へと運んでもらいましたよ。



恥ずかしかったぁ~!



で、おそらく、耳が原因だろうけれど、念のためCTで脳に異常がないのを確かめてもらって、点滴打ってもらって、その日は帰宅したのですが、もぉ翌日もめまいがひどくてね、やっぱり食事が全然とれなかったんですよ。



とても、起きていられなくてね、しかし、なにか食べないと、それはそれで栄養失調になっちゃうっていうか、私、自家中毒体質でしてね?



栄養が足りなくなって、脂肪を分解して、エネルギーに変換するときに、血中にアセトンという物質を発生させてしまう体質でして、これは猛烈な吐き気を催す物質でして、つまり自分で自分を攻撃してしまう、めんどくさい体質なのですよ。



めまいの上に吐き気とか、冗談じゃないっすよ。



しかし、弱った、食事の支度もできそうにないし、困ったな…と思ったら。



二週間ぐらい前に、ふと、玄米フレーク的なものを買っていたのを思い出して、引っ張り出して、冷蔵庫に豆乳もあったので、シリアルをカシカシといただきました。



よかった、これなら、炭水化物と糖分を摂取できて、自家中毒を起こさずにすむ、セーフ、と胸をなでおろしました。



結局4日目には、無理くり仕事に行って、その日のお昼にまともな食事をして、ほっとした、という感じでした。





で、この玄米フレーク的なものを買った時のことですが、そこはあまり普段利用しないスーパーだったんです。



一通り、ほしいものをカートに入れて、さ、会計をするぞ、と思ったら、ふとこのシリアルが目にとまって。



『非常食だ』



という、なんか、ガイドメッセージみたいなものを感じて、久しぶりにこのシリアルを購入していたんですよね。





結局、私がその数週間後に倒れると、分かっていて、先に非常食替わりに、手軽に食事できるものを用意しておいてくれた感じですかね。



ありがたいっす。





今はめまいがひどくて、あまり細かい作業とかできなくて、もう、仕事終わったら、ぐったりしているんですけど、日常生活にはそれほど支障がない感じですので、大事とって、ゆっくりさせてもらっております。





来月には九州に旅行に行く予定ですから、そろそろ治ってほしいところです。



もう少し、お部屋のお片付けと、自分の体調を整えることと、心の中の整理期間かな、と思って、内省したいと思います。



ではでは、皆様も素敵な週末をお過ごしくださいませ。







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こんばんは、いつも読みに来てくださって、ありがとうございます。


先日、ひどいめまいに襲われまして、病院で検査した結果、耳の中にある耳石というものが、はがれ落ちたのが原因だという事でして。


治療法が、自ら動いて、石が元の位置に戻るのを待つというものでした。

なんか、大雑把な説明やなぁと思いつつも、毎日めまいの中で、生活してます。


そのうち治ると思いますが、治るまでしばらく更新お休みしますね。

心配せんといて、おくんなまし。

ではでは!










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私は無類の漫画好きで、近所にレンタル屋さんがあって、ずっと利用してきた。



ここの店長さんと仲良くさせてもらっていて、お互いおすすめの本を言い合ったり、感想を伝えたり、世間話をしたり、お互い一人暮らしなので、お野菜や果物をシェアしたりとか、親しい感じでお付き合いさせてもらっていた。



店長さんは、本の仕入れをしているが、全部目を通しているわけではないので、私に感想を聞いてくる。



で、あーだ、こーだと話に花が咲く感じで、かなり楽しかった。



しかし、今はデジタルの時代で、お店を仕舞うことになった。

それで、せめて、最後に少しでも売上に貢献したくて、この4月はほぼ毎日レンタル屋に通って、せっせとコミックを読んだりしていたが、とうとう30日をもって閉店してしまった。



閉店時間は午後9時で、いつもギリギリに飛び込んで何冊かかりて、翌日返却するという生活を送っていた。



さみしい。



そして30日の最終日にそっと花屋さんで花束を買ってきて、おつかれさまですとプレゼントさせてもらった。





私は年齢の割に、幼稚な人間で、ほんとにコミックにどれだけ助けられたかわからないし。

子供時代、かなり過酷な感じだったが、いつもそばにコミックがあった。



そして、レンタル屋の店長さんには、けっこう、スピリチュアルなことはのぞいて、あーでもない、こーでもないと人生相談に乗ってもらっていたのだ。





例えば、ブログを書いていたら、弟が私が父親に性的虐待をされたと被害妄想をネットに公開していて、姉貴(私のこと)は頭がおかしい、と、私の姉に伝えていて、それを聞いた姉から、めちゃくちゃ怒られてしまって、ショックだったとか。(´д`lll)



最近はめっきり減ったけど、ネットでの誹謗中傷もある。



そういう相談に乗ってもらったりとか。

けっこう、ナイーブな相談も乗ってもらっていたりしていたのだ。





恥ずかしい話、会社ではおミソな私。

仕事はなかなか覚えられず、オロオロしてばかり。(´□`。)



ブログを読んでいらっしゃる方は、もしかして、私がバリバリに仕事できる人だと思われてしまっているかもしれないが、現実は全然そうでもない。



そういう、仕事失敗しちゃった、会社の後輩に軽蔑された、上司にセクハラされたとか、そういうデリケートな相談もけっこう乗ってもらっていた。





子供のころから父親に暴力を振るわれて、肋骨を何回か骨折してたとか、男性が苦手だとか、貧乏生活してたから、お金に意地汚いとか、そういう話もしてた。





実はリアルではそんなに友達がいない。

いや、いるは、いるんだけど、そんないつもいつも会えるって感じじゃないし。



男性って、父親の件があって、ちょっと苦手だし、恋人なんてほとんどいたためしがないし、女性も実は四季子ちゃんの影響が強いとおもわれるが、女性が怖いという気持ちもあって、実は男性より女性のほうが怖いというのもある。

(今書いている話は、まだかわいい部類の話で、四季子ちゃんの行動はどんどんエスカレートしていく。)



黄色の花びらのお花でそろえた大きな花束を渡したら、そういうのを持ってきたのは私だけだったらしくて、店長さんはおどろいていた。



なぜか、思わず、自分が泣いちゃっていた。(´;ω;`)



そしたら、店長さん、自分の体が動くうちに店じまいしないとね、と微笑みながら。



『私、お母さん替わりできたかしら?』



と、言われた。





そう、私も自分ですっかり忘れていたが、お母さんが恋しかったのだ。

私は自分で気づいていなかったのだ。



お母さんは小学4年生の時に、正気を失ってしまっていたし、それ以前からお父さんの暴力から私を守ってはくれていなかった。

私はさみしかったのだった。

もう、全然、いい年した大人だったが、いくつになっても母親が恋しかったらしい。



そういうことは、ずっとリアルの人にお話できなかったのだ…。





なんだか、そんな風に気に留めてもらえていたんだってことに、感動してしまった。



そんな風に、優しい人もいて、私はやっぱし、恵まれているなぁって思うのだ。。゚+(σ´д`。)+゚







そういう感動と、さみしさも手伝って、ぶわぁ~っと、ブログを連続更新していたのであった。



ちょっと、オチがうまくつくれなくて、申し訳ないけれど、そういうのがあった、というお話。











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なんか、腕の筋がつっぱった感じで、ちょっと痛い…。



これ、もしかして、腱鞘炎っぽいのかもしれない…。



ここんとこ、ハイペースで飛ばしすぎたか、一日に10本ぐらいブログアップしているしな…。



内容は考えて書いているものじゃなくて、記憶の掘り起こしだから、文章化するのは簡単なんだけど、内容がヘビーで、時に長いのも、混じっているから負担が半端ねぇ。(´_`。)





アホだな。



さて、前回はちょっと殊勝なこと、書いちゃったけど、やっぱり四季子マウンティングは半ぱねぇ…。(ノ◇≦。)



あの『殺意』のエピソードはやっぱりちょこちょこ記憶が抜け落ちている気配がする。



他の話は、かなりスラスラ書けるけど、あの話は話しの流れがちょっとイマイチ。





四季子ちゃんという女の子はあの時、12才だったが、人の死が理解できていない子供だった。



家族が死んだら、悲しいものだということも理解していない子供で、私はこの時まで、そんな子供がいるなんて、想像もしていなかったのだ。



そして、辛いなら死ねばいいとか平気で言う。



それも、悪気があるのではなくて、本気で言っている。

いいことを言っていると、心底信じている、そういう子供だった。





余談だが、彼女はこれ以降、赤木先生を含め、クラスメイト全員から、卒業まで、誰にも目を会わせて話をしてもらえていなかったと思う。



あの時の様子を見ていた子供たちが、気味悪がって、彼女をさけたのが原因だったが。



四季子ちゃんは、今までは、なにかとバカにされたとトラブルを起こしてきたので、クラスメイト全員が、自分に無礼を働かなくなって、快適そうだった。



当時の四季子ちゃんという女の子は、相手が嫌がることが、なにか、ということが理解できない子供だった。





そういう子供もいるし、いた、というお話。





大変だったな、小学生しんじゅちゃんは。



ではでは。










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やっぱり長い話になっちゃいましたね。



こっからは、未来予知とかサイコメトリーとか、諮問委員会との取引の話になっていきます。

で、ブラックしんじゅ誕生するっていう流れですかね…。



あと、すっかり忘れていましたが、クラスメイトに加藤君という敬虔なカソリックの子がいて、四季子ちゃんの臭いに反応しているという体験談、面白いですね。

この話も、またいずれ出てきますので、今後のエピソードの伏線となっております。





また、すっかり忘れていましたが、小島ちーちゃん(仮名)という女の子も面白いですね。

これがきっかけで仲良くなりまして、中学、高校とつきあいが続いていきますね。



20才くらいまでは、ちょこちょこ遊んでいたんですけど、今はどうしているかなぁ?

年賀状のやりとりは続いておりますよ。



ちなみに、過去の少女時代ではちーちゃんの出番はまったくありません。

クラスがちがっていたので、エピソードははしょってしまっておりますが、霊感少女の友人Kといつも一緒に行動していましたよ。



岡田ひろみちゃん(仮名)は、ちょこっとだけ、中学生編に友人Oとして出てきてますね。





うん。

上田四季子ちゃんという女の子は実在する人物です。

というか、全部実話体験談です。





自分で記事に起こしていて、オイオイ、こんな事あったんかいな…と、驚いてしまいます。(すっかり忘れていた。)



このブログでは四季子ちゃんをフューチャーしておりますが、実際にはいろんな人達と出会って、交流もあってで、彼女はただの私の友達の一人として、毎日の生活では埋没した存在となっておりまして、当時はそこまでのキャラクターだとは気づいておりませんでしたね。



この子はまだまだいろいろ事件を起こします。

なので、これでやっと半分くらいまできたかなあ…。



なんだろうなぁ、アタシ前世でなにか悪いことでもしたのか?ってくらい、どんどこいろいろ事件が起きますが。





ま、小宮雅子というサイコパスに目を付けられたのが原因でしょうね。

母はそれで亡くなってしまっております。



そして、彼女に操られて犯罪に走ってしまった少女たちを、結局助けてしまっているんですよね、私。

障害児クラスの子どもを襲撃した姑息女子以外は、すべて私が被ってしまって、何事もなかったかのように暮らせるようにしてしまっています。



まるで火付けと火消しの関係のようなものでしょうか…。





一昨日の記事、『殺意』のエピソードは書くのに苦労しましたし、半年ほど前に思い出した時は、四季子ちゃんへの殺意で、私の精神状態もかなり悪くなってしまいましたが、今となっては平気です。



パンドラの箱を開けたら、災いが飛び出したけど、箱の中には希望が残っていた…。



そういうものかもしれません。



ふたを開けてみれば、そこまで恐ろしくはなかったのです。







どんな生き方をしていても、最後は死というエピローグへ向かって、全員が生きています。



過去を振り返っている私は、ちょっとあれですけど、やはり毎日を大切にしたいと思うのですよね。



大切なんですよ、変わらずにあるものは、何一つないのです。





私はブログを書くのに、夢中になっていて、これも幸せだなぁと思うのです。



子供時代、弱虫(だと自分では思っていた)の私をなぐさめてくれたのは、楽しいコミックたち。

辛い現実も、笑いに変えて、しぶとく、たくましく生きようという活力を与えてくれた、心のビタミン剤みたいに思っています。



みなさんの生活にも、そういうもの、ありませんか?



私は…ちょっとおこがましいのですけれど、私の体験談を読んで、ちょっと現実を忘れてもらって。

ハラハラ、ドキドキ、ワクワク、そういうのを擬似体験してもらって。



あ、ちょっと違う世界を知れたな、こういう考え方もあったのか、面白いなって、そんな気分転換や発想の転換のきっかけに使ってもらえれば幸いだと思っております。







どうか、みなさんも、ご自分を、そしてご自分をとりまく環境を大切にして。



愛情を持って、接していかれましたら、きっと好転していくのではないのかな…と私は思います。





ではでは。












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私は顔面蒼白でカタカタと震えているだけでした。


対する四季子ちゃんは、手応えを感じなくなった私にものたりなさを感じて、私のおでこを人差し指でツンツンとつついてきます。



四「ねぇえぇ~、しんじゅちゃぁ~ん。

なにぃ、もぉおしまぁい?

なにか言ってよぉ。」



私「………。」



四「えぇ~?シカトぉ?
そんな、つまんないなぁ、四季子。

ま、今日は満足したから、いっか♪

じゃ、いつ家に遊びに来る?」



私「…は?」



四「だからぁ、友達でしょぉ?」



私「…なにを…。」



四「うふふ、だからぁ、しんじゅちゃんおとなしくなったしぃ?

ちょうどよく、調教できたかなって、四季子思うの。」



私「ともだち…。

私を…。

今、死ねって言ってた私をともだち…?」



四「そぉよお?
死にたかったら、そっちでもいいけどぉ?

お母さん死んじゃって、さみしいんでしょ?

四季子、とめないけどぉ?」



私「あなた…なにを…。」



四「う~ん?個人の自由?

そういうの、認めるのって、大人じゃない?」



私「は…。

何を言って…。」



四「んもう!つまり、引き立て役ぅ?

しんじゅちゃんは、アタシの美しさとか、賢さを引き立てる、ちょうどいい座布団なのっ!」



私「それをともだちって…。」



四「そうよぉ?アタシの役に立てれて、光栄じゃない!」



私「アンタ、オカシイ…。

狂ってるよ…。」



四「はぁ?おかしいのはしんじゅちゃんでしょお?

アタシの言うこと、素直にきかないからぁ。

だいたいアタシが友達になってあげるって言った時、生意気に断って、アタシのことをバカにしたでしょお!

自分は障害者のクラスにいたバカのクセに!」



私「は…。

どこの世の中に、死ねってはやし立てる友達がいるのよ…。」



四「ここにいるじゃない。

しんじゅちゃん、そんな事もわからないのぉ?ばかぁ?キャハっ♪」



完全に教室内の空気が凍りついた。

クラスの誰も、もう、四季子ちゃんをかわいそうな被害者だとは思わなくなっていた。



私「四季子ちゃん…。

あなたは、目に見えないけれど、とてもひどいことをした…。

友達だと思っている人の心を踏みにじった…。

四季子ちゃんにとって、もしかして、身内を亡くした友人というのは、私が初めてだったかもしれない…。」



四「うん、そうね。」



私「私の友達だというのなら、一つだけお願いがある…。

家族を、親しい人を亡くした人に向かって、軽々しく死ねとは言わないで…。

悲しい気持ちが理解できないからと言って、死んだ人の事を悪く言わないで…。」



四「えぇ~?お願いが一つって言いながら、二つ言ってるよぉ?しんじゅちゃん。

そんなに覚えられないよぉ。」



私「そう、二つ覚えるのが難しいの…。

それなら、一つだけ。

親しい人を亡くした人に向かって、死んだ人の事を悪く言わないで…。

心に鉛が入ったように、気持ちと心が重くなるから…。

もしかしたら、四季子ちゃんの身に危険がおよぶかもしれないから…。」



四「えぇ~?危険~?なんでぇ?」



私「悲しみの淵に沈んでいる人は、とても繊細でギリギリの状態で生きている。

そんな時に、無神経な発言をしては、何をされるか、わからなくなってしまうよ?」



四「そんなの、非常識な事をしようとする人が悪いんじゃない。

四季子、悪くないもん。」



私「…お願いだよ、四季子ちゃん。

この苦しみを、他の人に味あわせないで…。

この苦しみは、私一人で十分だ…。

私の犠牲を無駄にしないで…。」



四「えぇ?」



私「友達付き合いをしたいというのなら、この条件をのんで…。

以後、親しい人を亡くしたばかりの人の前で亡くなった人の悪口を言わないと誓って…。」



四「う~ん…。

わかったぁ!ま、一応ね!」





私たちの会話を聞いていた子供たちが、いっせいに四季子ちゃんをにらんできます。



やっぱりさっきのは聞き間違いではなかった。

以前は赤木先生にうやむやにされてしまったが、コイツがしんじゅをいじめていたのに間違いない。

気持ち悪い、こいつを叩きだしたい。



そんな子供たちの心の声が聞こえてきました。





私「…私、頭痛いから…。

風邪ひいたかもしれない…。

この部屋、空気悪い…。

うつるといけないから、四季子ちゃん、外の空気を吸ったほうがいいよ…。」



四「えぇ?

アタシ、風邪とかひいたことないから、大丈夫だよ?」



私「いけない。

四季子ちゃんが平気でも、四季子ちゃんの体に風邪の菌がついて家までついて行って、体の弱い美輝お姉さんにうつってしまうかもしれない。

四季子ちゃん、今すぐ手洗い場で手を洗ったほうがいい。

しっかり、流水にそそいで、手洗いしてきて…。

ほら、美輝お姉さんのためだから。」



四「え~?心配しすぎだと思うけどぉ?」



私「夏風邪はこじらせるとやっかいだから、ホラ。

手洗い場に行って。

美輝お姉さんのためにやったって言ったら、きっとお母さんも褒めてくれると思うから…。」



四「う~ん、わかったぁ。」



教室内にいる子供たちの、殺意にも似た敵意を向けられながら、四季子ちゃんはご機嫌で教室の外へと向かいました。



四季子ちゃんが教室のドアを抜けるのと、ほぼ同時にひろみちゃんが戻ってきました。

ひろみちゃんは、手をハンカチで拭きながら四季子ちゃんの様子を見守りながらすれ違いで入ってきました。



岡田「なんや、なんや、上田、注目の的やな。」



私「あぁ…。」



私は机の上に置いてあるファーブル昆虫記の上に自分の両腕をのせて倒れ込みました。



岡田「どないしたん?」



私「頭痛い…。説明は後でいいかな…。」



岡田「そおか?ほな、ウチ、静かにしとるわ。」



私「ひろみちゃん、お願いがある。」



岡田「なに?」



私「今、四季子ちゃんと話をしたくないんだ。

この後の休憩時間もずっと私のそばについていて欲しい。」



岡田「了解。

あの子、めんどいもんな。

顔色悪いで、ちょっと寝とき、しんじゅ。」



私は本の上にうつぶせになりました。


さきほどの四季子ちゃんとのやり取りを思い出して、ぞっとしていたのでした。

もう少しで、私は殺人を犯してしまったかもしれない。


いったいあの子はなんなんだ。

まるで、ねずみをいたぶる猫、まるで蝶の羽をむしり取る、虫の足を一本一本もぎ取る、無邪気な子供みたいな…。

狂気…。



ポン。



ひろみちゃんが、私の頭の上に手のひらをのせました。



岡田「しんじゅ、おまはん、今、余計な事を考えとるやろ。

いいから、頭休めろ。」



私「ひろみちゃん…。

君はなんて、いつも菩薩様みたいなんだろうね…。

ホッとするよ…。」








おしまい。(タイトルはジョジョの奇妙な冒険からのパクリです。)





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私「………そう。」



私は毒気を抜かれていました。

四季子ちゃんの言った『分からない』この言葉にウソ偽りはなかったのです。



悪意のかたまりのような四季子ちゃんには、悲しいとかさみしいという感情が理解できない。

良心のカケラもない非情な発言が出る、その理由がわからなかったのですが、彼女にはそもそも悲哀という感情を持ち合わせていない。



それが、妙に納得がいったのでした。





ふと兄のセリフを思い出しました。



兄『…そいつらの葬式にはきっと誰も人が集まらない。

それだけ不義理をしていたんだからな。』





それを思い出して、ほんの少しでも、意趣返しをしてやりたい気持ちになったのです。





私「…きっと、四季子ちゃんのお父さんとお母さんのお葬式には人が集まらないだろうね…。」





四「きゃっはぁ!縁起でもないこと言わないでよぉ!

しんじゅちゃんのお家じゃないんだからぁ!



ウチのお父さんとお母さんが死ぬわけないじゃない!

二人はうんと長生きするんだからぁ、きっとお葬式やるのは、50年とかぁ!何十年も先よぉ!」





私「…そう…だといいね…。」





四季子ちゃんには、身内の死というものがまったく身近に感じとれていないのが、よくわかりました。



おい、今、上田しんじゅの家のことをバカにしていなかったか?

死ぬとかそういう事、やっぱりさっきから言ってるよね?というヒソヒソ声が聞こえてきます。



この大はしゃぎする声に、クラス内の子供たちは、ピタリと動きを止め、息をのみ、完全に私たちに注目をしていたのでした。







四「うぅ~ん、それじゃあ、しんじゅちゃんは、お母さんが死んでさみしいってことぉ?」





私「………。」





四「あっ!それじゃ、いい方法があるよぉ?

しんじゅちゃんに教えてあげる♪」





私「…えっ!?」( ̄□ ̄;)





四「つまり、今まで一緒に暮らしてきたからぁ、二度と会えないのがさみしいっていうんでしょお?

なら、会わせてあげる♪」





私「えっ!?どうやって!?」( ̄□ ̄;)!!





四「簡単よぉ~。

しんじゅちゃんが死ねばいいのよぉ~。

それで、万事解決!うふ、四季子、かしこぉ~い、キャハっ!」ヽ(*´∀`)ノ 





私「………。」





再び血の気が引く思いがしていたのでした。。(;°皿°)



体が動かない、このバカのセリフを聴き続けるのは、もう耐えられない。

逃げなければ、逃げなければ、体が鉛のように思い。



どうやら重度の貧血を起こしていたようで、激しいめまいにも見舞われていました。





四季子ちゃんは、私の逡巡に構わず、パンパンと手拍子を打ちながら、私の体の周りをぐるぐると回り始めました。







四「死~ねっ♪、死~ねっ♪、ホラ、死~ねっ♪、ホラホラ死~ねっ♪、死~ねっ♪

なんで生きてるのぉ?ホラ、死~ねっ♪、ホラ死~ねっ♪



どうちたんでちゅかぁ~?

しんじゅちゃん、お母さん死んじゃってちゃみちいんじゃなかったんでちゅかぁ~?

おっぱいこいちぃでちゅよぉ~♪



ホラ、死~ねっ♪、死~ねっ♪

死んだら、今すぐお母さんにあえまちゅよぉ~♪」





四季子ちゃんは、私の体の周りをぐるりと3周して、そこで飽きたようでした。



私はカタカタと貧血を起こして、椅子の上から動くこともできずに固まっていました。





クラスの中の子供たちは、完全に水を打ったように静かになっていました。



四季子ちゃんの異様な行動に、かたずをのんで見守っていただけで、目玉だけをこちらへ向けて、信じられない気持ちで見ています。



四季子ちゃんをのぞく、全員が寒気を覚えて、凍りついていたのでした。







おい、あれ、なんの冗談?


いや、シャレにならんだろ、相手はしんじゅだぞ?


さっきから、死ねって言ってたような気がしてたけど、やっぱり言ってる…。


なにあれ、上田さんがいじめられてるっていう話じゃなかったの。


なんでしんじゅおとなしく聞いているんだ?


アイツ顔面蒼白じゃね?貧血で動けないんだよ。


誰か助けてやれよ。


やだよ、あんなの怖くて手出しできない。


やっぱ、マジだったんだ、上田キチガイだったんだ…。





私はただただ、椅子の上に座って、カタカタと震え続けることしかできなかったのでした。












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明るい7月の日差しを受けて、教室の中は爽やかな陽気に囲まれているはずでしたが、四季子ちゃんの言動に、教室内にいた、子供たちはそれぞれの会話をやめて、ヒソヒソと話し声をしたり、緊張した感じでこちらへ聞き耳をたてている様子でした。



もう、だれも、雑談を楽しんでいなかったのです。



私は、もう、疲労しきっていて、頭が混乱していたのですが、四季子ちゃんは、自分のセリフに打ちのめされたものと感じたようで、ご満悦の表情を浮かべていたのでした。



私は喉がカラカラで、頭の中が真っ白になりそうになりながらも、必死で言葉を紡ぎ出しました。





私「…なんで…なんで、そんな事を言うの…。

あたしたち、友達だったし、あたし、お母さんが亡くなったんだよ…。

家族を亡くしたんだよ…。

どうして、そんなひどい事を言えるの…。」





四「はぁ?ひどいことなんて、言ってないじゃない。

アタシは事実を言っているだけよぉ?」





私「…違う…

そういう事じゃなくて…。



家族を亡くした…。

いつも一緒に暮らしていた、生まれた時からずっと一緒だった人と、お別れしたのよ…。



それは、悲しいとか、さみしとか、そういう気持ちを持つことになるのよ…。

それが分からないの…?」





四「はぁ?そんなの分かるわけないじゃなぁ~い!

変なしんじゅちゃん、プ。」





私「…は?」





四「だって、四季子、家族を亡くしたことないんだもん。

経験したことないことなんて、わかるはずないわぁ?

変な事、言わないでよぉ。」( ̄▽ ̄)





四季子ちゃんは、無垢な赤ちゃんのようににっこりと微笑んだ。





私「…分からないの…。」





四「うん、分からない。」





私「…悲しいとか、さみしいとか…。

想像できないの…。」





四「なにそれ。」





私「…四季子ちゃんは、家族で亡くなった人っていないの…。

おじいさんとかおばあさんとか…。」





四「いるよ?」





私「じゃ、分かるんじゃない…。」





四「えぇ?だって、死んだのアタシが2才の時だよ?

覚えているわけないじゃな~い。」





私「覚えていないから、分からないと言うの…。

家族を失う痛みを想像できないの…。」





四「なに言ってんの?しんじゅちゃん。」





私「家族だよ…。

いつも一緒にいた、家族と二度と会えなくなるんだよ?

想像しただけでも悲しくならない?」





四「分かんない。」





私「分からない…。

そうか、分からないんだ…。」












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